08/11/19 22:10

特に問題はないでしょう

タイ・カンボジアの国境にあるクメール遺跡を巡る紛争ですが、下記「NEWSCLIP」の記事の通り、解決の目処はありません。
しかし、カンボジアのフンセン首相が、タイに宣戦布告して一時両国に緊張が走りましたが、カンボジアの軍備はタイに比べれば格段に劣るので、本気で戦争をするようなことはありません。まあ、一種の脅しです。
日本での報道だけを見ていると、かなり深刻な印象を受ける方が多そうですが、実態は、そうではありません。
国境紛争というのは、陸続きの国々では、よく発生する事態です。

まあ、物事には絶対はありませんが、アランヤプラテート・ポイペトの国境が封鎖されるような事態は想定する必要はないでしょう。

タイ・カンボジアの国境紛争、解決への道遠く NewsClip 2008/10/26
【タイ、カンボジア】国境紛争が激化しているタイ、カンボジア両国は24、25日に北京で開催されたアジア欧州会議(ASEM)で首相、外相会談を開き、これ以上の武力衝突を避け、話し合いで問題解決を図ることで一致した。ただ、タイ軍の砲撃によりカンボジアの世界遺産であるクメール遺跡プレアビヒアが損傷したとして、カンボジアが国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)に訴えたほか、タイ側はカンボジア軍による地雷埋設疑惑を追及する構えで、交渉がスムーズに進む可能性は低そうだ。

プレアビヒアはカンボジアのクメール王国が11―12世紀に建立したとされる寺院遺跡。タイとカンボジアが領有権を争い、1962年に国際司法裁判所がカンボジア領とする判決を下した。しかし、がけの上にありタイ側からしかアクセスが困難な上、周辺の国境が未画定のままで、両国間の火種となっている。今年7月に世界遺産に登録されたことをきっかけに、これを不満とするタイ、同月の総選挙を有利に進めたいカンボジアの両国が兵員を増派し、遺跡周辺で兵士数千人がにらみ合う事態に発展。10月3日と15日に両軍が銃撃、砲撃を交わし、カンボジア兵2人とタイ兵1人が死亡、両軍の兵士数人が負傷した。同6日には戦闘地域でタイ兵2人が地雷で足を失い、カンボジアが新たに地雷を埋設した疑いが浮上している。

  • いいね! 0
  • コメント 0件

0件のコメント