08/09/18 14:31

九寨溝ツァーの現状

四川省旅游局の8月6日からの九寨溝ツァー解除宣言を受けて、北京・上海などの都市からのツァーも再開されました。

しかし、成都からの陸路(バス)ツァーは、震災地を経由しており、震災復興優先のため、9月から停止されました。蘭州市からのバスツァーが新たに設けられたようですが、他のツァーはすべて空路によります。このため、少数の個人旅行者が長距離バスで九寨溝に入りますが、他はすべてツァー・個人とも空路です。9月中旬時点で、九寨黄龍空港に運行中の便は、成都15便前後・重慶1~2便・西安1便(毎日ではない)、ていどです。国慶節に向けて増便はあるでしょうが、空港の受け入れ限度が50便程度ですから、限られたものです。

以上のことから、例年の国慶節初頭の日2万5千人といったような観光客が押し寄せることはありえません。現時点での九寨溝の観光客最高は、13日(土・中秋節3連休の初日)の約3千人です。したがって、国慶節でもこれに倍する観光客が来ることはないのが確実です。おそらく、二度とない、観光客の少ない秋が楽しめる年と思います。

なお、日本からのツァーは、JTBなどは募集停止中ですが、近ツリ・阪急旅行などの一部の旅行社は再開しました。それもこの時期としては過去に見られない低価格です。この点からもチャンスです。

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