【4日目】エルバ島Isola d Elba観光

港の無料駐車場に車を停めて、城塞へ行って見ようと坂道を登る。
ここのことは歩き方にも詳細が載っていないから行き当たりばったり。
ナポレオンの家が高台にあるとだけは書いてあるけど、、、どこ??
しばらく登っていくと、入場料を取る“小屋”が。「ナポレオンの家ってあるの?」
「今日は閉まっているよ。別荘は開いているけど」・・・島の中心に存在する別荘は開いているらしい。
まぁ城塞を見学したいのでとりあえずひとり2ユーロ払って入ろうとしたら
後ろからそのおっちゃんが、「12:30に休憩に入って閉まっちゃうからそれまでにね!!」
・・・あっそう!!ハイハイ分かりましたっ。
まだ11時過ぎだからまだ時間あるし大丈夫だよね。どんどん登っていく。でも特になにもない。
大きな劇場っぽい跡になっている所はあったけど、他は特に・・・おそらく1番上くらいまで来ただろうという所で、
他の客も後戻りし始めたので、ワタシたちもUターン。
レンガとかが、とても古そうだったので、歴史のある建築物なのだろうという推測のみ・・・
(もらったパンフさえ復習してない^^;)

城塞の上から見えた、港の向こうの要塞のような建物にもいってみようということに。
車でコの字型の港の向こう側にまわる。ここにも無料駐車場が・・・でも空きがない。出るのを待って停める。
要塞は入場できないようだ。そのわきにローマ遺跡があって、千何百年前くらいのもの、っぽい。(いいかげ~ん)

ふ~ん、といった感じでひととおり見学して、博物館に立ち寄る。
さっきチケットを買ったときおっちゃんからもらったパンフに、こちらの詳細も書いてあったので
「このチケットで見られるの?」と聞いたら中年の女性が、この博物館は別料金とのこと。
なら見なくてもいいや~と思ったけど、トイレだけ借りようと、どこにあるか重ねて聞くと、
鍵を渡され、「出て左の左」、どうもまた遺跡の方に戻らなくては・・・
建物がE字型なので、わかりにくくて迷っていると、鍵を持った同じような人に遭遇。一緒にウロウロしていたら、
受付の中庭側の窓が開いて「あっちだよ~→」と指をさしている。いちど見に行ったのだがなかった方向だったので
「???」と思いながらもう一度行ってみると、日本で言う“すだれ”の大きいものが立てかけてある向こう側に
行くことができるようになっていて、奥にドアが4つ。たすかった~。女性用だけど洋式だからとダンナも用を足す。
鍵をしめて、受付に戻り、こんどはバイトっぽい若~い少年(将来イケ面度85%)に照れながら鍵を返す。

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1件のコメント

  • 【4日目】エルバ島Isola d Elba観光/姉さん事件です☆

    さてさて、じゃぁ次はどこへ行こうかと車に戻ると、横列駐車の車の後ろに、他の車が停まっていて出られない。
    「なんだよ、これ~」と思いながら、しばし港の写真を撮ったり、海面の小さい魚を眺めたりして時間をやりすごす。
    しかし10分くらいしても持ち主が帰ってこないので、ついにクラクションをちょっと長めに押してみる。
    周りの視線が集中。でも来ない。・・・後ろに停めていった車は、右隣の車とまたがる様に停めてあるので、
    左隣の車との間に、狭い中でも方向転換したら、もしかしたら出られるんじゃないかという隙間があったので、
    いちかばちか方向を変えてみることにした。エンジンを掛けて、ほんのちょっと車を動かしたときに、
    外で見ていたダンナが、「ねぇ、ちょっとなんかあっちの建物から見てる人たちが大騒ぎでこっちに来るんだけど・・・」
    と慌てた調子で言ってきた。なるほど車から降りて見ていると、建物の窓からは何人もの人が、
    そして何か制服姿のおにーさんたちが4人くらいでこっちに向かってくる!!この雰囲気はただごとではない!!!
    「え~ワタシ何やっちゃったんだろう」血の気が引いてきた。ダンナと突っ立っていたら、その制服姿の人たちは「まずエンジンをとめなさい」
    というカンジ。そして、恐れていたひと言(イタリア語なので推定)「ここは駐車禁止だ」( ̄□ ̄;)!!
    ワタシたちは、C.P.(Capitaneria di Porto:湾岸監督事務所)の駐車場にとめていたらしい。うん、確かに枠内にCPって書いてある。。。
    でも・・・いいわけだけど、普通の駐車場の一角に設置してあるし、
    しかも完全に観光客といういでたちの人が抜けた後に停めたのに。
    イタリア語が通じないと見ると、今度は英単語で攻めてくる。「ライセンス」「インシュアランス」・・・保険???
    免許は昨夜のことがあったので国際免許証は持っていたが、保険って何のことだろう。。。
    ダンナは、ハーツの書類見せればいいんじゃないの??ということで、ダッシュボードをかき回してハーツの書類を見せる。
    そうこうしているうちに、後ろに停めてたあんちゃんがノコノコやってきて、車を動かす。
    ダンナ「あっ!!キー付いてたみたい」・・・そんなこと今気づいても遅い。
    っていうか、なんでその人はお咎めなし???彼は空いていた枠内に停めてまたどこか行ってしまった。

