レポート

日本の過剰報道と過剰反応にウンザリ~豚インフルエンザ

公開日 : 2009年05月22日
最終更新 :

今回の豚インフルでここまで過剰報道と過剰反応
果ては不毛な「責任のなしつけあい」までしているのは日本だけでしょう。

ほかの国の状況をみている人ならわかりますが世界はもっとずっと冷静です。

死者まで出しているアメリカでさえ、マスクもしていない。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090521-00000092-san-soci

そもそも日本の空港でやっている検疫なんて、ほとんど意味がない。
日本で見つかった感染者も、空港の検疫はパスだった。
WHOはすでに4月の段階で、空港の検疫の「無意味さ」を指摘。

http://www.afpbb.com/article/life-culture/health/2597565/4087769

日本は今になってやっと「検疫を止め、蔓延に備えるべき」などとしている。
今まで「検疫」に頼っていたのがそもそもの間違いです。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090521-00000003-jct-soci

鳥インフルエンザのとき、インドネシアやベトナムに何度も渡航注意の喚起が出ていましたが、たくさんの人がインドネシアやベトナムへ行っていました。ヒト=ヒト感染はすでにこれらの地域で発生していました。ところが豚インフル流行の今になって渡航するのはよくない、などと突然言い出すような人もいるようです。マスコミの論調もテキトーなら、人々の対応もバラバラ。

今の時期に海外渡航すべきかについても、人々の意見はさまざま。
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa4969329.html?from=rss_ranking

自分は、個人的に、北米や中米はやめたほうがいいと思うけれども、今の時期、ほかの地域への旅行をわざわざ中止する必要はないと思っている人間です。

日本にいるよりむしろ安全ではないでしょうか。自分がかからなければ、人にもうつす心配はない。

自分が知らず知らずにかかっているかもしれないから・・・などというのであればそれは国内にいても同じことでしょう。まあ、海外にいても国内にいても、たいして違いはありません。渡航者と非渡航者の区別にはあまり意味がありません。

ただ、日本があまりに大騒ぎするものだから、現在、韓国でも中国でも台湾でも、日本人旅行者に対して検疫が強化されているようです。

旅行を断念せざるをえないという人は、実際に旅行して感染してきて人にうつす実際の危険よりも、「会社がそういうから」「学校がそういうから」「会社が迷惑がるから」「学校が迷惑がるから」というのがメインの理由でしょう。旅行を断念して日本に留まっていてインフルエンザに感染したらその責任はどうなるのでしょうね。「旅行にいけばよかった」ということになるかも。それだけでなく、「なんで旅行にいかなかったのだ!行かなかったのはあなたの責任です」という話になるかもですね。

感染者を出した高校の校長が涙ながらに「申し訳ない」などと言っているのはもはや滑稽を通り越して閉口してしまいます。校長さん、あなたがこの病気を発明したわけでも何でもない。まあ背後にさまざまな理不尽なモンスターペアレンツがいるんだろうなー、と思いました。

日本社会は実にバカげた理由で「責任」を「誰か」になすりつけたくなります。
「感染者」に、「学校」に、「会社」に「責任」を求めたって何の意味もないのです。

ところがそれを押し付けあう社会に我々は生きています。でも、こんなこと気にしなくていい恵まれた状況の人たちや、理解力のある会社にいる人たちは、どんどん海外に行きましょう。

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9件のコメント

  • 09/05/23 09:32

    政府の行動計画

    政府の行動計画とガイドラインが改定されたのが今年の2月17日です。

    その内容は、日本独自の5段階。
    未発生期、海外発生期、国内発生早期/感染拡大期/まん延期、
    回復期、小康期。

    ただし、明らかに高病原性のものを想定しています。
    よもや、普通のインフルエンザと大差ないものが、しかも中米、北米から
    出るとは予想外。これがそもそも想定外。

    行動計画
    第一段階 海外発生期

    厚生労働省は、関係省庁と協議の上、発生国から来航する航空機・船舶につ
    いて、検疫法に基づき、その状況に応じて事前に国内検疫実施場所を指定し、
    集約化を図ることを検討する。

    問題なのはこれ、

    発生国から第三国経由で入国する者に対し、航空・船舶会社等の協力を得な
    がら、検疫法に基づく質問票の配付や旅券の出国証印の確認を実施するなど、
    発生国での滞在の有無を把握し、検疫の効果を高める。

