09/01/30 08:15

原則的にはない

でしょうね。航空券が安いのではなく(実際には安いか、安すぎる)、
「制限がある分、値引いている」のです。制限なしならばもっと高くなる
というのは、当たり前と言えば当たり前なのです。

通常、日帰りとか一泊二日という日程で旅をするのはビジネス客。
日本の一般的なパターンでは最低二泊三日。確かキャセイのものでは、

キャセイホリデースペシャル
出発都市:名古屋 到着都市:香港
★滞在期間:2日以上10日以内(日本出発日を除く)

なので、二泊三日以上です。

はやトクん7
滞在日数(日本出発日を除く)2日から1ヶ月まで

同じく三日以上。

はやトクん14
滞在日数(日本出発日を除く)2日から21日まで

成田限定

【成田発】 香港ビジネススペシャル
有効期限 1泊2日~7泊8日
【成田発】 香港スペシャル1ヶ月オープン
有効期限 0泊~1ヶ月

というように成田まで行けば、日帰りも可能(できたかな?)

キャセイの場合はback-to-back(専門用語ですすが敢えて説明しません)を
禁止していないために、二枚の航空券を組み合わせることが可能です。
ただし、本来の「格安で」飛ぶというポリシーからは逸脱し、日程の制限を
クリアーする(週末しか休みの取れない人とか)ためのものと考えてください。
恐らく、この時点でこれ以上読んでも無駄だと思いますが、折角なので。

例えば、一ヶ月有効の航空券で香港に飛び、現地から一ヶ月有効航空券で戻る。
香港発券航空券で、日本から出た一ヶ月以内に香港に”戻り”、最後は、
元々の航空券で帰国。香港発券正規運賃は途轍もない高いので(一ヶ月有効で
10万円弱)、現地代理店ならば2000香港ドルくらいからキャセイ以外の
航空会社で一ヶ月程度有効チケットが入手できます。

要するに一ヶ月の間に二度行くということ。勿論、7日有効とかならさらに安くなり
ますが、これだと毎週香港通いです。余程、中華が好きとか以前ならば明星追っかけ
とかでもない限り、今の香港にそこまで魅力を感じているひとは居ないでしょう。

さらに、高度な方法は、香港以外を最終目的地として航空券を購入すること。
実はキャセイののなかで香港は割高。むしろ、さらに遠くに飛んだほうが値頃感が
出ます。欧州とかバンコク、シンガポール、クアラルンプールなど。チケットに
よって制限がありますが、大抵は香港で途中下車(正確には降機)可能です。
ここで、一度名古屋に戻るか、欧州は無理でもバンコクやシンガポールならば、
深夜便があるので、現地から安い航空券で名古屋に早朝着。仕事場が近ければ、
そのまま出勤も不可能ではないでしょう。まあ、この方法は高度と言うよりも
ほとんど趣味に近いようなものだし、本来の香港行きの主旨に反するので無視
してください。

一ヶ月は無理でも半年後(いまだと毎日雨か台風ですが)にもう一度、年末にと
からならば、上の方法は非現実的ではありません。しかし、香港に何度も行く人
は、「観光」目当てでは皆無だと思います。趣向が異なっていないと。

二泊三日というのは日本独自に近く、上の香港発券正規運賃でも、
1day(s)/7day(s)とかです。0dayも多く、実際香港日帰り(日本からでは
ありません)などは、数多くこなしています。

実は先ほどからいろいろ考えています。調べるだけ無駄なので、適当に書きますが、
ソウルを絡め、インチョン-香港-名古屋-インチョンと買う。ソウルの有効期限
までにソウルに”戻り”帰国する。これのほうが現実的かも知れません(接続等、
一切調べていません)。台北も同じですが、名古屋台北は不便だし、香港同様に
日程の制限やルートの問題が出るでしょう。