    CPの人たちに囲まれたまま、ワタシたちは情状酌量を願ったが、どうも連行されるようだ。車に鍵をかけろとのこと。
    CPの建物に入り、2階の1室に通される。中には更に制服姿の男が2人。
    ワタシたちは椅子に座らされて、頭上を飛び交うイタリア語を、理解できないけれど必死に聞き取ろうとした。
    彼らは書類を持ってきて、なにやら書き込んでいる。
    しばしして、「英語は理解できるのか?」とひとりが英語でダンナに話しかけてきた。ダンナ「少し。」
    「じゃぁ行こう」と最初に駆けつけてきたうち、ふたりの隊員と一緒に外に出る。
    あぁ、警察に連れて行かれるのか~と思っていたら、門の外に出た瞬間、「帰っていいよ」・・・
    え??いいの???ゲンキンなことに笑顔で「グラッツェ♪」なんて言ってしまったよん。
    よかった~~~~~(>_<)ホントまじビビッた☆
    最後は拍子抜けするくらい、簡単に釈放されたので、何かの間違いで呼び戻されないようにいそいそとその場を離れた。
    帰り際に見たら、停めていた所の近くに『CP』という標識と、レッカーのマークが。
    キャー☆★☆これからは気をつけてちゃんと見ないと。。。
    マヌケ面で「これって、イタリアの海上保安庁の船じゃない?!海猿ぢゃん海猿!!写真撮っちゃおう!!」なんて言ってた頃は平和だった。
    とにかくホントコワかったよ。

    ドキドキも冷めやらぬまま、城塞の上から見えたキレイなビーチに行きたくて、その方向へ車を走らせる。
    場所は、ポルト・フェッライオからエンフォラ岬方面へ向かってすぐ位の所。今度は標識を見てきちんと車を停める。
    ここはキレイだった!!水もキレイだし、景色もキレイ。ホントにホントに泳ぎたかった。でも水温は非常に低く冷たい。
    足に水をつけてしばし和むが、そんなことをしている人もいない。海の家を兼ねてバールやカフェがあるが、閑古鳥。あ~ぁ。。。
    せっかく水着、着てきたのにな~。

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    【4日目】エルバ島Isola d Elba観光/結構気が抜けてフニャフニャだったかも。

    お昼もとうに過ぎ、14時になろうとしている。CPに捕まったのが案外と時間のロスになったか。
    せっかく島にいるので、おいしいシーフードが食べたい。
    ワタシたちは、島の東側にある天然の良港ポルト・アズッロPorto Azzurroに向かった。
    20分くらいで港に着き、標識に従って駐車場に入る。ここは本来はチケット制だと思うのだが、
    でっぷりとしておばちゃん係員が立っていて有無を言わせず「4ユーロ!!」と言ってきた。
    券売機はガムテープでグルグル巻きになっている。
    なんだかなぁと思いつつもお金を払うと、1時間券を4枚くれて、フロントガラスから見えるようにしておけ、とのこと。
    ハイハイ。。。駐車場の入り口にはヒョロヒョロのおっちゃんが立っていて、
    車が入ってくるとおばちゃんの所に誘導する。夫婦で取り仕切っているようだ。