    これも可能。

    (外国人の入国制限)
    ・ 発生国の在外公館において査証発給を行う際、査証審査の厳格化や
    査証発給の停止等の査証措置を行う。

    ただ、全体を読んでみても、大方は対策室の設置、連絡体制などが多く、
    具体策に欠けているような気がします。結局事なかれ主義で終わり。

    水際対策では二通りが提示され、

    パターン1では、
    直行便のある主要都市で発生
    検疫体制の集約化
    停留措置として、発生国からの入国者を全て最大10日間停留
    全便運行自粛
    代替輸送手段による在外邦人の帰国
    査証発行停止

    パターン2は
    辺境地での発生
    検疫は集約
    濃厚接触者のみを停留
    運行自粛はなし
    定期便での邦人帰国
    査証審査の厳格化(密入国阻止でしょう)

    もう少し本質を理解できる人が中枢に居れば、ここまで狼狽する
    ことはなかったのしょう。しかし、行政ばかりではなく、事なかれ主義は
    民間も同じ。

    とは言うものの、米国や欧州のような、無関心もどうかと思います。
    中国の黄砂に混じった汚染物質同様に、海外流出を抑える努力をしろ
    と言うくらいのことはあってしかるべき。

    また、今回の件は、医療体制の日本と海外との違いを浮き彫りしにしました。
    日本では短時間の間に数百人を捕捉し、それの何倍かの遺伝子検査までして
    いる。一件数万円のものをですよ。恐らく、米国でも「熱程度で医者に
    掛かれるか」と寝ているか無理して仕事をしている人は多いはず。
    メキシコでは後者が多かったのではないだろうか。日本の迅速診断を
    評価するか、騒ぎすぎとするかは意見の分かれるところでしょうが。

    ついでに、機内での感染について。誰か書くと思っていましたが、
    誰も書きませんね。

    座っていた周囲何メートルの・・・とか言いますが、意外に感染は少ない。
    理由は機内の空気の流れ。上から下に流れる。しかも高性能フィルターを
    通って再利用(半分とか)されるので、きちんと整備されていれば(怪しい
    エアラインはありそう)、横への拡がりは少ない。たしか何年か前に、
    この空調システムの故障でほとんどがインフルエンザに罹った事例があった
    はず。また、機内感染で一番恐いのは麻疹です。「はしかに罹った子どもを
    ハワイに連れて行った」親の武勇伝?などは良く聞くところ(言語道断ですが)。
    SARSでは詳しい追跡調査がありますが、いかんせん何処かに行ってしまったので。

    私はむしろ、搭乗をさせないシステムの確立が急がれるのではないかと
    思います。今回でも、恐らく、ほとんどのかたは搭乗後に発病または自覚症状が
    出たのではなく、搭乗前からわかっていたはずです。それでも乗ってしまった。
    発覚した数名の数十倍もの人は、多分すり抜けたか、第三国経由で入国して
    いるはず。モラルだけに頼るには無理がある。
    例えば、荷物検査→検疫(書類、口頭、機械など)→出国検査(あれば)とか
    一律に決める。セキュリティーチェックも大昔はなかった訳ですし。

    低毒型とは言え、高熱を発し、数日から一週間は仕事も学校にも行けません。
    健常人でもこれです。そうでないかたは生命の危険もある。拡げないことは
    重要です。それでも低毒型。これが高病原性であったら、考えるだけでも
    恐ろしい。今頃、人がばたばたと倒れ、病院は患者とパニックを起こし駆け
    込んだ人で溢れ、パンク。医者も看護婦も次々倒れ、流通は途絶え、マスクが
    足りないどころではなく、店があいていない・・・

    今のうちに行動計画の欠陥、今度の対応の問題点を洗い出すことが必要。
    まだ終わっていないが、高病原性に備えての予行演習と捉えれば有意義です。
    「そのために有識者会議を計画し・・」では遅すぎるのです。

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  • 直行便だけ検疫対象にしたお役人の頭の固さは救いようが無い。

    インチョン経由の成田行きって沢山あるのに、直行便だけに絞ったお役人の頭の固さ。
    要は「一生懸命やっていますよ~」のポーズだけかと思う。
    実際に水際での侵入阻止に失敗している訳だし。

     NYC→「KE-083,KE-086」→ICN「KE-5723,KE-5725」→NRT
    LAX→「KE-012,KE-018」→ICN「KE-5723」→NRT
    YVR→「KE-072」→ICN「KE-5723」→NRT

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  • 新型なのに50歳以上に免疫?

    意味がわからないのは私だけ?

