Re: 救急車ないですよね ノンカイ在住の者です。 ラオスの医療体制は貧弱なので 金持ちのラオス人はノンカイやウドンタニの民間国際病院で診療 してもらいます。 病院側も国境を越えてタイーラオス間の送迎をする病院救急車を用意しています。 ノンカイやウドンタニの民間国際病院ではタイ語、英語のほかラオス語の表記が標準です。 数年前になりますがビエンチャンにある国立病院の女医さんと話したことがありますが 彼女の話では聴診器は個人専用のものはなく病院のものを奪い合うようにして使っているとのことでした。 今は少しは改善されたのでしょうか。 また、ヴァンヴィエンの友人宅に泊まったときの話では病気になるとピックアップトラックの荷台に寝かせて ビエンチャンまで連れて行くといっていました。 ラオスでは学校施設の貧弱さとともに医療体制の貧弱さも目立ちます。 それにつけてもノンカイの町で見かけるラオスナンバーの高級車(ベンツ、レクサス、ハマー、スポーツカー)に乗っている連中と一般のラオス人との格差はどうなっているんだと首を傾げたくなるときがあります。
貴重な話をありがとうございます そうなのですね・・・ ますますラオスに医療体制の必要性を強く感じてしまいました それも辺境地域だけではなく ビエンチャンの病院でもそんな状況だとは・・・。 行けるのは一部の人たちだけでしょうが タイにまで行かなくてはまともな診療を受けられないというのが 現実なのでしょうね。 金持ちじゃない一般の人たち、 タイに行くためのパスポートなんかもってない人たちもいっぱいいると思いますが 日常生活からして本当に不安な状況ですね。 ラオスはどんどん観光地化が進んでいますが 観光収入にしても、 同じように一部の金持ちを生んでいくだけであったら 医療などの社会基盤はほとんど変わらないでしょう。 もっとも基本的な もっとも大事なものが、 これだけ観光ブームに沸いている国で 著しく欠乏したまま、ただ放置されている。 観光地近くの道路で見捨てられ放置されていたケガ人たちの姿は それを象徴しているようにも思い出されます。 その光景は本当にヒドくて もしかしたら死んでいる人もいたかもしれません。
国境を越えて K28さん、お帰りなさい。 昨年、タイーミャンマー国境の三塔峠に行った時に帰りのソンテウを途中、3人乗りモーターサイが追いかけてきました。バイクの真ん中にはぐったりした女性が。 ソンテウに女性とその旦那さんと思しき若者が乗ってきました。タイ語が通じない!ビルマ人でした。 乗客の中にビルマ語が少し話せる女性がいたので、いろいろ聞いて確認すると倒れたとの事。片側の指が冷たくなって、ろれつもまわらない状態なので脳梗塞の疑いあり。一緒にサンカブリーの病院に行きました。 彼らはパスポートはないですが、国境を越えて一定のエリアまで行ける許可証のようなものを持っていました。隣接国の国境に近い住民はパスを持っているようです。いざとなると証明書を持って国境を越えて病院へ。ラオスやミャンマーからするとタイは進んだ国なんだとあらためて思いました。 パクセーからウボンに出稼ぎしてる人達もパスポートは持ってないですが、ボーダーパスなるものを持っていて、それで国境を越えています。私達外国人は国境で20Bの賄賂だったのですが、彼らは100B取られるとぼやいてました。 昔、北京で仕事をしたことがあるんですが、某大手ゼネコンの所長が北京でいちばん感謝されたのはODAで病院を建てた時だったといってました。その時は市民が皆、「日本が建ててるんだろう」と言ってくれたそうです。文化施設なんかやっても誰も知らないと嘆いてました。 今の中国では隔世の感がありますが、やはり医療はいちばん必要なのだと私も思います。そういえばポカラからアンナプルナにトレッキングで入ってる時もタンカに病人を乗せて山道を運ぶのとすれ違いました。