08/09/16 15:03

燃油サーチャージを「悪用」する旅行会社も・・・

航空会社も旅行会社もホテルも
あの手この手で
「隠れ料金」でお客からボッたくろうとするんじゃなくて
もう少し健全な競争をしてもらいたいですね。

燃油サーチャージも、
悪いところの本質は「隠れ料金」なのかもしれません。
結局、「総額はいくらになるのですか?」と
お客にいちいち電話で問い合わせたり
WEBでいちいちチェックしなければいけなくさせるくらいだったら
内訳を明記した上で総額を表記すればいいのに、と思います。

総額を隠し続ける意味は
10人に1人くらいは
「あ、こんなに安いんだ」といって
燃油サーチャージを知らずに申し込んでくる無知なお客さんを狙っているような気がしてなりません。

あと、燃油サーチャージを「悪用」している旅行会社をこの際糾弾しておきます。「航空会社未定」のケースがそれです。
HISなどは、「航空会社未定」であっても、燃油サーチャージを固定にして、それ以上は高くならない、としています。(その代わり、「航空会社未定」であるはずなのに、帰国日によって追加代金がかかると、航空会社が決定しない段階から徴収をかけてきたりしますが・・)また、燃油サーチャージが実際に徴収した額より安い航空会社に決まってきた場合、差額は返金するとしていて、まだ良心的です。

しかし、旅行会社のなかには、たとえ航空会社が、実際に徴収したものより安いところに決まってきた場合であっても、差額を返金しない、としているところも存在します! これは、実際、いろいろ今予約の問い合わせをしていて、いくつかそのような会社が存在することに気づきました。予約する段階では、たとえば日本ーバンコク線であれば、燃油サーチャージとして1番高いJAL料金(4万円)をまず徴収されます。そして、実際にはTGに決まってきても、TGの燃油サーチャージ(約2万1千円)との差額は、返金されない、というのです。話を聞いていて、こんなバカな話はないなあ~と思いました。

燃油サーチャージという「隠し料金」ばかりか、その「隠し料金」を不正に使ってお金儲けをしようという会社が現われる、という何とも残念な世の中です。やはり苦しいときだからこそ、企業努力ももっと必要なんじゃないでしょうか。それを全部お客さんに負わせようとしていて、健全な競争が起こらないのは、旅行者にとっては実に理不尽なやり方ですね。航空業界も旅行業界も、今までさんざん甘やかされてきただけに、企業努力をするよりお客に押し付けようという姿勢がみえみえなんじゃないでしょうか。

昔は、そうですね~。比べものにならないくらい、旅行しやすい時代でしたね・・・。「海外旅行ばなれ」が進むのも当然かなと。

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1件のコメント

  • Re: 燃油サーチャージを「悪用」する旅行会社も・・・

    燃油サーチャージは航空会社だけでなく旅行会社が一枚噛んでの詐欺まがいなことをしているのですか?

    原油も時間外取引で$92台で、ガソリンは小まめに先取りして値下げしています。

    航空会社の10月からの再値上げは、航空会社のイメージを更に悪くするのでしょうね。

    JALとTGで何故これだけ燃油サーチャージに開きがあるのでしょうか?
    燃費の悪い航空機を使うJALは早く日本の空から退出して貰いたいですね。

    最近の各種悪事は余りにも陰湿で、国民を馬鹿にした国会議員、公務員等が多く、何故このようなことになってきたのか残念です。
    早く健全な日本に戻って欲しいと思います。

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