タブレットまたはバトン

国鉄ではタブレットと呼んでいたのでは? ホームには、通過列車の車掌が駅にタブレットを渡すためのらせん状の装置がありました。走行中の列車からタブレットをそのらせんにひっかけるのです。

私の生まれたところの私鉄では、タブレットの代わりに「バトン」という棒を使っていました。バトンはフランス語ですね。

Saint-Etienne-de-Tinée は、高度がえらい高いです。線路は、基本的に谷底ですから、サンテチエンヌとは積雪量が相当ちがうと思えます。

鉄道では、正面衝突は一番避けるべき自体。だから、信楽鉄道の事故では驚きました。相互乗り入れが原因だったのですね。

なお、ニース・クネオ線のトンネル内の衝突事故があったのはここ5~7年のことです。一方の列車はイタリア車だったような気もしますが。この線路、両国鉄の車両が入り組んでいて、ブレイユの駅では2カ国語のアナウンスがあります。ヴァンティミリア駅のアナウンスはイタリア語だけ。でも、駅員はフランス語が話せました。(でなきゃ、困るけど)

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1件のコメント

  • Re: タブレットまたはバトン

    そうだ、タブレットと言ってたみたい。
    それと、手動のポイント切り替えを見たことがあれば、
    かなりの年寄ですね。

    やはり高度の差によりますね。高地は寒気の影響も顕著。

    しかし、鉄道の正面衝突の威力は凄いものですね。
    あの重量(50トン?)で時速40㎞で衝突するときと、
    乗用車どうしの場合とで、衝撃力を計算式で比較したものを
    見ると驚くほど理解が深まりそう。

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    08/12/20 22:52

    2003年のTende線の事故報道

    こんにちは

    Tende線での事故は2003年だったようです。
    2名死亡、4名重傷、10数人軽傷。

    英国の報道↓
    http://news.bbc.co.uk/2/hi/europe/2697833.stm#text

    救急隊の報告のサイトから↓
    http://www.pompier.fr/index.php?id=590&print=1
    トンネル内での衝突した先頭の写真
    列車には、字が乱れていますが Provence Cote d'Azur と書いてあるのが見えます。

    フランスの事故のレポート↓
    http://www.era.europa.eu/public/core/Safety/Documents/Annual%20Reports%20NAIB/2004/Annual_Report_2004_BEA-TT_FR.pdf
    (URL後半が黒い文字になったので、全体をコピペしてください)
    この事故は11ページ目に出ています。トンネルから引き出された事故車両の写真。
    このレポートでは、事故の原因は、自動安全装置(ATSのようなものでしょう)を
    不用意に切ったか、又は切ったまま忘れて走ったことによるものとなっています。
    (日本でも、昔は時々このようなことが原因で、脱線などの事故があったような記憶があります。)

    やっぱり、列車の先頭には乗らない方がいいのかも。
    でも、前方の線路や景色が見えると、何となく楽しいですけど。