レポート

燃油サーチャージの悪用

公開日 : 2008年09月17日
最終更新 :

http://bbs.arukikata.co.jp/bbs/tree.php/id/346985/-/parent_contribution_id/346325/

↑上記のところにも書きましたが
昨今の上昇する燃油サーチャージを「悪用」する旅行会社が存在しますので、ご注意ください。

(悪用の手順)
①航空会社未定のチケットを予約する際、1番高い燃油サーチャージの航空会社を「想定」して、燃油サーチャージをほかの旅行代金とともに請求する。

②料金支払い後、航空会社は決まってくるが、このときその航空会社の燃油サーチャージが、支払った額より安い航空会社に決まってきても、差額を返金しない。

以上のようなことをやっている旅行会社が存在するので要注意です。

燃油サーチャージは、実際に乗る飛行機にかかるものだけが支払う必要のあるものです。たとえば、日本~バンコク間を飛ぶのであれば、それがタイ国際航空に決まってきた場合、タイ国際航空の定める燃油サーチャージだけ(約2.1万円)を支払う必要があるのであって、JALの定める燃油サーチャージ(4万円)を支払う必要はありません。

にもかかわらず、この差額を返金しないというポリシーをとっている会社もなかには存在するため、「航空会社未定」の航空券やツアーを申し込むには、この部分は要注意です。

これはそのまま旅行会社のポケットに入ります。はっきり言って、燃油サーチャージの悪用といってよいでしょう。

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2件のコメント

  • 空港税を悪用するおバカな会社もありますがね・・・

    乗り継ぎだと必要ないはずのSINの空港税を「往復」で2回も請求しているCLUB P●STIMEとか・・・・。
    まあ、燃油サーチャージに比べれば額は小さいですが。

    結局我々消費者が賢くなるしかないんでしょうかね・・・。

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    08/09/18 00:42

    チャンギ空港税

    チャンギ空港の24時間以内のトランジットであっても、空港税をとる会社と、とらない会社にわかれますよね。とる会社は、こちらがどんなに「払う必要ないですけど」といっても、「チケット切り込みなので・・・」の1点張り。でも、とらない会社はとらないようにしてくれますものね・・・(笑)

    賢くなって、いろいろな落とし穴にハマらないように気をつけていくしかなさそうですよね・・・。あまり日本ではこういうこと考えたくないんですが。

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  • Re: 燃油サーチャージの悪用

    そうですね、いかにも考えられそうな手口ですね。

    ひとつ思うのはこういうレポートを出される時は

    >燃油サーチャージを「悪用」する旅行会社が存在しますので、ご注意ください。

    という漠然とした事を書くより、今後こういう被害者を出さないためにも実際「悪用」している旅行会社の名前を出された方がよろしいかと思いますが、いかがでしょうか?

    それとも全ての旅行会社がそうなんでしょうか?

    >この差額を返金しないというポリシーをとっている会社

    これはどうなんでしょう?そういうポリシーで契約しているのであれば、いたしかたないかなとも思いますけど。まあ、そう言う会社を利用しない事が一番だと思います。

    海外では勿論、日本で海外に行く航空券を買う時から詐欺にも注意が必要という事なんでしょうかね。旅行者の側も日本にいる時から賢くならないといけない時代になったという事だと思います。

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    08/09/18 00:34

    実名

    自分も、実名を出そうかどうしようか迷いましたが、自分が知りえた旅行会社は部分的なものにすぎず、調べればさらにたくさんあると感じたため、ここでその一部をあげつらうよりも、広く注意をよびかけるべきと判断したため、ここではこのような書き方に留めておきます。

    これを読む人には、レポートというより、注意喚起として受け取ってもらえれば、と思います。

    トピ本文を読んでもらえればわかるとおり、これは全ての旅行会社のことではありません。ただし一部には、このような「え?」と思うようなことをやっている旅行会社も、存在します。1つや2つじゃありません。

    従って、「航空会社未定」のチケットを購入する際は、「最初に支払う燃油サーチャージよりも、安い燃油サーチャージ航空会社に決まってきた場合、差額が返金されるかどうか」という部分を、消費者のほうで確認しなくてはいけない、ということですね。

    そこを返金する会社もあれば、返金しない会社もある。どっちなのかは、会社によって違うので、聞くしかありません。聞かないで、「当然返金されるもの」と思っていると、そうではないことがある、ということに注意を喚起できればと思います。

    今や、ひとつの旅行会社だけではなくて、いろいろな旅行会社の出している商品を1度に検索できるようなサイトを見て買う人も多くいる時代かと思います。消費者は1つ1つの会社のポリシーを隅から隅まで知った上で買うのではなく、商品を見て旅行会社を決める、もしくは商品を見ながらながら異なる旅行会社に次々と電話をかけていくようなケースもあるでしょう。そうなると「ここはそうだけど、あっちは違う」ことに気づかないで、落とし穴にハマってしまうことも、考えられます。

    ポリシーといっても、キャンセルポリシーとか、入金ポリシーとか、そういうポリシーの違いと、「燃油サーチャージ」の場合とは、ちょっと違うと思うのですよね。「燃油サーチャージ」というのは、乗る航空機に対してかかるものですから。

    実際にはTGに乗るのに燃油サーチャージがJAL料金というのは、理解しがたい事態です。これを旅行会社がどこまで「旅行会社のポリシーの相違」で通せるかは、かなり疑問な気もします。

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