昨日スペイン旅行から帰国(No.7)

今、カタラン・タルゴはモンペリエ以西だけの運転になっています。古くなって、長距離に見合うアコモではなくなってきているような気がします。

さて、9月25日。ホテルの窓から見るヌエボ橋とも今日でお別れである。、10時半発のマラガ行きのバスに乗るために、再びくだんのバスターミナルへと向かう。マラガまでは数社が運行しているが、一番本数が多いのは、ロス・アマリジョスである。幸か不幸か10時半発のバスはリネア、すなわち、各停である。ディレクトに比べて時間は掛かるが、町々に寄りながらなので、バスに乗りながらにしてアンダルシアの町巡りが出来るのである。

マラガまでは8ユーロちょっと。3時間近くバスに乗ることを考えるとやはり安い。

アンダルシアの白い町々に寄りながら、バスは淡々と走る。今日は日曜なので、各停は一日一本しかないが、結構乗降はある。

マラガの町ではホテル・アストリアに投宿。駅やバスターミナルからは10分ほど歩くが、旧市街の入り口に近く、また、もしセルカニアス(近郊線)を使うなら、終着駅出口直近となり、非常に便利なところにあるホテルである(3星で70ユーロ朝食込み)。

グラナダでアルハンブラに行けなかったので、ミニアルハンブラと呼ばれるアルカサバへと向かう。有り難いことに、アルカサバとヒブラロファロ城はどちらも無料化されていた。

この日は自力で夕食を摂る最後の日である。少々贅沢を、ということで、旧市街にあるエル・チニータスという店に入った(地球の歩き方にも出ている)。魚料理の店、ということだが、どの魚にしたら良いか分からない。すると、カマレロが冷蔵ケースを示し、この中の好きな魚を選べ、という。10数種類が入っている中から、私はスズキ、カミさんは鯛を選んだ。

 味については、申し分のないものであった。今まで獣ばかりが続いていたので、余計に美味であったことは言うまでもない。

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1件のコメント

  • 一 昨日スペイン旅行から帰国(No.8)

    ロンダではパラドールではなく、そのお向かいのホテルでした。2人で2泊180ユーロほど(朝食込み)なので、3つ星とすればこれもごく普通の値段かなと。それでクリフサイドの部屋になったのは単に運が良かっただけとか。

    さて、9月26日。今日はただひたすら移動である。午前中はマラガ駅前のショッピングセンターでお土産を物色し(結局地下のスーパーでチョコやワインを買い込んだだけ)、12時45分のタルゴでマドリーへ移動。それにしても、今までどこの駅でも見かけなかった荷物チェックがマラガ駅ではあった。X線を通さないと駅構内に入れないのである。

     マドリー行きタルゴも一等車である。2時ちょっと前に配膳があり、機内食そっくりの食事が供された。それにしても、マラガ~ボバディージャ間の車窓風景はなかなかのものである。ボバディージャからマドリーまでは風景が全然変わらないので、逆向き乗車の場合にはかなり車窓が楽しめるかも知れない。

     それにしても、今回の旅行では、列車は殆ど時間通りである。スペイン国鉄はかなり体質改善を行ったとは聞くが、ここまで見事に時間に正確なのは嬉しい限りである。

     定刻にマドリーアトーチャに着くと、すぐに近郊線改札へ行き、パスを見せて有人改札を通る。近郊線の車両はフランス製だが、当のフランス、特にパリのRERと比べるとはるかに綺麗である。

     10数分でチャマルティン駅に到着。すぐにサロンに収まる。チャマルティン駅の玩具屋で、Nゲージのタルゴ(スペイン製)を売っているのを発見。早速購入。機関車も同時購入したが、これはさすがに日本製(KATO)だった。

     マドリー発パリ行きはほぼ満室のよう。食堂車もほぼ満席である。しかも、1時間半食事をしたところで、次の客が来る、というので早々に食堂車を追い出されてしまった。

     食堂車では忙しく食事をし、部屋に戻ってシャワーのチェックをすると、こちらはさすがにまともに出る。

    (次が最後)

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    【教訓】 サボテンに水は欠かせない?

    裸のマハちゃんにご挨拶することなく、パリに旅立たれたのですね。

    覇王樹おうじさまの旅は、どうも「水」難の様相が濃いようです。
    豪華夜行列車で、真っ先にチェックするのが、シャワーの出!

    ところで、じっくりと読んだ所、食事の光景が省略されております。
    いまや日本でも、食堂車は消えつつありますので、じっくりと
    思い出して、描写して頂きたいものです(lll)