今や鉄道利用のほうがお金持ち向け なのではないでしょうか。 ビジネスマン利用で大成功したのが、ドーバー海峡越えの鉄道なのは有名な話し。 >飛行機は高いので、できれば鉄道がいいと思っています。 むしろ安くあげたかったら空路利用が今の欧州です。もちろん、日本でも東京-大阪 (博多-大阪は勝負にならない)は新幹線に軍配があるように、近距離は別だし、あまり 辺鄙な場所になると話は別です。あくまで主要都市間で空路需要が見込めるところ。 むっちゃんさんが勧めているvuelingもそうですが、LCCと呼ばれるエアラインは 時にただ同然で乗せます。勿論、実際には諸経費がかかるのでゼロではありませんが。 適当に探したら、Ryanairで5ユーロというものがありました。このエアラインは、 主要空港を使わず、代替空港みたいなところを使うのでアクセスは不便ですが、 そうやって経費を浮かせるために激安であることは事実です。しかもバス等の 交通手段も用意されているし、却って余裕があるので混雑に巻き込まれないという 利点もあります。 Clickairも就航しています。1日二便でXG 3136とXG 3138。前者は6時50分で、 後者はローマ着が20時過ぎというあまり良い条件ではないのですが。 また、直行便がなくてもAirberlinのように経由便で21ユーロとかの料金を出す ところもあります。5時間掛かるが、それでも陸路よりも断然早い。 さらに、今や大手も価格破壊に巻き込まれています。これも経営破綻の一因なので、 手放しで喜んで良いのだろうかといつも思ってしまいます。 アリタリアで早朝便なら29ユーロ、諸経費(Tasse e supplementi)が約35ユーロ なので合計で64ユーロ。他の時間帯の良い便でも総額84ユーロです。今なら一万円強。 同じく経営が危ぶまれ、英国航空に吸収された?イベリアも24ユーロで総額が57ユーロ とか。これでは儲からないので、やはり前途は多難でしょう。 鉄道は通常の方法では1日掛かりです。毎日ではないが一晩掛けてミラノまで行き、そこ からローマに乗り継ぐ方法もありますが、お金は掛かります。ホテル列車なので。