05/06/16 03:08

ボリビアは今危険です

私も8月上旬からペルー→ボリビア→ブラジルの旅を計画していましたが、ボリビアで大規模な市民デモおよびボリビア内の陸路封鎖、首都機能麻痺など、近年にないほど政情が悪化しているので、あと1ヶ月強ではこの事態は完全に回復するとは思えず、ボリビアは断念しました。
大統領が辞職し、新大統領が指名されてから、事態は少し収まってきているようにも見えますが、私は現在の状況ではボリビアを陸路で旅することは危険と思いあきらめました。生命に関わることですので…。スペイン語が読めないため、詳細な情報は得られていないのですが、ペルーからの情報によると「観光客は皆ボリビア行きを断念している」ようで、ボリビア国内の観光客も近隣諸国に続々脱出しているようです。ボリビアの政情不安は今に始まったことではなく、もう何ヶ月も不安定な状態が続いているようですので、ペルーに行った時点で状況を見極めてボリビアに向かうか否かを判断されるのが良いかと思います。平和な日本では想像もつかない「政情不安」な状態をなめてかかったらいけないと、私個人は思っております。ちなみに私は以下のサイトでボリビア情勢をウォッチングしております。英語ですが、日本語の情報よりはまだ詳細がわかります http://www.topix.net/world/bolivia
また、先日チリ北部で大きな地震がありましたが、チリ北部に接しているペルーの街には被害は無いようです(ペルー在住者の話)。上記いずれの情報も、私の限られたソースからの情報ですので、渡航前に御自身でなるべくたくさんの情報を集めて個人の責任のもとにご判断ください。

  • いいね! 0
  • コメント 1件

1件のコメント

  • 05/06/16 07:18

    緩和傾向

    香妹さん、こんにちは。
    一部補足いたします。

    現在(15日)、日本の外務省からも注意が呼びかけられています。↓
    http://www.anzen.mofa.go.jp/info/info.asp?num=2005T129

    2003年の9月にもボリビア全土で衝突が発生、数十人の死者が出て
    「渡航の是非を検討してください」
    との注意が出ましたが、沈静化にともない、当時は1週間ほどで解除されました。

    今回の動乱についても、早いスピードで沈静化してきています。
    14日朝の段階で、ボリビア国内でブロック封鎖が続いているのは1個所。
    (コパカバーナ~ラパス間)
    空港(エルアルト)の営業も再開しています。

    何時旅を楽しめる環境が整うか、僕も明言はできませんが
    必ずしもネガティブな判断材料だけでもありません。
    (行けるかどうか分からないけど、とりあえず情報を得ておこうか、というスタンスがいいでしょうか、今は。)

    さて、13日夕方に発生したチリの地震ですが、
    ボリビア、ラパスやエルアルトでも揺れは感じたものの市民生活に影響を与えるほどの被害は出ていません。
    ペルー南部、タクナやモケグア、アレキパでは強い揺れを感じて、アレキパでは断水被害が出たそうです。
    (余談です)

    • いいね! 0
    • コメント 0件