レポート

アンコールクッキーについて皆様はどう思われますか

公開日 : 2008年10月15日
最終更新 :

先日念願だったアンコールワット旅行から帰って参りました。
旅行自体は現地に友人がいて、おかげで何不自由なく快適に過ごすことができたのですが、ちょっと気になることがあってこちらに投稿させていただきました。

気になるというのは、アンコールクッキーという日本人女性がやっているおみやげについてです。
最終日にこのお店に寄った、というか1日ツアーを申し込んだ現地の日本経営のツアー会社で連れて行かれました。

確かにお店は清潔だし、従業員の皆さんはテキパキとしておりその点日本っぽい感じがありました。しかししばらくお店にいるとちょっとやり過ぎというか作られ過ぎた演出が鼻につくようになってきました。(といっても30分もいなかったと思いますが。)

それで日本に帰ってからもこのお店のことが気になって、現地の友人にいろいろ聞いたり自分でも調べたりしてみました。

その結果わかったのが、まず商品価格に60パーセントぐらいのリベートが上乗せされているということ。これはお店に連れて行ったツアー会社やガイドなどに支払われているそうです。私が参加したツアーでもカンボジア人の日本語ガイドの方がやけにノリノリでアンコールクッキーに連れて行こうとしていたのはそのような訳だったのでしょうか?

つまり日本人旅行者は今の半額で売っても十分儲けが出るような商品を倍以上の値段で言葉は悪いですがぼったくられているわけですよね。

あとカンボジア人の自立のため云々とか言われているようですが、ここが他の職場に比べて特別給料が高いとか、福利厚生が充実しているとかではないようで、従業員の定着率もあまり高くないと聞きました。イメージ戦略に騙されたような気がして(カンボジアのためにとの気持ちもあって100ドルほど購入してしまいました)、納得がいかず皆様のご意見を聞いてみたくて投稿いたしました。

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12件のコメント

  • ソースはどこですか?

    >それで日本に帰ってからもこのお店のことが気になって、現地の友人にいろいろ聞いたり自分でも調べたりしてみました。

    その調べた内容が正しいことを証明するソースはどこでしょうか?
    現地の友人が正確な情報を提供している保証は?

    あなたはジャーナリストと言うわけではないようですので、そこまで求めるのは酷だと考えられるかもしれませんが、post-truthのネット社会です。
    あなたの悪意が増幅されて真実を覆いつくす可能性も否めません。

    また、あなた自身、「鼻につく」と感じていられるように『これは胡散臭い』と言う思いからバイアスの掛かった調査?を始めた感が否めません。

    質問の形式を取りながら、実体としては、『これは胡散臭い、カンボジア人を食い物にするビジネスに違い無い! みんな!こいつを非難して破滅させろ!!』
    と言うご自身意識しておられるかわからないですが悪意を感じてしまいます。

    もちろん、実際悪質なビジネスである可能性もあるのでしょう。
    ですから、あなたがそう主張するだけの根拠、誰でもアクセス可能で正当性の確かなソースを教えていただきたいのです。
    例えば、現地、取材した諸国のジャーナリストの批判的な主張など。
    「現地の友人」とおっしゃられても、その方が現実に存在かすら我々には判断できません。

    論争するにも客観的なソースのご提示をお願いいたします。

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  • たまたま見てしまいました。

    簡単でごめんなさい。
    こういう店ってよくありますね。
    典型的な日本人のお土産文化が作り出した産物では。

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  • 高いお勉強代と思って。

    2011年4月にカンボジア、シェムリアップへ一週間ほど行きました。
    (このレスから2年と半年経っていますが)
    アンコールクッキーを販売するお店の存在は知っていますが行きませんでした。
    ツアーの流れで足を向け、そこの中身うんぬんを知るきっかけになることは
    ご自分の勉強にもなり、決してマイナスだったとは思いません。