そうか、確かめた訳ではないですが、2-10日というのは、日本に帰るまでの日程だと
思っています。そこで、台北にも寄れるチケットにして、名古屋-香港を日本からの
チケット、香港-台北も同じくそのチケット、台北で台北-名古屋往復を購入。
これで名古屋に戻り名古屋滞在。週末を使って、名古屋-台北と飛び、最後の区間を
日本で購入したチケットで戻る。これはどこかで制限に引っ掛かる可能性があります
が、全てキャセイでも繋げられるはずです。

  • いいね! 0
  • コメント 2件

2件のコメント

  • 日本に帰るまでの日程

    JORGEさん

    いつも航空に関する造詣の深さに感服しています。
    鉄道は一部の都市圏を除き、
    並行路線を別会社が走っているということは少ないので、
    このような楽しみ方が薄れます。(笑)

    さて、素朴な疑問なのですが、

    > 2-10日というのは、日本に帰るまでの日程だと思っています。

    とのことですが、私は現地を出発するまでの日程だと思っていました。

    JORGEさんも

    > 確かめた訳ではないですが

    と書かれているのですが、実際のところはどちらなのでしょうか?

    「そんなこと、航空会社か代理店に聞けば、すぐに解決するだろ」と
    つっこみが入るかも分かりませんが、
    このトピは有効期限の「最短」に関してですが、
    逆に「最長」に関しての議論が進むのでは? 
    と、あえて書き込みました。

    ちなみに私の場合、KIX~BKKを往復とも
    TG深夜便に乗ることが多かったのですが、
    (昨秋のスワンナプーム閉鎖の影響で客足が落ちたせいか、
    往路の深夜便がなくなり、不便このうえありません)
    最大限、滞在日数を有効活用するため、

    たとえば8日間有効の格安券で、
    往路(1日目) 01:25     KIX発
    復路(8日目) 22~23時台 BKK発(9日目帰国)
    のような日程で何回も往復しています。

    蛇足ですが、旅行保険の日数の数え方ですが、この場合、
    自宅を出発するのが前夜、チェックインがその日の23:30ごろなので、
    10日間の保険を掛ければよいのですが、9日間でも可能かと
    (約款では旅程の途中からは掛けられない)大手保険会社に尋ねたところ、
    後日の返答は「深夜発なのでいいと思います、ただし旅程開始
    (1日目の午前0時)までの事故については保証できません」
    というあいまいなものでした。

    • いいね! 0
    • コメント 2件

    23:59発

    BKK発のTG672便をよく利用しましたが、
    この時刻設定は、24:00だと、どちらの日付か紛らわしいので
    あえて1分ずらせてある、との説を信じていたのですが、
    もし24:01(00:01)だと、
    私のように有効期限が満了してしまう人もいるわけで、
    1日早く帰らねばならず、TGのサービスかも? と思えてきました。

    • いいね! 0
    • コメント 0件
  • 色々と考えてくださりありごとうございます。

    今、メールをみました。取り急ぎお返事です。
    本当に精緻に良く練られた、そして的確なアドバイスを
    ありがとうございます。

    素人の私は、一生懸命読解しましたが、
    間違っていたらごめんなさい。

    まず、情報として詳しく書かなかったのですが、
    香港に着く時間、名古屋に戻る時間に制約があり、
    往きは名古屋発CX533便指定、
    帰りは香港発CX532便指定にならざるをえません。
    すると、後者の台北やインチョン経由という選択肢は
    なくなりますよね。

    では、前者の香港に二度行くというもの。
    これは私としては、実はとても魅力があります。
    香港は、何度行っても悦ばしいので(笑)、例えば
    7日以内のものが、安いのでしたら何らそれでも構わない
    のかもしれません。
    7日以内のものは、おいくらくらいなんでしょうか?