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    09/05/22 18:52

    パッチワークならばあり得ること

    新型とは言え、突然ふって湧いたわけではなく、また無から有ができた
    のでもありません。特にブタが拘わると、トリ→ブタ→ヒト→ブタ→ヒト
    となり、またブタの特徴としてトリ→ブタ←ヒトの同時感染もあるので、
    色々な遺伝子が混ざり合います。

    今回の新型は、三種の混合で、そのうちのいくつかは従来からあったもの
    です。その一部に対し、抗体を持っていてもおかしくはない。

    それにあくまで可能性で、わからないことだらけなのが、今回のケース。
    統計のまやかしも捨てきれないし(学校を中心に拡大し、年寄りは
    行動範囲が狭いとか、集団で行動しないとか)。

    それでもたった一ヶ月でここまでわかったのすから、科学の進歩は凄い。
    1918年のときは、謎の病気だったのですから。

    蛇足ですが、以前書いた、「無関係同時多発」もあり得ないと思って
    いた通り、否定されました。

  • 台湾では

     今月17日から21日まで、台湾に行ってきましたが、台湾当局の空港での検疫はなかったです。
    ニュース番組を見ていても、特に新型インフルエンザを大きく取り上げてはいませんでした。

     僕は、世界で2番目に事故率の高い航空会社に割り当てられました(航空会社未定チケット)が、
    その航空会社も日頃使っているので、何も気にならなかったです。ツアー客が多く席は満席状態
    (往復とも)でしたが、マスクしている人なんて見かけませんでした。まぁ、本気で心配している
    人は、キャンセルしちゃったのでしょうけど。。。

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    09/05/22 19:42

    日本の風景と、対照的ですね

    >席は満席状態
    >(往復とも)でしたが、マスクしている人なんて見かけませんでした。

    日本国内の風景と、あまりに対照的ですね

    一部のアジア諸国で、日本人に対する検疫が強化されるようなことは、昨日の夜のニュースで言ってました。

    もし台湾もそういう処置に現在踏み切っているようだったら、1日違いだったということになりますね。

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  • 09/05/22 13:14

    自己規制の好きな国民性

    新型インフルエンザに関する最も多くの情報を持っているのは世界的にはWHOだと思うし
    国内では十分ではないが厚労省だと思う。

    それらの機関や行政が政治的経済的圧力や思惑にさらされているとはいいながら
    渡航や旅行の自粛、行事などの取り止めを勧告したり求めてもいないのに自らすすんで
    自己規制に走る姿は個人や組織の勝手とはいえ国民性だなあと思う。

    マスコミの過剰報道云々は別にして、検疫や発生後の当局の対応はここまでまず良くやっているのでは
    ないか。少なくともマスク文化が無いとはいえ拡散と予防に対してそれほど積極的でないらしい
    米国などに比べよっぽどましと言える。私は公務員ではないですがもう少し当局を信用しても
    いいのではないか。

    どんどん何処にでも行け、好きなことをしろとは言わないが余りに当局や世間の思惑を
    先取りして自己規制したりそうしない人を非難するのは好ましくないと考えます。

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    09/05/22 19:38

    自己規制と他人規制

    >>渡航や旅行の自粛、行事などの取り止めを勧告したり求めてもいないのに自らすすんで
    >>自己規制に走る姿は個人や組織の勝手とはいえ国民性だなあと思う。

    自分もまったくそう思います。
    純粋な「自己規制」で終わるならまだしも
    「他人規制」にまで及んでいるのは憂慮すべき点です。

    自分がそう思うなら、そのように行動するのは自由でしょうが
    「右ならえ」しない人への誹謗・中傷というのはまったく道を踏み誤っています。

    結果、「自己判断」ができない、「自己責任」が負えない国民性が出来上がっていきます。


    検疫に関しては
    科学がまだそこまで進歩していない状況という問題もあると思います。

    いくら一生懸命にやってくれる検疫官がいても
    今の科学では、未知のウイルスへの感染を即時に見極めるシステムというのはまだできていない。
    新型インフルだけでなく、マラリアでも、赤痢でも、
    空港の検疫で見つかるのはかえって珍しいケースになっているのはそのためです。

    今回の新型インフル感染者のほとんどが
    検疫ではなくてその後に発見されたというのも、そのことを示していると思います。

    もちろん、検疫官の指示に従っていたからこそ
    感染していた高校生は少数と接触しただけで済んだ、といえるかもしれません。
    そのことを評価する論調もありますが、
    しかし検疫の本来の目的は、指示を与えることではないはずです。

