レポート

ブラジル旅レポート その1

公開日 : 2009年01月18日
最終更新 :

みなさまの情報を頂いて、無事に楽しくブラジルを旅する事ができました。ありがとうございます。またどなたかのご参考になればとレポートさせて頂きます。

今回のエアラインはunitedとTAM。ワシントンDCにて約10時間、リオで約6時間のトランジットタイムを含め、私の目的地フロリアノポリス(ブラジル南部のサンタカタリーナ州)まで40時間近くかかりました。リオで入国審査だったのですが、審査官から日本語で「ようこそ〜」と言われ、面食らってしまいました。

 目的地がフロリアノポリス、というのは友人がそこに住んでいたからなのですが、約4日間、その近辺にあるCamboriuのビーチや、Blumenau(ドイツ移民の多い街。昨年の洪水からすでに復活しているようでしたが、まだ生々しい傷跡が各所に残っていました)などで過ごしました。南部ということもあってか、直射日光に当たらない限りはさほど暑くないんです。晴天日、照りつける太陽のもと、ビーチでごろごろしていたら、その後、スコールと言うには長過ぎる雨、そしてホテルのエアコンですっかり風邪をひいてしまいました。我ながら軟弱な日本人だなぁと痛感。頭痛薬やお腹の薬は持参していましたが風邪薬はなかったので、ポルトガル語の本を片手に薬局でゼスチャーも混じえ飲み薬を購入しました。ブラジルではプロポリスが有名だという友人の助言もあり、喉にスプレーするタイプのプロポリスも購入。喉の痛みもやわらぎ、鼻も通るので、薬よりもこちらの方が効果があったように思います。風邪を召されなくてもお土産に良いのではないでしょうか?

 その後、友人と別れ、ひとりイグアスの滝へ。「ブラジルの長距離バスはいい!」という皆さんの情報通り、座席間が広く快適でした。ただひとつ困った事は、バスのトイレが開かずの扉だった事。。。私の開け方が間違っているのかと思い周りに助けを求めたところ、近くに座っていた女の子が体当たりで扉を開けようとしてくれましたが、それでもダメでした。その後も何人かがトイレに向かっては諦めて戻って来る始末。そんな中ふと窓の外に目をやると、満天の星空!一瞬、作り物かと思ってしまうほどの星の数でした。そうこうしている間に休憩所に到着、なんとか危機は回避できました。ただやはり海外のバスはエアコンがききすぎるので、上着は必須です。今回私は風邪気味だったというのもありますが、日本から着ていったダウンジャケットを寝袋がわりにかぶって調度いい具合でした。

 朝7時頃、フォスドイグアスの長距離バスターミナル到着。セントロに行くバスは簡単に見つかり、20分程でT.T.Uというセントロのターミナルへ。そこでバスを降りると、なんやらおかしな女の子がポルトガル語でわめき散らしながら追いかけて来るではないですか。宿泊先までの道のりを頭に入れて歩いていたはずが、追いかけられているうちに、なんだかわからなくなってしまいました。そんな一部始終を見ていたと思われる別の女性が、車の中から英語で「川の方に行っちゃダメ!」と。「さっきの女の子は酔っぱらいだから気にするな」と、そこから近い安宿への道順まで教えてくれました。本当に親切な人で、心から感謝しています。彼女の話では、南北に走る通り、Av.Juscelino kubitschekよりパラグアイ側は危ない、との事です。この通りまでは大丈夫だそうです。
 紹介してもらった宿はゲストハウス Pousada Sonho Meu(確か歩き方にも載ってました。英語可)、シングル80レアルと表示されていましたが、実際には50レアルでいいと言われました。T.T.Uが目の前にあり、荷物だけ預けてすぐ滝に行く予定だった私にはとても好都合の立地でした。ただ、昼間から厳重にロックされている入り口を見るに、安全面では気をひきしめなければいけない雰囲気を感じました。ターミナル付近というのは往々にしてやや治安が良くない事が多いですね。暗くなったらひとりでは出歩かない方が良さそうです(その時は日がおちるのが20時過ぎでしたが)。

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