ローマ→ミュンヘン経由での免税手続きについて

空港によって微妙に違うので

>ローマで手続き出来た場合、免税品は手荷物に入れてしまって大丈夫かまた、最終経由地のミュンヘンでも何か手続きはしなければならないのか

空港によって微妙に違いますが、今回の例には関係ないのですが、例えばウィーンやフランクフルトでは預入荷物と機内持込荷物では付加価値税還付のための税関窓口は別になっています。

別の方が書いておられますが預入荷物に還付を受ける品物が入っている時はまず航空会社のカウンターでチェックインをして、そのカバンにも印をつけてもらいます。その後税関に持って行くので、スタンプをもらったあとカバンから荷物を取り出すのは本当はいけないと思います。

手荷物にしたい時は手荷物用の税関窓口に行くのが本来のやり方です。

ローマで手続きができたらもうそれで還付手続きは終わっていますのでミュンヒェン空港では何もすることはありません。

Re: ローマ→ミュンヘン経由での免税手続きについて

欧州統合により、シェンゲン協定加盟国で一番最後に出国する国の空港で免税手続きをすることが原則になっています。なので原則なら、EU最終地のミュンヘンで手続きする必要があります。ただし、最終目的地まで預託荷物としてスルーで預け入れることを前提にすればローマでも手続き可能なはずです。

そもそもEU圏の付加価値税の免税制度は、EU圏諸国外からの旅行者に対し、EU圏外で使用することを目的として付加価値税を払戻（リファンド）するサービスなので、一般的にはEU圏を離脱する最終空港で免税手続をすることになっていますが預託荷物に入れてしまえばEU圏内で使う可能性は一応なくなるからです。

なので本来ならまずチェックインカウンターに行って荷物を日本までスルーで預ける旨を伝えてタグをつけてもらい、その上で税関で免税手続きをするといって一旦スーツケースを引き取って税関に行きます。
パスポート、航空券（搭乗券）、レシート、商品を窓口で呈示し、「グローバル・リファンド・チェック」に輸出承認の『スタンプ』を押してもらう...というのが一般的な流れですが、アバウトなイタリアの場合、係官が私用の電話に夢中になっていて、ろくにレシートや購入品も見ずにスタンプを押してくれることもあれば、逆に係官の機嫌が悪ければ「ここでは出来ない」の一点張りになる可能性もあります。

私はフィレンツェからパリＣＤＧ経由で帰国の際にフィレンツェで手続きしてもらえました。本当は一度チェックインして荷物にスルーチェックインのタグをつけてもらってから税関で手続きなんですが、夏休みの所為かチェックインカウンターが滅茶苦茶混んでいたので、試しにチェックインカウンターに行く前（タグを付けてもらう前）に窓口行ってみたら、あっさりスタンプが貰えました。購入品を見せろとも言われませんでした。

私の場合は係員の私用電話様様でしたが、これはあくまでも「この時」「その係官」の話です。

まぁ、運良くコトが運ぶのを祈るしかないでしょう。

駄目と言われたら...大抵のイタリア人は一度感情的に拗れるとそう簡単に機嫌は直らないので、さっさと諦めてミュンヘンでの手続きに賭けるしかないでしょうねぇ。

いずれの空港も免税手続きの場所だけはしっかり把握しておきましょう。

http://enit.jp/blog/2006/12/tax-free.html