    ただ、本当にカンボジアという国の将来の発展を案ずるのであれば
    「その国の為に」という名目に心を曇らされて
    「安易」にお金を落としてはいけないと思います。
    よく遺跡近辺で物売りの子供、レストランや道端で寄って来る物売りの子供、
    とても可愛いし、あの目で懸命に訴えられたら、買ってあげたくなります。
    しかし、それはとても安易な、そしてその子供達の助けにはならないお金です。
    アンコールクッキーのお店で
    「カンボジアのために~100ドルほど買った」ことも、
    状況は違えど「安易」な善意、きつい言い方でで申し訳ないけど、
    落とした金がどこに流れ、どう働くか基本を知らなかった、
    トピ主さんの盲点だったと思うんです。
    その国のあり方や社会のしくみをよーく考察すれば
    「貧しい」と日本人が見ているカンボジアに、正当にお金を落としているか?
    その行為で厚意を伝えられるか、ただの自己満足であり、
    逆にカンボジアの方々が潤うどころか、
    何かにより、それを阻めていることに力を貸してしまっているのではないか?

    日本人経営であろうとなかろうと、おかしいと感じることを判断できれば
    それでよし、そのお店の経営方針、イメージ戦略に騙されたかも?と
    気持ちを沈ませず、高いお勉強代だったと思えば良いのではないでしょうか。

    世界中の方々がシェムリアップを訪れている今日、
    日本の旅行者の皆さんも
    それぞれで判断できる『旅能力』を身につけるべき時代がきたのですよね。

    私にとってカンボジアは久しぶりに感じた
    「良き時代のアジア」を大切にする国で、なぜか心ほっとして和めました。


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  • 高いお勉強代と思って。

    2011年4月にカンボジア、シェムリアップへ一週間ほど行きました。
    (このレスから2年と半年経っていますが)
    アンコールクッキーなる物を販売するお店の存在は知っていましたが、行きませんでした。
    ツアーの流れで足を向け、そこの中身のうんぬんを知るきっかけになることは
    ご自分の勉強にもなり、決してマイナスだったとは思いません。

    ただ、本当にカンボジアという国の将来の発展を案ずるのであれば
    安易にお金という見えるものを、その土地に落としてはいけないと思います。

    よく遺跡近辺で物売りをする子供、レストランや道端で寄って来る物売りの子供、
    とても可愛いし、あの目は懸命に訴えています。
    でもその国のあり方や社会のしくみをよーく考察すれば
    「貧しい」と日本人が見ているカンボジアに自分達は正当にお金を落としているか?
    その行為で厚意を伝えられるか、ただの自己満足であり、逆にカンボジアの方々が
    潤うどころか、何かによってそれを阻めていることに力を貸してしまっているのではないか?
    分かってくると思いますよ。

    日本人経営であろうとなかろうと、おかしいと感じることを判断できれば
    それでよいと思います。
    またそれを知った上で、お金を落とすのは全くの自由だとも思います。

    世界中の方々がシェムリアップを訪れている今日、日本の旅行者の皆さんも
    それぞれで判断できる『旅能力』を身につけられたら
    もっと心に響くものを一番のお土産に出来るのではないでしょうか。

    私にとってカンボジアは久しぶりに感じた「良き時代のアジア」を大切にする国でした。


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  • アンコールクッキーのコミッションは40%

    コミッション40%。旅行会社によって若干の違いはあるし、ガイドに直接払う場合もけっこうあるとのこと。60%はさすがにないでしょー。私の後輩がカンボジアにある日系旅行会社HISで現地採用で働いており、そういっていた。他の会社Sなんとか?などもほとんど同じだと。カンボジアでは、なるべく客に勝手に買い物に行かせず、旅行会社とガイドで完全に客を管理し、コミッションの高いお店にだけ連れまわす。どんな旅行会社を通して行こうが同じ、とのこと。
    また、旅行会社とガイドにコミッションを払わないとお店側は旅行会社に客を連れて行かないと脅されるらしい。
    アンコールクッキーも日本の旅行会社も日本人をバカにしすぎだわな。
    ちなみにアンコールクッキー、ツアー日本人以外はまったく買わないらしい。そりゃそうだ、オレオのほうが10倍うまくて価格は1/10程度だもんな。