    港を歩いていくと、海面に店舗がせり出している店が3・4店あって、いずれかで食べたいね、ということになる。
    それぞれがおおきなメニュー表を入り口に出していたので、見比べてふたりで納得のいったひとつの店に入る。
    英語の併記があると、大助かりだ^^ とりあえず水を・・・そしてメニューを見ていく。
    「ん??」チンザノのプロセッコ割りだって。ちょっと飲んでみたいな~
    この街でしばらく散策していくから醒めるよね・・・な~んて話し、
    それと、あとビール、そして料理をオーダー。
    前菜は懲りずにムール貝のワイン蒸し。あさりも入ってたんだけど。いや~これはどこで食べても美味。
    プリモはシンプルなトマトのスパゲッティ。パルミジャーノをかけて。これもまたトマトが甘くてウマい。
    セコンドは2品。スカンピのグリルと、タコの煮込み。タコは柔らかくて、もう少し歯ごたえがあっても良かったかかも。
    スカンピは5尾ありましたが、そのうちの2尾にミソがはいっていて、とてつもなくウマかった。
    最初にその2尾を食べてしまって、後は拍子抜けだったけど。。。

    やはりお腹がいっぱいになってしまって、今回もドルチェにたどり着けない。。。コーヒーを飲んでふたりで44.3ユーロ。
    スカンピ食べたからこんなもんか!!

    トイレを借りて店を出て、街をブラブラ。いろんなお店があって、面白い。
    アクセサリーショップ・ブティック・おもちゃ屋・釣具屋・ジェラート屋。
    観光客はみなジェラートを手にブラブラ。
    何軒目かのジェラート屋でダンナが食べたいと言い出し、彼だけ食べる。よく入るなぁ。
    ノラネコもたくさんいる♪足の悪いネコに元気を出してもらいたいと、スルメやおせんべいをあげるが警戒して食べない。
    かわりに、この旅いちばんの美しいネコが来て、み~んな召し上がっていった。食べた分、カメラに納まっていただいた。

    寒いくらいの風に吹かれて酔いも醒め、さぁどうしようか、せっかくだからナポレオンの別荘に行って見よう。
    ちょうどホテルへの帰り道だし。
    着いて、駐車場代1.5ユーロを売店のおっちゃんに請求される。それにしても停めてある車が少ないな・・・と思ったら、
    ここは道路が駐禁じゃないので、みんな道路にとめていたのだ~!!慎重になりすぎて失敗^^完全にトラウマだな~
    駐車場からは徒歩で緩やかな坂道をしばし歩く。午前中から歩きとおしで疲れた体には結構キツい。
    着いた~と思ったら、そこは博物館で、別荘はまたさらに坂を登るんだとか。「え~??じゃぁもういいよ別に見なくても」とギブアップ。
    庭園でお昼寝していたネコをかまったら、さも迷惑そうな顔をしてアクビをされたので、トイレだけ借りてそそくさと帰る。

    帰る途中、昨日から気になっていた大型スーパーに寄ってみる。
    入り口に、オレンジ絞りジュースの自販機があり、試しに飲んでみる。
    1.5ユーロを入れると、オレンジが3つころころと降りてきて、半分にカットされカップに絞られていく・・・
    かなりおいしい!!!この自販機、なんで日本にないんだろう。。。
    ハムやチーズが安~い。持って帰りたいけどダメなんだよね~悔しい!!大きいスーパーだから品揃えも豊富。
    肉のコーナーではパニーノをつくってもらって食べている人も。。。う、うらやましい。。。こういうランチもあったか。
    ここではまだ旅の半分くらいの日程だったけど、ゆっくり買い物をする機会がこれから先にあるかどうかわからなかったので、
    おみやげを調達することにする。ダンナはウニの缶詰をみつけてきた。
    ワタシはばら撒き用にインスタントリゾットと乾燥ポルチーニ。
    けっこうゆっくり見られて楽しかったし、お手ごろなお土産も買えたので満足♪