値段不相応 変なタイトル付けましたが、値段がべらぼうに高いくせに、それに見合わないのが ベニス(本島内)のホテル。ハードもソフトも真夏の海の家と比べると申し訳ない のですが、それに近い状態。 ウェスティンのほうはシェラトン時代から泊まっています。 可もなく不可もなくという感じでしょうか。他も高いことにかわりないので、部屋代を考 えなければ良いホテルだとは思います。でもあの値段はあまりに高すぎる。部屋は決して 広くなく、サービスも月並み。これもこの街のホテル全体に言えることです。 利点は道に面していないために、観光客が紛れ込んで来ない。喧噪はありません。 たまたま、ここに泊まって、次に例のダニエリに行ったのですが、ここには二度と 泊まりたくありませんでした。チェックインはしっかり3時まで待たされ、ロビーには 観光客が押し寄せて五月蠅いこと。部屋は古い上に狭く、しかも部屋からも下のどぶ 川からもカビ臭さが漂う。これに比べれば格下とは言え、ウェスチンのほうが良かった。 古さはあっても快適さは皆無のホテルでした(ただし、ホテルの場合、泊まる部屋や季節 によって全く異なるので、一度だけの評価は不公平でしょう)。 この街は完全な売り手市場ですので、ホテルには期待しないほうが良いと思います。 ただし、船で直接乗り付け、最上級の部屋に泊まり、ホテル内で散財する客に対して は扱いが異なると思います。 二番目に関しては宿泊経験がありません。ただし、新しい感じはむしろなく、古さを 売り物にしていると思います。 イタリア全体に言えるのですが、ホテルにこだわって納得できたのは、ローマのとある ホテルとミラノの御三家のうちの二つだけです(ブルガリには泊まったことがないの とリゾート系は別です)。この点でウェスチンは泊まって後悔はしないでしょう。