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  • 需要があるから供給があり、供給によって需要を創生する。

    マダムサチコの「アンコールクッキー」
    http://www.angkorcookies.com/

    僕も、テレビでアンコールクッキーのレポートを見たことがあります。
    産業のないところで、新しいことを始めるのは、大変だと思いますよ。

    しかも、カンボジアには、
    「日本人観光客が買うお土産がない」という潜在的な需要があったわけです。

    その需要に対して、アンコールクッキーを作って、供給しているわけですからね。
    日本のサラリーマン、OLは、海外旅行に出たら、お土産を強要されます。

    そこで、「アンコールワットへ行ったら、アンコールクッキー」というものを
    考え出して、会社を作って、軌道に乗せたというのは、たいしたものです。

    日本人観光客にとっては、値段はあってないようなものですし。

    僕はそれよりも、ボランティアツアーと言って、
    ツアーで現地の小学校へ行って、物を配るような方が、偽善的だと思いますけどね。

    とにかく、企業家精神を作り出して、
    「こうすれば儲かる」と、教えれば、
    まねをする人も出てくるでしょうし、それが結果的にカンボジアの経済に
    刺激を与えればいいのでは?

    中には、
    カンボジアクッキーというものがシェムリアップにあるらしいから、
    その味を確かめるために、シェムリアップへ行きたいと
    考える人だって、いないとは限りません。

    物の値段というものは、
    原価にわずかな利益を乗せて決定されるものではありません。

    高くするから売れるというものもあるわけです。
    昔のジョニクロ、シーバスみたいにね。

    ジョニクロは、高いから、贈り物として価値があったわけです。
    それが値崩れを起こしたら、ジョニ青を作ったくらいです。

    アンコールクッキーが安かったら、
    会社に持っていったとき、
    「これ安いのよね」と言われてしまいます。

    しかし、物価に対して高価ならば、
    「これ結構高いのよねー」と、評価されます。

    ですから、それはそれでいいのでは?
    僕は、やってる人は、立派だと思いますよ。

    例えば、現地で産業を起こした日本人として、
    ウガンダで人気の高いヤマトシャツを製造する「フェニックス・ロジスティクス」の柏田雄一さん、
    ケニアのお土産として有名な、「ケニアナッツ」の佐藤芳之さん
    などがあります。

    いろいろ考えてみることはいいでしょうね。

    みどりのくつした



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    08/11/29 18:13

    カンボジア経済・社会から切り離された企業

    この点に関しては・・・
    賛同しかねます。

    >とにかく、企業家精神を作り出して、
    >「こうすれば儲かる」と、教えれば、
    >まねをする人も出てくるでしょうし、それが結果的にカンボジアの経済に
    >刺激を与えればいいのでは?

    これがもし現地に根付いているような産業であったら
    そのことはいえるかもしれません。

    でも、アンコールクッキーは、こういってはなんですが
    カンボジアから経済からも、カンボジア社会からも、全く切り離されている産業だという気がします。

    買っていくのは日本人ばかりなので
    お店のことは、現地の人もよく知らない。

    アンコールクッキーって実は日本で製造されてるんです、と聞かされても
    自分は驚かないかもしれません。

    カンボジアで作っているメリットといえば
    結局、人手と原料が安いということだけです。

    つまりそれ以上の企業像が浮かばないのです。

    日本人相手に売れる商品を考案した企業・・・その意味では成功した企業でしょうね。でも、結局、それだけなのです。場所をカンボジアにしているただの日本の会社なのです。お金のやりとりはただ、カンボジアに行った日本の会社と、カンボジアにきた日本人旅行者との間でだけ行なわれています。アンコールクッキーのサイトをみましたが、カンボジア語に切り替えることも英語に切り替えることもできません。つまり、日本人以外の観光客は、はなから相手にしていないわけです。

