Onshore Bank 現地在住でもない限り、「外貨預金」はあくまで、リスク分散と高利回り、または 為替変動による利益を狙ったもので、「旅行のための両替」程度には使えないと 思います。今の日銀総裁の前のかたも、外貨預金でしっかりリスクを回避していた (これって大問題だと思うのですが、当時は世の中がマネーゲームは善という 時代の名残だったのか)ようです。 多くは短期のものまたは出入りにかなりの出費を余儀なくされるとか、そもそもドルは あってもユーロで受け取れるものがほとんどない。 例外が、外国の銀行に口座を持つ方法です。とここまで書いて、ワイルド・エンジェル さんが書き込んでいますね。 Caisse d'Epargne Groupです。入りは三菱東京UFJ銀行からですが、それ以降は ここの手から離れます。最低預金額が1000ユーロからで、引き出しは一週間で600 ユーロ程度までだったような気がします。一度調べてみてください。後は現地銀行 ですが、これは居住しないと。 私もユーロは安定してきたと思います。現地の物価を考えても一ユーロが170円は 明らかにおかしい。イタリアなどはいくら美味しくても、大都市での食事が一人 50ユーロでは。120円程度が妥当でしょう。ですから、ユーロなどはむしろ適正 帯に戻ったと言えるのでないでしょうか。 また、以前はマイナー(米国経済崩壊に警鐘を鳴らしたり、新自由主義経済を批判する 人は見事にマスコミに干されましたから)だったドル暴落も現実になっただけのこと。 今の輸出関連製造業の凋落は大変なことですが、米国のバブル経済に頼りしぎたこと のしっぺ返し。政府はわかっていたのに何故事前に対策を立てなかったのか。それとも 判断できなかったのか。 ユーロは基幹通貨になりたくはないと言っていますが、人民元にはどだい無理だし、 マハティールの主張したアジア統一通貨は日本が黙殺したし。 やはり金とかプラチナなのかな?