どうやっても盗まれるときには盗まれる現実・・・ yukinoさんこんにちは。 "ワイヤーのもの"というのは「packsafe」のことだと思うのですが、 ザックというのは基本的に防犯や施錠するといった構造を持たない道具です。 「packsafe」を使うことにより、ある程度の防犯性能は期待できるとは 思うのですが、対費用効果がはたしてどのくらいあるのかは定かではありません。 製品自体が重たいですし、価格も張りますので。 盗むことが専門の連中や、プロのような相手にはどんな防犯対策を 施しても通用しません。「packsafe」は置き引き対策を念頭に 設計されていますが、置き引きというからには本人がザックから目を 離している場面というわけなので、このあいだに手にかかってしまえばはっきりいって無力なわけです。 あくまで出来心で悪さをしようとする相手に対する心理的効果のほうが 主な役割かと私は思います。 対策としてはまずはザックを不用意に放置しない。 街中で背負っているときはは後ろ・周囲の人物に気をつける といったことに注意していればそれなりに安全だと思いますよ。 宿にザックを置いて外出するときがいちばん狙われやすいので、このときに 「packsafe」の心理的効果が期待できます。しかし、プロ相手には 何の役にも立たないということはやはり念頭に置いてください。 盗まれて困るようなものはザックに入れて放置しないというのが鉄則です。 私はザックのファスナーに小さな南京錠をかけ、雨蓋部分はケーブル式ロック を通して開きにくいようにしています。また振動に反応する防犯アラームの設置や チェーンロックで柱にくくりつけたりすることもあります。 南京錠やチェーンロックなどは100円ショップで手に入り、低コストで済みますよ。 複合的な策を講じることで防犯性は飛躍的に高くなります。 やはりそれでも気休めに近いことは確かです。 完全な防犯対策はなかなかできないと思うので、最低限の対策をしたら あとは荷物に対して盗まれないように注意した行動をすることがいちばん 安く、確実な犯罪防止対策ではないかなって思います。