    カンボジアはいま市場経済が発展しているところとはいえません。
    むしろ、インフラや流通面を最初に整備しないことには
    いくら現地の人々が産業を起こそうとしても、育つ環境にないと思います。

    日本人にできることは、その部分での貢献かと。

    もともとこの国はアンコールワットの時代には「飢餓」などとは無縁だった国のはずです。

    インフラや流通制度をどうにかすれば
    あとは自分たちでいくらでも栄えて行くことができるでしょう。

    できればインフラ整備、流通制度の整備に
    間接的にでもひと役買うような企業が、日本から生まれてほしいです。

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  • Re: アンコールクッキーについて皆様はどう思われますか

    最初から買うつもり無かったので、お店にも行ったことはありません。
    1枚1ドル(でしたっけ?)、カンボジアの物価を考えたら、法外に高いクッキーというイメージです。

    日本で会社にカンボジア土産として出して恥ずかしくない、清潔感のあるパッケージのお菓子が、カンボジアではほとんど見つからないので、あの商品がヒットしたってこともあるかも?

    私は、買わないです。

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    情報はより正しく

     投稿から10年も経ってますが、1枚1ドルはありえない。
     2019年現在、16枚入り1箱で4.8ドルくらいです。(1枚換算で0.3ドル)

     それでも、現地の庶民の感覚からすれば高いでしょうが、シェムリアップではコカコーラが
    1ドル、ハンバーガーが4ドル(両方とも観光客しか買わないでしょう)しますから、お土産
    品の価格設定としては適当でしょう。

     「法外に高いクッキー」とは言いすぎだと思います。

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  • 言ってることとやっていることが違うというのが問題なのでしょうね

    アンコールクッキーのお店でトピ主さんが感じられた違和感というのは何となく分かるような気がします。
    私は例えばYOSAKOIソーランなどと同じようなインチキ臭さを感じます。
    カンボジア人のためと言いながら、実態はけしてそうではない。
    クリシュナさんの投稿に「工場と店はカンボジア人に譲り」とありましたが、「マダムサチコの...」と銘打った企画ものなのに、看板のマダムサチコさんがいなくなっても継続できるビジネスなのでしょうか?
    そういう点ひとつ取っても、言っていることとやっていることが違うなあと感じますね。

    土産物のマージン自体は違法ではありませんが、販売方法には問題があります。各小売店が独自で販売価格を設定することができない、リベートの供与等、日本であれば独占禁止法に抵触する可能性もあります。

    独占禁止法 再販売価格の拘束
    ・メーカーと販売業者との間の合意によってメーカーの示した価格で販売するようにさせている
    ・メーカーの示した価格で販売することが文書又は口頭による契約において定められている
    ・メーカーの示した価格で販売することを取引の条件として提示し、条件を受諾した販売業者とのみ取引を行う
    ・メーカーの示した価格で販売しない場合に出荷停止等の経済上の不利益を課す
    ・メーカーの示した価格で販売する場合にリベート等の経済上の利益を供与する

    勿論上記は日本の法律ですが、独禁法については発展途上国でも先進国に倣った反トラスト法の制定の動きが進んでおり、カンボジアでも法整備が進められているところです。

    日本の品質とか、日本のサービスとかを謳って、日本人客相手に日本並かそれ以上の価格で販売するのであれば、倫理面でも日本並を心掛けて欲しいですね。

    いくら他より給与水準がいいといっても、それはカンボジアの水準で見てということで、日本並の給料を出して始めてフェアと言えるのではないでしょうか。
    商品価格は日本並、従業員の給与は現地水準では、単に安い労働力を求めて中国などに進出した工場なんかと変わらないと思うのですが。

    違法なビジネスではないので、ご本人だけが儲けるのは大いに結構ですが、カンボジア人の自立うんぬんとか言われるとちょっと違和感を感じてしまいます。

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    08/10/17 00:25

    同感

    カンボジアの都合のいいところだけを利用して(法律のまだゆるいところ、従業員給与の安さ、原材料の安さ)、同時に日本人客という、これまた都合のいい人たちだけをターゲットにしているのでしょうね。