    指示を与えるだけだったら、検疫ではなくて紙を渡すだけでもできますし、
    検疫自体は感染した高校生たちはパスしてしまっている。

    今回は日本で蔓延しているのが弱毒性だからよかったものの
    強毒性がきたら大変なことになっていたでしょうね。

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  • 09/05/22 08:57

    でも北米が供給源であることは間違いない

    私は、むしろ温度差に問題があるような気がします。

    観光旅行や研修に行った程度で、簡単に感染する。
    しかし、現地では、人がばたばたと倒れている訳ではない。
    以前からの謎です。

    日本の場合は高校での集団感染で表に出たのと、神戸大阪が
    遺伝子検査までやったために、たまたま「見えた」だけ。

    この集団感染をみる限り、感染力は強い。
    米国帰りが簡単に感染するのも、やはり強さとその背後にある
    大規模な感染。

    では、何故、米国は暢気なのか。理由は感染者が爆発的には
    増えていないから。でも、観光客は簡単に感染する。謎です
    (というか、第三者にはこれ以上のことはわからない)。

    本来ならば、少なくとも「新型ウィルスの輸出」は阻止して
    欲しいのですが、何も対策をうっていない。

    「新型とは言え弱毒性」という理由で、少し安易に考えて
    いるような気がしてなりません。新型であることは事実だし、
    まだ全容は解明されていない。

    日本の場合は情報が少なすぎる。
    「東京で第一号」を字幕スーパーで伝えるよりも大切なことが
    あるはず。これでは、国民がパニックになります。

    行政は事なかれ主義で、自分の判断ができない。

    ただし、新型故に、安易に安全と言い切るもの問題でしょう。

    少なくとも、東京の例では、成田での助言によりマスクを
    して帰宅した。これは効果ありです。また、機内検疫は
    一種の圧力。「熱があっても、ばれなきゃ大丈夫」で帰国
    する人には圧力になっている。寂しいですが、現実です。

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    09/05/22 19:24

    海外渡航について感じること

    >>観光旅行や研修に行った程度で、簡単に感染する。
    >>しかし、現地では、人がばたばたと倒れている訳ではない。
    >>以前からの謎です。

    自分は、水面下では感染者はもっと多いと思います。
    日本が公表している数字よりも日本人感染者はもっと多いでしょうし
    アメリカが公表している数字よりもアメリカ人感染者はもっと多いでしょう。

    でも感染していても、
    バタバタ倒れたり、熱が出たり、重度な症状が現われるケースばかりではないのかもしれませんね。
    実際には多くの感染者がいて、だからこそ日本人がちょっとのことで感染する。
    こう考えると筋が通りそうです。

    海外渡航について思うのは
    アメリカやメキシコはいま危ないと感じるのは自分も同じですが
    それ以外の地域、たとえばアジア旅行などで
    「行かない人よりも、行く人のほうが、感染する確率が高い」
    ということはまだ言えない状況であるにもかかわらず、過剰な憶測が出ていることに懸念を覚えました。

    これは単純に比較できない問題ですが
    アジア渡航者の場合、渡航先での危険は少ないとしても
    空港とか航空機のなかとか、そういう場所にも危険はある。
    しかし日本で過ごしていて、朝の満員電車に乗って満員の駅を通っていく会社員にも危険はある。

    本質的にどっちが危険とも断定できない状況かと思います。
    強いていうならば、どっちにも危険があり、どっちとも安全とはいえない、
    「今海外旅行にいくことは安全とはいえないが、だからといって日本にいることが安全ともいえない」これが率直な印象です。

    パニックになるようなことをマスコミがやっているような状況には本当に懸念を感じます。

  • 橋本知事の判断は

     いいんじゃないの。一旦閉鎖して、潜伏期間をやりすごし、白か黒かを区別して、その間インフルエンザ予防の情報を流し、インフルエンザの予防教育をして白の生徒を通学再開をする。社会機能と現実の調和を見事に取った対応じゃん。

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  • 日本人がマスクを付ける理由は、仲間はずれになりたくないから

    日本人は、一斉に同じ方向を向きますからね。

    昔、ペルーでコレラ騒ぎが起きた時、日本人は米国旅行も減少しました。
    また、砂漠の嵐作戦(最初のイラク戦争)の時は、政治家が「こんな時期に海外旅行に出るのはいかがなものか」と発言して、日本人は一斉に海外旅行を自粛しました。

