OSを使って東欧とイタリアを回ったことはあります

ただし、ローマはいつものとおり通過点でしたが。思い出しました。引き出しから、
大量のリラが出てきて、これをユーロに換えることができたのがBanca d'Italia
だけだということで、わざわざローマまで行ったのでした。日本では銀行というイメージ
は堅いという以外に賢いというものがありますが、イタリアの銀行は英語が通じません。
書類もイタリア語で書きました（説明文はイタリア語）。半分程度しか戻りませんでし
たし、無駄足だったかな？と思っています。

ウィーンとプラハ、ローマとプラハ以外を空路にすれば、少しは時間の節約になる
かも（ほんの僅かですが）知れません。勝手な想像ですが、日本からミュンヘンに
入るとして、そのままウィーン。
LH715 NRT 1315 MUC 1745
OS116/LH6328 MUC 1830 VIE 1935　これは無理か？
OS7238/LH3560 MUC 1900 VIE 2005　これはでしょう。
ただし、これならばフランクフルト経由のほうが便数が多いはず。

ここで二泊、三日目にプラハに向かう。朝食後出れば夕方前には着く。
一泊でもなんとか街の雰囲気程度は感じられます。

午後の便ならばそのままナポリに飛べます。
就航はSky Europeなので、便数は少ない。それならば、まずローマに
飛んでから陸路ナポリとポンペイを制覇し、ナポリからミュンヘンに
飛ぶ。ここもAPやLHが就航しているので楽に飛べます。日帰りは勧めません。
ローマ一泊か二泊、ナポリ一泊。できれば二泊。

プラハとローマとの間はスターアライアンスは就航していないので、もしも
スターアライアンスのパスに頼るならば、まずプラハに飛んでしまいましょう。
LH3276 MUC 1925 PRG 2035
これもフランクフルトからならばさらに楽に繋げるはずです。
陸路ウィーンに行けば、OSが飛んでいます。

ウィーンとプラハで3泊、イタリアで3泊、ミュンヘンに2泊で合計8泊。あと一泊
は何処かに付ければ、少しは余裕が出ます。もしかして、ミュンヘンは例のルートヴィヒ
が建てた城だけが目当てならば、イタリアを朝出れば一泊で可能でしょう。

ということで、無理すればできなくはないが、かなり疲れます。できれば各都市最低
二泊を勧めます。これは、慣れるのに最低半日掛かる（街の様子が見えてくる）ため、
一泊では何もわからないからです。何度も行っている都市ならば何ら問題はないの
ですが。

ということで、無理して、しかも分刻みのスケジュールを交通手段の遅延がないことを
前提に（神に祈るしかない）立てれば、不可能ではないでしょうが、イタリアを削るの
ならば、ブダペストを入れるのが一般的だと思います。ほぼ例外なく、ユーロよりも
周辺国の非ユーロのほうが下落しているので、多少お得ということもありますが、
ドイツ語圏と違って食事が美味しい（少なくとも長期滞在前はそう思っていました）。
ドナウ川の夜景は素晴らしいなど、行って損はないでしょう。

もちろん、イタリアだけでもミュンヘンを入れて10日ならば十分楽しめることは間違い
ないでしょう。その場合も、何に興味があるかによります。食事ならば断然イタリアを
勧めます。