国鉄北駅の一階ホールは広くない

当日迷わないために、切符の受け取りが出来るかどうかにかかわらず、
下見をしてもいいかもしれません。

北駅は、メトロもRERも国鉄（SNCF）駅も　Gare　du　Nord　と称しているので、
着いたら、Gare　SNCF　（国鉄駅）の表示を目指して地上に出れば、
ひょっこり駅舎内のホールに出ると思います。
（地下のメトロやRERの通路やホールは広いです。
　SNCFの文字は、デザイン化された文字のことがあります。）

地上に出たら、ホームが並んでいるので、ホームの列に向かって（正面入り口には背を向けて立つ向き）
左から、ユーロスター（黄色）、タリス（あずき色）、中央付近は国内の特急、右端が近郊電車
となっています。
ユーロスターは、誰でも勝手にホームに入れないように、ガラス張りで囲ってあります。
列車は囲いの外から見えています。これの手前二階がユーロスターの窓口になっています。
一階のホールに立った位置から見渡せば、すぐ分かると思います。

前に貼り付けた初めのサイトから
写真　http://parisbytrain.com/files/2008/06/gare_du_nord_eurostar_stairs.jpg
二階への上がり口の写真
階段の上の表示板に、eurostarの文字と、Billets　きっぷ、Depart　出発の文字が見えます。
階段の右下に並んでいる黄色い券売機は、国鉄SNCFの自動券売機です。（ユーロスターではない）

階段の上に上がった写真
http://parisbytrain.com/files/2008/06/gare_du_nord_eurostar_stairs.jpg
左に自動券売機がありますが、白と青色のものが２台見えているのが、ユーロスターの自動券売機と思われます。
e-ticket　の文字が見えます。（またタビさんの紹介されている自動券売機ですね。）

二つ目のサイトからの写真
ユーロスターのオフィスの上の位置からホームを撮ったのがこの写真です。
http://photoenligne.free.fr/ParisX/GareduNord/D3294.jpg

いずれにしても、地上に出れば、難しくありません。

夜遅くでは、パリ市内の商業地はメトロに人が乗っていますが、先に書いたように、
郊外に至ると客が降りていくので要注意です。
パリ市は外周道路（peripherigueという）までで、それから外は別の市の住宅街です。
メトロ８号線でいうと、Porte　Dore　あたりから住宅街になります。
また、パリ市の北、東方面は、低所得者の多く住む町といわれています。
（到着日に下見をする場合、帰りに電車で終点まで眠ったりしないように）

また、国鉄の北駅は、他の国鉄駅と違って、身なりの良くない、ちょっと不安を覚えさせる人たちがたたずんでいます。
でも、この人たちが、すぐに何かするというわけではなさそうな感じです。
９時頃は、電車で郊外へ帰る人などもある程度います。

RERはパリ市内（外周道路範囲内）で、メトロの切符で相互に乗り換え、RERの改札から乗る、など、
何度メトロとRERの間を行き来してもかまいません。
乗り換え改札機が時々感度不良で、ピーという音を出して、通れない表示をすることがありますが、
すぐ隣の改札機に切符を通せば通れます。
ただし、メトロで乗って、RERに乗り換え、パリ市外で降りようとすると、出口で引っかかります。
RERの出口は、メトロのような切符なしでも出られる構造ではありません。（日本と同じ改札）
また、RERは、市内からずっと離れると、刻印機があるのみで、改札形式になっていないところもあります。