    本来1泊2日にならざるを得ないのは、
    どうしてもその日に仕事の関係上、こちらに戻らなければ
    ならないわけで、その日にこちらに戻った後1週間以内に
    また1泊2日ないしは、2泊3日位なら再出発は可能かも
    しれません。

    今、メールをみたばかりなので取り急ぎ御礼までに、
    ありがとうございました。

    • いいね! 0
    • コメント 1件
    09/01/30 20:21

    決して練られたものではありません

    まず、CXということで、それ以外は選択肢にありませんでした。

    それと、私自身現実的な案とは思っていません。
    かなりマニアックな方法で、しかも単に滞在時間を延ばすだけの
    業なのです。むしろ、半日延ばして、名古屋発の台北経由便に
    したほうが良いのではないかと思います。台北経由便ならば、
    午後遅くなので、昼から休めば三日間を確保できます。

    料金ですが、

    事前購入14日までのが、平日と週末とで、

    滞在日数(日本出発日を除く) 2日から21日まで

    1/9-2/12 70,000 60,000
    2/13-3/18 74,000 64,000
    3/19-3/31 75,000 65,000

    事前購入7日までのが、

    滞在日数(日本出発日を除く)2日から1ヶ月まで
    1/9-2/12 100,000
    2/13-3/18 104,000
    3/19-3/31 105,000

    香港からCXで一番安いのが7日間、
    Nagoya 4,550
    一ヶ月で、
    Nagoya 7,040

    Osaka 3,680 1day(s)/7day(s) というものも
    ありますが、おしなべて高い。

    今のレートならば6-9万円くらいでしょうか。
    上記金額にサーチャージやTAXが加算されます。

    これが単純に香港で名古屋往復を購入した場合。

    少し工夫して安くあげるには、途中降機、台北で1回可(7,000円)
    を使い、香港を早めに出て、

    CX530 HKG 0920 TPE 1055

    台北からならば14日間で10000台湾ドルを切るチケットがあり、
    そのまま名古屋に戻ることはできなくはない(チケットの種類が
    異なるので、原則不可ですが)。

    全く問題ないのは、大阪か福岡に飛ぶ。ともに
    CX564 TPE 1550 KIX 1915
    CX510 TPE 1750 FUK 2055
    なので、大阪便は少し忙しいが、福岡便ならば台北市内まで遊びに
    行けます。香港とは違う中国が見られます。問題は大阪ならば名古屋に
    戻れますが、福岡からは交通手段がない。

    しかし、この方法ならば、追加3-4万円で、2回の旅行が楽しめます。

    後はノーマルビジネスで行くとか。普通運賃出すのならばビジネスに
    してしまうほうが、諦めもつくというもの。ただし、キャセイの
    名古屋-香港間は、食事ひとつとってもかなり貧相です。

    最後の裏技のアジアパス。でもこれって基本的に香港ストップオーバー
    ができない(最後だけ)ので、まず無理かな。忘れてください。

    今、思いつきました。

    恐らくこれが最良の方法。
    CXにこだらないのであれば。名古屋では中華航空アレルギーがあるかも
    知れませんが、その後は大きな問題はないと思っています。

    CI151 NGO 1000 TPE 1220
    CI150 TPE 1625 NGO 1995
    料金は以下の通りです。二泊以上ならばこの値段。

    1. Itinerary NGO to TPE / Round Trip
    2. Adult Fare JPY 44000
    4. Minimum Passengers 1
    5. Advance Purchase 7 Day/s
    6. Outbound Travel Period 2009-02-13 ~ 2009-03-18
    11. Minimum Stay 2 Day/s
    12. Maximum Stay 21 Day/s

    まず、台北に飛ぶ。
    台北からはCXのチケットを購入し、少し高めだが(変則的なので
    仕方ない)、
    TPE-HKG-JPN-TPE B NT$19000 1 year

    合計で10万円です。サーチャージを入れても一万円プラス程度でしょう。

    CI151に繋げるCX便は
    CX511 TPE 1305 HKG 1455は無理として、
    CX565 TPE 1415 HKG 1605なら問題なく繋げます。
    少し遅くなるが、夜までにはホテルに入れます。
    香港は夜のほうが断然面白いし。
    翌日は、CX532 HKG 1630 NGO 2100で帰国。

    この方法なら現実的でしかも安い。
    三週間の間に香港と台北とを同時に楽しめます。

    CIに同じような航空券があるか否かは知りません。