レポート

サ-ス・フェ-とアルプスアイベックス

公開日 : 2009年08月19日
最終更新 :

フェルスキン→プラッティエン ハイキング

このコ-スを選んだ目的…アルプスの花を見る事。

サ-ス・フェイ→ミッテルアラリン→フェルスキン徒歩にてプラッティエン→サ-スフェイ SF34.50(半額カ-ド)

ゴンドラにてサ-ス・フェ-→マステを上がる途中に見えるフェ-氷河は6年前に訪れた時に比べて随分後退しており迫力がいまいちかけてしまったような印象を受けました。

快晴なのでミッテルアラリンも又見ておこうと思い見渡す限り360°の景色を楽しみました。

フェルスキンに戻りブリタニアヒュッテに向かって15分歩いた所にPlattjenの方向を指す表示板があります。
(ブリタニアヒュッテには前回訪問済みなので今回はパス。)

ガレ場のような所を下ってEggnerのがけ下を歩いて20分、突然二頭のアルプスアイベックスに出くわしました。

至近距離で一頭は崖下に行きましたがもう一頭はこちらの方をじっと見て動く気配無し。

こちらも一人なので何となく怖く近づく訳にもいかず立ち尽くしたまま写真を撮ったり、観察したり初めて見る物珍しさも手伝って楽しんでましたがアイベックスはとうとう座り込んでしまい寛いでいる様子。

しびれを切らしておそるおそる近づいて行くとゆっくり立ち上がって道を空けてくれました。

想像していたよりずっと大きく、もっと怖い動物だと思っていましたが案外人懐っこく、貴重な経験をし、得した気分になりました。

そこから20分ぐらい下った所でブリタニアヒュッテからの道と合流、右にサ-ス・アルマゲルの谷や、ダム湖などを見て歩きます。

そこで多くのアルプスの花を見ることができました。何十メ-トルにも渡って道の左右に今盛りとばかり可愛く咲いています。

こんなに広範囲でたくさんの花の群生を見るのは初めてでこのコ-スを歩いた甲斐がありました。

最後の岩場においてはお天気も良く、岩に書いている行く手を示す矢印もはっきり見えたのでスム-ズに進む事が出来ましたがもしガスっていたり雨で滑りやすかったりしたら結構歩きずらかったのではないかと思いました。

表示ではこのコ-スの所要時間は1時間45分でしたが途中アルプスアイベックスと遭遇したりお花の咲いている所で座り込んで花を楽しんだりしたので3時間もかかってしまいました。

サ-ス・フェイ、夏場の木曜日は青空市が開かれてとても賑やか。

午後8:30より教会の前でアルプホルンの演奏や鼓笛隊の演奏、昔ながらのスイスのフォ-クダンスも見せてくれ楽しめました。

小さな村ですが落ち着いた雰囲気で気持ちが和みます。

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2件のコメント

  • 09/08/26 18:45

    こんな鉢植え、もらったら嬉しいな。

    五輪アルペン3冠のトニ-・ザイラ―氏がお亡くなりになったと伝える読○新聞のスポ-ツ欄でコルティナダンペッツオ回転で金メダルを獲得した時の写真が載っていましたがもらっている花が花束でなく、エ-デルワイスの花の鉢植え、こんな鉢植えもらってきっと嬉しかったでしょうね。

    自国には持って帰れないけれど珍しい可愛いエ-デルワイスの花の鉢植え、さすがイタリアだけあってお洒落ですね。

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  • おかえりなさい!!

    nontaさん こんばんわです

    エ-デルワイスの群生・アルプスアイベックスの遭遇!! ですか 良いですね~♪
    私は岩手の早池峰山・礼文島で エ-デルワイスのお友達を見ましたが
    自生地は、砕けた岩が砂利のようになっていて、小さな花にとって厳しい環境です。
    エーデルワイスって 根性あるなあ・・と思いました(笑)
    本家のエ-デルワイスはいかがですか?

    >教会の前でアルプホルンの演奏や鼓笛隊の演奏、昔ながらのスイスのフォ-クダンスも見せてくれ楽しめました。
    素敵なおもてなしですね!! 

    >フェ-氷河は6年前に訪れた時に比べて随分後退しており迫力がいまいちかけてしまったような印象を受けました。
    あらら・・・ 温暖化の影響がここまできましたか

    タイムリーなところで 「レオポルツクロン宮殿の池」 UPされていましたよ
    マリアと7人の子ども達がボートから落ちて、びしょ濡れになって この門をくぐったのですよね


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    09/08/20 00:10

    ただいまです。

    のり-たさん、今晩は。

    レポ-ト読んで頂きありがとうございます。

    ここのコ-スのエ-デルワイス、礼文島のより茎が短かめでした。

    そこいらじゅうに咲いていてうっかり座ると踏みつぶしてしまうぐらいたくさん。

    礼文島のもこちらのもエ-デルワイスの花ってほんと可愛いですね。

    温暖化がひたひたと忍び寄って来ているようで、村から見上げるフェ-氷河も迫力無し、フェルスキン辺りでも6年前は少し早い時期でしたが雪深く歩くのもやっとでしたが今回はざらめ雪状態でアイゼンなしにさっさと歩けるぐらい雪は少なめでした。

    掲載写真も見て貰ったんですね。
    レオポルツ宮殿の中にはマリアと7人の子ども達がボートから落ちて、びしょ濡れになった撮影風景の写真が飾っています。

    この門は開けたり閉めたり出来、映画を思い出しながらそっと動かしてました。

    エ-デルワイスが好きになったのもこの映画からなんです。

     


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