私達は、6月に南北海道+北東北へ行ったので、今度は北北海道を目指しました。
私達にとって、南は余り遠く感じないのですが、北海道や東北は外国へ行くように感じる地域です。
北北海道は僅か2泊の格安ツアーなので狭い座席の長距離バス移動になって、大変でした。
神戸空港から出発ですが、鉄道で行けるので意外と便利です。
行き先は、新千歳空港。そしてここからバスで一気に稚内まで行きました。
一昨日まで真冬の寒さで、時折雨が降っていましたが、気温も平年より高い気温まで戻りました。
新千歳空港は、約800mもあり、その内バス乗り場まで約500m歩きバス乗り場の所まで到達です。
このツアーはお年寄りが殆どなので、引率する添乗員も列が長くなり気を遣っていました。
バスは47人で満席、添乗員は補助席。
一昨日の大雪が今も残っていて余り雪を見ることの少ない私達にとって思わぬ雪景色に感動!
バスは約1時間30分程度の走行で1回の休憩を取りながら、稚内を目指しました。
バスガイドさんは、高速道路では着席が要求されるのでその間は休息ですが、一般道路では、非常に豊富な知識が要求され、何でも質問に応えていました。
この時期の北海道の食べ物は夏場と変わらないほどのメニュー(一部冷凍)があって、冷凍技術も高く余り冷凍とは感じられないものとなっているのが嬉しいですね。
最初の一日目は、観光する場所も無く偶々道の駅となっている鰊の番屋程度でした。
北北海道に入ると風が年中強く、風力発電機が目立つ光景です。
以前行ったことのある天売島や焼尻島がかすかに見えて当時のことがふと頭を過りました。
天塩まで来ると、16時頃、ここを出る頃には日が沈みかけていました。
この後、暗くなったサロベツ原野を突き切り、ノシャアプ岬を回ってホテルに17:15に着いた時は、真っ暗で、殆どの人はホッとした表情でしたがあまり口数も無く鍵を貰って部屋へ。
夕食は、かに三昧+タコシャブ+ホタテのお造り等で、約1時間余りかけて、満腹でした。
昔は豊臣温泉が日本最北と言っていましたが、稚内にも温泉があって、肌がヌルヌル(スベスベ)する温泉でした。
稚内は大きなホテルが少なく、旅館と言った和室のホテルでした。
<続く>