旅にはトラブルがつきもので、被害の回復は思い通りにならないんですよね。 たかだよさん、どーも。 たかだよさんの気持ちはよくわかりますよ。 ところが、旅行会社のトラブルで、旅行者が被害を受けて、 いくら怒っても、その被害の回復は十分には、なされないものなんですよ。 1980年代に、年末年始にパタヤツアーに行ったんですけどね、 そのころはまだツアーが高かったので、一人15万円くらいしました。 パタヤの陸の上にあるロイヤルクリフビーチに泊まる、高いツアーでした。 ところが、最後のバンコク一泊が香港一泊に変更になったんです。 それで、僕は、ツアー参加者を集めて、損害賠償の交渉をしました。 結果的に、1人2万5千円の支払いで決着つけました。 ところがそのあと、新しい規則が出来て、 旅行予定の変更に対していくらいくらという 支払額が定められたんです。 詳しいことは知りませんが、旅行のトラブルに応じて支払額が決まっていて、 それだと、とてもとても2万5千円なんか払われないという話でした。 この韓国ツアーだと、もともとの旅行代金が多くないだろうと予想したので、 万の桁の損害賠償はないと、考えたんです。 海外旅行にはトラブルがつきものですが、 自分の受けた損害は、十分に回復されることはないです。 でも逆に、トラブルを含めて、考えていると、 精神的にはショックは受けないものなんですよ。 いくら怒っても、それが受け入れられないと、怒っただけ損ですからね。 海外旅行も、人生も、恋愛もスパッと諦めが大切です(「世界旅行主義」三位一体理論)。 みどりのくつした