今年は特別 まず、サーチャージの件ですが、magic_takashiさんが指摘されている通り、 4月に下がり、7月には廃止の方向です。しかし、明日いや今から先になにが起きるか は全くわかりません。前世紀におきた恐慌を戦争で解決しようとするような愚かな ことは二度と繰り返さない程度、人類が賢くなっていることを祈るだけです。 7月以降ならば安くなる可能性は高いが、一方で今年の9月の特殊事情。 大型連休で、間違いなくここに巨大ピークがシフトします。確か、月曜日休日になった 年に、9月の連休に旅行客が殺到し、これを予測できなかったエアラインではオーバー ブックが多発しました。今では、しっかりピークとして認識されているので、価格も 高くなっていると思われます。多くの日本人がここを狙うはずなので、多少安くなる と思っていたら、残り物は全て高値のものという可能性は高い。 一方で、統計を見ても9月以降、特に10月からの海外渡航者の減少は顕著です。 今、アジアで人気なのは、マカオくらいではないでしょうか?香港や台湾の1/3 程度を占めています。あれほど何もない(それが売りだと思っていますが)ところが。 ああ、忘れていました。韓国。かつてのブームのときのように右肩上がりです。 これは特別な理由に間違いない。欧州ではクロアチアぐらいでしょうか。恐らく、 スロベニアもそうでしょうが、一方ハンガリーは減少しているので、中欧という 訳でもないようです。他は激減。 目先の金が欲しいエアラインや旅行会社は価格を下げてくるかも知れません。 確か、大手は「円高還元」と銘打ってハワイとかを下げてきています。 個人的には、「これ以上下げてどうするの?」質の低下→客離れを招くだけなのに。 と思ってしまうのですが。 ということで、待つことで良いことがある場合と、手遅れになる可能性とがあります。 結局は総合的判断というやつで乗り切るしかないでしょう。 最後に現地の事情。8月は休暇・旅行シーズンで、9月からは仕事が本格的に再開します。 リゾートや観光地のホテルは高くなり、逆に都市部のビジネス客用のホテルは投げ売り 状態です。これが9月になれば逆転します。しかし、9月だからと言って、8月に高かった ホテルが急激に安くなることはありません。まだシーズンです。ということで、ホテルが 混み、部屋代も高くなります。日程が決まれば、今から予約(欧州人では当たり前)して おくほうが良いでしょう。これが直前まで決まらないことになります。航空券の手配が 先でしょうから。 ということで、いろいろ悩んでみてください。今や代理店の手数料はゼロに等しい(正規 割引きではゼロになっているところも多く、今後は全てになるでしょう)ので、代理店 が激安を出す可能性も少ないでしょう。今はまだ9月以降の料金が出揃っていない状態 なので、4月以降でよいと思いますが。