08/12/28 04:30

国際線ルール、そして国内線ルール

私見ですが、これはワシントン~NY間が、「国際線」とみなされるか、「国内線」とみなされるか、によって変わってくると思います。

「国際線」であれば預け荷物は2個まで無料、それに対して「国内線」は1個から料金がかかります。(トピ主さんのいうとおり1個目が$15で2個目が$25)

トピ主さんの航空券は周遊券タイプ、つまり少なくともUAの航路上はすべて、ワシントンからラスベガスへ行くときの航路も含めて、「国際線」のルールが適用される。だから、荷物2個までOKなのです。

問題は、ワシントン~NY間で、ここだけ別会社の別発券。しかし、その部分も、全体の航路をみれば「国際航路」の一部としてみなされ、国際線ルールが適用されるかどうかで、荷物に料金がかかるかどうかが決まってきます。当然、デルタのコンピュータ上には載っていないでしょう。だからこそ、自分で航路全体を説明して見せて、全体としてみれば「国際航路」の一部であることを、証明する必要があったのかと思います。

それに対して、マシーンでの自動チェックインに有無を言わさず通そうとするデルタの係員が、話を聞こうともしなかった。ここが問題なのだと思います。

全体としてみれば「国際航路」、という考え方は、ストップオーバーの例を考えればわかりやすいと思います。たとえば成田→NYの単純往復があったとして、途中ロスでストップオーバーをするとする。すると、ロス→NYは、その路線だけ見ると国内線ですが、全体としては成田→NYの国際線の一部なので、国際線ルールが適用される。

※なお、上記はすべて「荷物」に限定したルールのことを言っています。

乗る航空会社が違うとはいえ、今回のケースは、「ひとつづきの」航路としてみなされるかどうか、大韓航空側もデルタ航空側も、最終的にはそのようにみることが「可能」ということを判断したからこそ、国際線ルールが適用されることになったのかと思います。

ただ、こういうルールの適用に対して、飛行場の現場は、フレキシブルに対応できる能力や、このような「例外」を知っているスタッフや、またそれを理解しようとする気持ちさえ、持ち合わせていないような気がします。ひとことでいえば、画一的で、官僚的なのです。この点は、精神的に気分を害されたことを含めて、トピ主さんはデルタにもっと苦情を言ったほうがいいです。

最後の旅行だったことを考えると、かえすがえすも、まったく残念な出来事でしたね。

  • いいね! 0
  • コメント 1件

1件のコメント

  • 08/12/28 14:40

    補足:デルタ航空のHPにも書いてあります

    デルタ航空HPの荷物に関するQ&Aのページにも、こんな記載があります。

    "国際線を利用する乗客で、米国内での乗り継ぎ/ストップオーバーがある場合にも、1 個目および 2 個目の手荷物料金がかかるのでしょうか。
    いいえ。国際線をご利用のお客様で、出発便が米国発/着の乗り継ぎまたは途中降機となる場合、あるいは後日米国内を移動される場合は、1 個目および2 個目の受託手荷物への手数料は適用されません。"

    http://ja.delta.com/delta/enja/?24;http://www.delta.com/help/faqs/baggage/index.jsp#connections

    • いいね! 0
    • コメント 0件