アリタリアは非効率な事業運営や多発するストでここ10年近く赤字を強いられており、負債は11億ユーロ(約1760億円)に達した。49.9%の株式を保有するイタリア政府も再建を後押ししていたが、低運賃が売り物の格安航空会社との競争激化で1日3億円近い赤字を出していた。
アリタリアは今後、管財人の下で、社員の4割近い7000人の人員削減に踏み切り、貨物航空など不採算部門を清算する。イタリアのアパレル大手ベネトンや大手銀行を中心に約15億ユーロを資本注入し、国内や欧州内の短距離路線を軸とした新会社を設立する。エアー・ワンと合併させ再生を図る方向だ。
記事:朝日新聞
やっぱりこうなりましたか。確かに非効率を極めてましたからね。
しかも、あれだけ頻繁にストをやっていれば当たり前。
経営陣にも問題があるが、従業員の意識があまりに低いのも大問題。
ストが会社にどういう影響を与えるか、イタリア人は考えてないですからね。
イタリア人からすればストは一種のイベントになってますから、意識改革から始めないと。
やっちゃん
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