    つまり、コストはものすごく安くて、商品価格はものすごく高いというわけです。これでもうからなかったら不思議ですね。感覚的にいえば、10円かかって作っているものを、1000円で売っているようなものですから。

    カンボジアのため・・・を宣伝文句にするのなら、もうけたお金でカンボジアに何を還元しているか、どういうことを支援しているか、具体的に示すべきでしょうね。それがないにも関わらずそのような宣伝をしているのであれば、一種の詐欺まがいです。

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  • 擁護するわけではありませんが

    ツアーで連れて行かれるみやげ物屋が、旅行会社やガイドにマージンを払うのは
    カンボジアにかぎらず普通のことなので、それ自体は悪くないと思います。
    ただ60%という数字が本当だとしたら、ずいぶん多額ですね。

    以前、朝日新聞の土曜版beで、マダムサチコさんが紹介されているのを
    読みましたが、それによると、お給料は相場に比べるとよく、
    そのため従業員の定着率もよいとのことでしたが・・・

    日本人が異国で新しい事業を立ち上げ、それを成功させるまでには、
    並々ならぬ苦労があったと思います。
    現地の人を雇って働かせるのも、本当に大変です。
    うろ覚えですが、最初はカフェを始めたけど、使用人に店の装備を
    すべて持ち逃げされた・・・と書いてあったような気もします。

    また、アンコールクッキーがある程度軌道にのったら、
    工場と店はカンボジア人に譲り、自分は新しいことをしたい、と
    おっしゃっていたのですが、それがウソでなければ、
    単に利益追求ではないのかな、と思いました。

    ただ私なら、クッキーを100ドルも買うようなことはしないかな。
    そのお金があったら、信頼できるNGOなどに寄付したいです。

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  • 08/10/16 01:34

    日本人客相手の日本人経営のお店

    ということでしょうね。

    この手のお店は世界各地にありますが、
    こういうお店で買うよりも
    地元のお店でおいしいお菓子を買ったほうが
    よっぽどカンボジア人のためになるんではないか、と個人的には思います。
    たしかに雇用を生み出しているという点では評価できる点もあるでしょうが、お店の利益の大部分は、カンボジア人ではなく、日本人のポケットに入ります。

    カンボジア人のため云々というなら、学校のひとつやふたつ建ててからいうべきでしょうね。

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  • アンコールクッキーを信ずる者はいない。

    アキーラー地雷博物館でTシャツを2枚買いました。
    それでも、1枚2ドルです。

    本当に心をうたれる場所なら、
    正直な商売しても十分な利益が出ます。

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  • 100ドルとは・・・

    随分、協力してあげたのですね。 私には無理。(笑)
    私はマダムサチコの擁護者でも批判者でもありませんが・・・・

    最近は日本からも若い女性がたくさんアンコールワットを訪れるようになり、遺跡周辺の土産売り少女と仲良くなったり、カンボジアの貧しさにボランティア心を動かされる方も多くなっているように思います。

    こ洒落たお菓子屋やカフェがなかったシェムリで日本人観光客用に清潔・安全・人助けを謳った彼女の戦略もなかなかです。
    価格設定の高さも購入者の受容があればこそで、リスクをとった先行投資の早期回収、新規事業の拡張など事業面からは当然のこと。 リベートもかの国では普通の商慣習です。

    意地悪く言えば、彼女のやっていることはボランティア色のふりかけをまぶした営利事業ともいえますね。 ただ、それで数十人の現地雇用を創出していることも事実。 
    彼女の事業が成功していけば、そのうち、同業者が真似し始めたり、元従業員が新店舗を作って競合したりして苦労するかもしれません。
    でも、シェムリでのスイーツ・ファーストフードビジネス全体が発展して周辺住民の雇用・現金収入・生活実態などの改善に少しでも寄与されていけば先駆者としての意義は大きいでしょう。

    鷹揚に、ドライに捉えてみてはいかがでしょう。

    http://www.angkorcookies.com/
    http://angkorcookies.livedoor.biz/





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