ガイドブックとしては建築的な価値などより、展望目的の評価が高いのだと思います。

ガイドブックが星をつけたのは、観光客が訪れる目的が建築物や行政府の見学としてではなく、展望台からの東京の景観という意味ではないのでしょうか?

それを取り違えてるので丹下健三の建築的評価や都庁舎としての価値などのピントのズレた話になってしまうのでしょう。

個人的には丹下氏の晩年の「赤坂プリンスホテル」・「東京都庁」・「幕張プリンス」は駄作だと思っています。都庁に関してはコンペ相手の松田・平田・坂本の先生から少し経緯を聞いていたので、その意味でもちょっと関心してません。

でも観光客が訪ねるのにはまったく関係ない話ですよ。おそらく実際に都庁に行って景色を堪能した人の評価と訪ねないで漠然とした都庁のイメージや雑学的な情報だけで判断しようとするとズレが出てきてしまうのだと思います。

それから躯体の防水保障期間が例えば10年間だとしても、大手ゼネコンの場合はあまりひどい漏水の場合、高額の補修費を都に対して請求するのは厳しいでしょうね。漏水はやっかいですが、20年のビルリニューアルにバブル期の新築費用に匹敵するとは常識的にないでしょう。

新宿の夜景はネオンなどもあり、意外に暖色系の灯りも多いですよ。日本=蛍光灯 東南アジア=裸電球というような単純なイメージだとそうなるのですが、ビルのオフィス以外の明かりもけっこうあります。さすけねえ様も頭で考えるより実際に見てみたらわかりますよ。

歌舞伎町もそうですが、外国人さんを実際に案内すると私達の考えているステレオタイプの外国人観光客と今に人は興味が微妙の違うのに驚きました。新宿のネオンの写真もよく撮っていましたね。そういえば映画「ブラックレイン」、古くは「ブレードランナー」に出てきたような日本のシュールなイメージはあそこらへんから来ているのかも知れません。

PS

さすけねえ様のカテゴリーがエリアを特定しない国内全般なのですが、国内では出てきません。検索の際にも便利なので「国内」カテゴリーで登録したらいいように思います。

  • いいね! 0
  • コメント 0件

0件のコメント