北駅の犯罪のにおい

１）昼間は、北駅の正面や中に入ったあたりの壁際に、浮浪者とまでは言わないが、
身なりのよくない男が、壁により掛かったりたたずんだりしています。
だいたい、アラブ系の出身のような風貌です。（黒人はまずいない）
この人たちは、通行人を見ていますが、物乞いするわけでもなく、
何のためにああしているのか、行くところがないからか、目的が理解できません。
この人たちが、すぐ犯罪に走るというわけでもないでしょうが、
雰囲気はよくないですね。

２）北駅で警官に発砲して銃撃され死亡、の記事（2007年7月）
http://tf1.lci.fr/infos/france/faits-divers/0,,3504654,00-controle-identite-vire-drame-.html
北駅の地下商店街で、警官に身分証明書を見せるように尋問されたアルジェリア出身の男が、
ピストルを取り出して警官に2発発砲したため警官が応射、
四人いた警官のうち女性班長の発射した弾が男の胸と足に当たり、
病院に搬送されたが、4時間後に死亡した。

このあたり、警官に発砲すればどうなるかも想像できないおつむの持ち主が、
ピストルを持って民衆の中に紛れているから、油断できません。

マルセイユみたいに、ギャングどもの抗争はなさそうです。
（昨年は、マルセイユでは、ギャングが数ヶ月に渡り抗争していて、
　銃撃が何回かあり、時々、ギャングの死亡の記事が出ていました。）

３）私の見た例
３～4年前、北駅RER改札内のコンコースを歩いていたら、
2人の警官に質問されているアラブ系の2人組を見かけました。
（発端は不明。私は距離を置いて見ていました）
警官がアラブ系の男に、持っているボストンバッグを開けるように言って、
中のものを出すように指示していました。
出てきたものは、表は印刷がなくて白い、裏は普通のクレジットカードのようなもので、
100枚ほどずつ束にして輪ゴムがかかっています。
それを下に置くように言って、次々出させたけれど、何百枚も、出てくるは、出てくるは、
警官は怪しいとにらんだのか、、それを鞄に入れるように言って、
たぶん、署で詳しい話を聞くことにしたのでしょう、二人を連れて、移動していきました。

４）以下のサイトに、北駅、東駅のあたりの治安の口コミが出ています。
http://france-tourisme.net/p-trouble/p-trouble-area-est.htm


私は、昼間は、北駅のあたりは列車に乗るため何回か行ったことがありますが、
他の駅（リヨン駅、サンラザール駅、モンパルナス駅）に比べると、
北駅の周辺、あまり上品な感じはないですね。
夜は、乗り換えだけなので、駅の外へは行かないし、雰囲気はわかりません。

犯罪に逢うかどうかは、運みたいなものもありますから。
（できるだけ、出会い確率を下げるよう、工夫するのがいいでしょう）