ただの現金レート なのでは? 折角のなので三菱東京UFJのサイトにある説明文を借りてみましょう。 「外国為替相場関連用語説明へ」というところに、 TTS Telegraphic Transfer Selling 電信売り相場 仕向送金、外貨預金作成時等に使用 CASH S. CASH Selling 現金売り相場(お客さまの買い) とあるように、そもそも現金の場合にはこちらのレートが適用されるだけの話しです。 そもそも、米ドルやユーロ以外の通貨は、自国においていてもあまり使い道がないため (為替リスク)、現金の場合には交換レートが悪くなります。これは日本圓が欧州など では同じ立場となり、近隣アジア諸国では強くなるために現金レートが良くなるのと 同じことです。ですから、ここでも延々と繰り返される「香港(台北、ソウル、バンコク なども同じ)での両替は米ドルが良いですか?それともTC」などが出てくると、即座に、 「日本円の現金が一番」と書かれるのです。 現金売り相場であって、手数料ではないでしょう。客にとっては同じようなものでしょう が。TTSにしたければTCになされば? そもそも現金も、他銀行から調達していると思います。これが米ドルならば、金券ショッ プのように他のルートから(一般客ですが、一説には中古車を売買するロシア人船員) 得るために、「銀行よりもお得です」が可能となると理解しています。金券ショップでも 米ドルとユーロ以外は、あまり日本で現金に換えるメリットはないと思いますが、かつて 豪州人が大挙してきた地域ならば多少良いのかも知れません。 最近あった「ユーロを百万円相当で」となると話は変わってきますが(外貨預金)。