    自分で考えない日本人は、剣道2段と嘘をついた森田健作を選んだ千葉県民を非難できないでしょうね(笑)。

    日本人がマスクを付ける理由は、仲間はずれになりたくないから
    http://d.hatena.ne.jp/worldtraveller/20090521

    >>マスクをしている人は「自分がインフルエンザにかかっていて、人に移したくない」という理由ではない。
    >>また、「人からインフルエンザを移されたくない」というのでもない。
    >>日本人がマスクを付ける理由は、「他の人がマスクをしているのに自分だけしてないと、冷たい目で見られるから」、これだけなんだからねー。

    みどりのくつした

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    日本人は昔から変わらない:マスク不足報道を繰り返すから、マスクの買いだめが起きているだけ。

    1970年代のオイルショックのとき、
    日本中で、トイレットペーパー不足がおきました。

    これはただ、メディアがトイレットペーパー不足を大きく報道したために、
    トイレットペーパーの買いだめが起きたからなんだよ。

    マスクも、見つけたら、不要な分までとにかく買って、
    友達の分、親戚の分、まで買い込む人がいるだけなんだよなー。

    ホント、日本人というのは、変わらないなー。
    米軍が攻めてくるから、竹やりを作れといえば、
    明日からでも、竹不足が起きることだろう(涙)。

    みどりのくつした

  • チケットを紙くずにする勇気

    K28さん、こんにちは。

    わたしもほんとにそう思います。高校の校長先生が涙を拭き拭き記者会見しているのを見て、「なんで???」とあきれてしまいました。

    このまま各都道府県に(普通の季節性インフルエンザのように)たくさんの感染者が出続けたら、それでも「○○県に何人目の感染者が出ました」「△△県では何人目の感染者が・・・」とテレビで言い続けるのでしょうか。
    そして、学校内に感染者がいないのに1週間休校した学校は、地区内の感染者が増えてから休校措置を解除するなんていう間の抜けた対応をすることになるのでしょうか。
    かえすがえすも、日本の過剰反応・マスコミの過剰報道に疑問を感じます。

    自分的には、普通のインフルエンザと同じ対応で十分、というか、そうでないとすぐに破たんするように思います。
    そして今後マスコミは、過剰報道で視聴者が飽きるとそれまでが嘘のように報道しなくなり、街中でマスクしている人は激減する・・・そう推測します。

    わたしは7月末から北米旅行を計画中です。頑張って貯めて追加購入までしたマイルで予約した2人分のビジネスクラスのフライトチケット、ディズニーホテル・LAのホテル・SFのホテル、ディズニーランドやユニバーサルスタジオ、アルカトラズのチケットも手配・クレジット決済してしまっています。
    超庶民のわたしにとって、100万円以上の予約チケットを紙くずにする勇気はなかなか持てません。
    早くこの異常な状態がおさまり、みんなが冷静になることを切望しています。

    ・・・これを書いているうちに、上の子の通う高校が休校になると連絡網が回ってきました。



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    09/05/22 17:57

    Re: チケットを紙くずにする勇気

    >そして今後マスコミは、過剰報道で視聴者が飽きるとそれまでが嘘のように報道しなくなり、街中でマスクしている人は激減する・・・そう推測します。

    自分もそう予想しますよ。

    だんだん報道がされなくなって、しまいには「あれ?」みたいなことになりそうです。

    過剰報道に煽られて、感染もしていない人たちを巻き込んで休校にしたり自宅待機を要請したり、果ては今海外旅行にいく人には「非難の嵐」、こういうのはみっともないです。

    少なくとも、そこに説得力のある因果関係を見つけてからにしないと、「憶測」で人を傷つけたり、「憶測」で責任論をかましているのは、どうかしていると思いますね。

    新型インフルエンザに陰に隠れてますが、もともと「感染」に関しては、マラリアにしろ、赤痢にしろ、もっと恐ろしいかもしれない病気では世界ではあちこちで発生しています。それらが発生している地域への渡航者に対しても検疫はあまり効果がなく、感染者は水面下でどんどん日本にやってきていることでしょう。そんな状況をずっと今まで放置しておきながら、「なんで今回?」っていうくらい新型インフルに関しては異常な反応が起きています。

    7月の計画はどうか行ってきてください、と個人的には言いたいです。
    それまでには新型インフルの蔓延がどうなっているかわかりませんが、日本国内の場合は、蔓延そのものよりも「渡航者に対する異常な非難」のほうが、問題でしょうね。

    状況は刻々と変化していますので、明るい希望をもって、事態を静観していましょう。