退会ユーザ @*******
05/10/02 21:11

・・・うなだれて

そんなに呆れないでくださいませ。
kiyaおぢさまに呆れられると、悲しい気持ちになります・・・

夏は恒例の旅行。
この秋の短期旅行は、たまたま、3連休+1日休みやすい日があったので、
1日だけ職場に迷惑をかけて休みをもらうと
めったにない秋の5連休が作れたので、思い切って行っちゃっただけのことです。

何しろ、いくつまで元気でいられるかわかりませんから、
行かれるときに行っておかないと。

宮川氏のことですが、自分だけ分かっている書き方をしてしまいましたね。

宮川氏は、現在60代半ば。学生時代に世界中を旅して回っているときに、
トリノでマリーザさんという女性に恋をして、一旦帰国後トリノへ戻り
彼女と結婚してイタリアに根付いた方です。

奥様のマリーザさんは、大学で日本語を勉強し、学生時代に日本にも来たことのある方だそう。
教育に興味をもち、多くの家族を持ちたいと願って、
実子のほかに、韓国やインドなどいろいろな国籍の子どもを養子にして育て、
さらに多くの人たちと触れ合いたいと、他の2家族と共に3家族でこの農園をスタートさせました。

そして、日本から不登校の子どもたちを迎え入れ、
数週間預かって、大勢で食事をしたり働いたりする楽しさ、
自然の中で暮らす素晴らしさを感じ取り、自分の生き方を見つめなおしてほしいと
その子どもたちと本気でかかわったそうです。

農園の経営方針や家族の生き方の違いなどで、他の2家族は農園経営から手を引き、
宮川さん家族で、農場経営に取り組み始めて5年ほど。
昨年クリスマス頃に、マリーザさんは病気で亡くなりました。

宮川さんは、マリーザさんの遺志をつぐつもりで、この農園をよりよく広げていこうとしています。

このお話は、NHKテレビでドキュメンタリー番組になり、放映されました。

私は、その前から、千厩さんんという方が書いた本でこのアグリのことを知り、
一度行ってすっかり気に入ってしまったのです。

農園の作物はすべて有機栽培。
食事は、みんなで話しながら、トスカーナの家庭料理をいただきます。
ワインも、よりグレードの高いものを作ろうと、今いろいろな試みをしています。

宮川氏は、トリノでは、車関係の仕事をして、けっこう知られたそんざいなのだとか。
私は、ぜんぜん知りませんでしたが。

私が知っているのは、このぐらいです。
こんなのも見つけました。
http://www.winespiral.com/siena/august2002.html
こちらの葡萄畑のところです。

ま、いろいろないきさつはともかく、
大変居心地のよいアグリなのです。
なのでアングリと口をあいて呆れるのだけはカンベンしてください…

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1件のコメント

  • 05/10/02 21:56

    なるほどね。

    なかなかの話ですね。 まずは、じっくり読ませていただきます。

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