大晦日のバナラシ

こんばんは
5日目は12/31の大晦日、この日は飛行機でバナラシへ向かいます。
同じホテルからIC406便に乗る方が2人居ましたので一緒に空港に行きました。

IC406は1時間強遅れてデリーを飛び立ち、1時間少々でバナラシに到着、機内食も出ました。空港からゴードウリヤーまではプリベイドタクシーで450Rs。ここから歩いて予約してあるカンガーフジホームに向かいました。

途中でここのゲストハウスに連れて行こうとする輩がいたので、道案内に丁度良いと思い、黙って付いて行きました。
迷わずにゲストハウスに到着。私は予約済みですのでその輩はお金を貰えなかったようです。

私の部屋は4階でシングルベットが2つ並べてあり、小さい机と電気ストーブもありました。バスタオルは1枚付いており、部屋内は手入れが行き届いている感じはしました。
ホットシャワーとトイレは共同で、ホットシャワーは熱いお湯が勢いよく出ました。1泊で660Rs。少々高い気がしましたがここに決めました。

荷物を解き、メグカフェに行こうと外に出ました。小道には牛、猿、山羊がいてその強烈な動物園に似た臭いと、彼らの落し物等々を含んだ景観に耐えられなくなり、すぐにゲストハウスに戻りました。
少し時間をとり、自分に「大丈夫だ!問題ない」と数回言い聞かせて落ち着きを取り戻し、再度メグカフェに向かいました。辿りついたメグカフェで、メグさんの作るかき揚げの巻物を食べて何とか生き返りました(笑)

夕方までガードを散歩したり、カンガーを眺めたりして過ごしました。ボートやシルクショップの客引きがうるさく、なかなか静かに感慨に耽ることができなかったのは残念でした。

6時からダシャーシュワメード・ガードでのプージャーを見ました。1時間強の儀式は、日本にはない音階と、燭台の火が幻想的で素晴らしかったです。昨年7月に父が他界し、喪主としてお通夜・告別式を催行し、沢山の弔問客の世話で大変だったことを思い出しました。このプージャー父を送れたような気がして、涙が出ました。

9時からカンガーフジホームでは最上階のレストランでパーティー(300Rs)があり参加しました。数種類の料理とフルーツもありそこそこ豪華でした。宿泊客は欧米人が6名程度で日本人は12名程度でした。

食事を楽しみ、キングフィッシャービールを飲みながら、若い方々といろいろな話をしました。私が断トツで年上で仕事がらみんなに「先生」と呼ばれてしました。

前日にアグラからバナラシへの電車で来た娘は、霧のため12時間遅れたとの事。この時期は霧で電車・飛行機は遅れて当たり前のようですね。

日本人女性はインドではかなり人気はあるようで、タージマハルではインド人に囲まれて写真の撮影会になり、モデルになった気がした娘がいました。
1人でバックパッカーをしている娘も何人かいました。
バナラシでヨガの資格を取った娘。
毎年数か月ここのゲストハウスに滞在している娘。
日本の女性は男性より強いと感じました。

カウントダウンが始まり屋上から花火を打ち上げ、新年を祝いました。
みんなはお祝いムードで楽しそうでしたが、私はすごくセンチメンタルになってしまい、なぜだか日本が恋しくなりました。
海外でこんな気持ちに成ったのは初めての経験でした。

つづく

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