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05/10/02 17:06

ドライブ:リヴォルノ~ピサ~ルッカ~パルマ

農園の2泊目。
この夜は、オーナーの宮川氏の近所のお友達が、
山で今日採ってきたのよ~と、篭に入れたポルチーニを届けてくれました。

じゃあ、これお客様に特別サービスねと、宮川氏がラウラに渡したら、
ラウラは、他のお料理がほとんど出来上がっていたのに、
サササっと、生ポルチーニのサラダを作ってくれました。

前菜:生ポルチーニのサラダ
   チンギャーレの生ハム、ハーブとペコリーノ添え
プリモ:バジリコとリコッタのラビオリ
    大きいサイズが、1人5個ぐらい食べられるようにどんと出てきました。
セコンド:ポーク・ソテーにいろいろな種類の野菜のサラダの付け合せ。

ポルチーニを生のまま食べたのは初めてでしたが、
なかなかいい食感と香りでしたよ~

そして翌朝、もうチェックアウトです。
リヴォルノまで鉄道で行って、そこからレンタカーを借りました。

同行の友人夫氏は、仕事でよく車に乗り、幅寄せなど運転技術も素晴らしければ、
左ハンドルにも慣れているスーパードライバー。
右走行にだけは慣れていないとちょっぴり心配していましたが全く心配要りませんでした。

問題は、ヘボ・ナビのわたくし。でも、地図をちゃんと持って行ったし、
ミシュランのルート検索サイトで、いろいろ調べて持っていったので
なんとか順調にいきました。

ルートは、初イタリアの友人夫氏が楽しめるようにと私が組みました。

まずは、ピサへ。これは30分ほどで到着。
斜塔と大聖堂と洗礼堂へ案内。
私がここを訪れたのは、これで3度目です。

軽く昼食を取って出発。また30分ほどでルッカに到着。
こちらも3度目。
ルッカは、ぐるりと街を囲む城壁の上を歩けるのが楽しい。
街中を歩けば、小路が多く、余程太陽が高い時間で無い限り、道はたいてい日陰になって涼しい。
歩くだけで気持ちのよい街なので、けっこう歩き、バールでカフェを飲んでまた出発。

あとは、120kmほどの距離をガンガン飛ばしてパルマへ。
ところが、初めはかなり順調にがんがん飛ばしていたのですが、
途中ところどころ、けっこう長い距離で工事をしていて、
(あるいは、工事をするための準備をしていて、この距離が異常に長い)
片側1車線通行になっていたので、思ったより4、50分余計に時間がかかりました。

そしてとどめは、パルマのインターで下りてから、ホテルへ行くまで。
やはりイタリアの案内表示は不親切。
???と思っているうちに、現在位置が全く分からなくなってしまいました。

あれれ?と思ったときには、ここでパルマは終わり、の道路標示。
引き返して、自動車屋さんのおばさまに道を聞き、なんとか辿り着いたときは、午後7時30分。

ホテルに着いて、びっくり。
数年前、4人でボローニャに滞在し、私ともう1人はそのまま1週間滞在、
2人は、ミラノへ帰ると言う日に、パルマへ出かけたときのこと。
その2人は、当然荷物持ち。パルマの駅には荷物預かり所がなくて
(エミリア・ロマーニャの駅って、ボローニャ以外にはほとんどないんです)
近くのホテルへ頼んでみるも断られ、さらにもう1軒断られ、
3軒目で、このホテルが預かってくれたのです。

名前も何も記憶していなかったけど、
ホテルの玄関に立ったら、あ、あの親切だったホテルだ…ってすぐに分かりました。
というわけで、気分よく泊まれました。

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