昨日スペイン旅行から帰国(No.3)

9月22日、朝イチでサンツ駅にて地下鉄の1日乗車券を購入。まずはサグラダ・ファミリアへと向かう。入場料、高っか~、の8ユーロ。塔のてっぺんへは勿論足で登る。

下りてきたら、今度はカサ・ミラへと向かうが、凄まじい長蛇の列。一旦ここは断念して3ブロック先のカサ・バトリョへ行く。ここは入場料実に16ユーロ。表示では入場だけなら10ユーロとなっているのに、強制的に音声案内をつけられて高くなってしまう仕組み。

カサ・バトリョを見終わったところでカサ・ミラへと戻ると、長蛇の列は無くなっていた。また8ユーロを払って入場。今までメシ抜きで廻っていたので、少々へたり気味。さっさと見終わると、近所にあったバール&レストランに入り、パエージャを注文。出てきたものは実に巨大で、食べるのに一苦労。少なくとも、量的には値段相応。

腹も一杯になったところで、今度はグエル公園へ。公園へは裏から入る。こちら側は長いエスカレーターが設置されていて、意外と登るのが楽。地下鉄駅の近くに公文があるのを発見し、妙に感心をする。

グエル公園の頂上を極めた後、だらだらと坂道を下りていき、ガウディデザインの一番メインを見学。凄まじい人の出である。但し、あまり危ない雰囲気は感じず。人が多い割にはのんびりした雰囲気であった。
 公園内のお土産屋さんには日本人店員も。やはり日本人観光客が多いということか。

公園から下りると、今度は旧市街に入る。カテドラルを見た後、ランブラス通りに戻ると、お祭りの行列が。それでここらは妙に人が多かったのね。

地下鉄でサンツ駅に戻ると、一旦ホテルに行って荷物をピックアップ。駅に向かうとユーロメッドラウンジに収まる。今晩はグラナダ行き夜行の特等車なので、ラウンジに入ることが許される(何て贅沢)。ラウンジ内ではドリンク類が用意されており、全てタダ。といってもそんなに沢山飲めるわけでもないが。

今晩はグラナダ行きジルラロファロ号の特等である。夜9時発なので、乗車後すぐに夕食となる。特等の場合、一泊二食付きなので割安感がある(しかも、スペインの国際ホテルトレインの半値近いし)。食事は実に飲み物も料金込み。折角だからとワインのフルボトルを注文する。食堂車はそんなに混んでなく、隣の席のアルゼンチン夫妻と会話しながらの食事であった(アルゼンチンから来て特等の旅なぞ相当なお金持ちに違いない)。
特等車は室内にシャワーとトイレと洗面台が付いているが、シャワーの出が悪く、何とかかんとかシャワーを浴びる、といった感じであった。(以下次号)

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  • Re: 昨日スペイン旅行から帰国(No.4)

    翌9月22日。定刻グラナダ着。駅のコインロッカーに荷物を放り込むと、早速今日最初の目的地のアルハンブラ宮殿へと向かう。朝早いからとたかをくくっていたら、宮殿前入り口は長蛇の列。一応列には並ぶが、時々放送が入り、あと何人、とアナウンスが入る。もうちょっと、というところで午前中の分は終わり、と言われてしまい、すごすごと引き下がる。

    仕方がないので、アルハンブラとは反対側のアルバイシンに登る。こちらは白い町並みが印象的で、町の展望台からはアルハンブラ宮殿が一望できる。

    一通り町中を見て(ついでに教会にも入る。入場料は確か0.4ユーロだったか)、狭い路地を走り抜けるアルハンブラバスに乗って旧市街へと入る。ここの大聖堂も有料だったが、かなりの規模で見応えは十分。見物のあとは近所のバールに入って簡単な食事。その後、駅に向かって午後1時半発の列車に乗ってロンダへと向かう。

    全く変化のない沿線風景を見ながら3時間もすると、ロンダ着。駅からは少々遠いが、景色が最高と噂されるドン・ミゲルというホテルに投宿。部屋に入ると、ホテルの部屋は断崖絶壁に面した正にクリフサイド。町の象徴のヌエボ橋も至近である。

    町のインフォメーションで、今日開催されているフラメンコショーの情報を得る。本日はムセオ・ララというところで開かれるというので、旧市街にあるララに行くと、すぐ予約が完了。

    フラメンコは9時半からということで、早めの食事を摂ろうとしたが、どこのレストランも開いておらず。スペインでは早めの食事というのは難しいのである。結局、バールでタパを喰い、時間を潰した。

    9時半前にララ到着。1ドリンク制となっており、つまみも付いてくる。ただ、先程のバールでビールを余分に飲んでしまい、これ以上アルコールを摂ると途中で眠くなってしまいそうなので、ノンアルコールのみとした。
     この会場、博物館にもなっているのだが、かつての拷問道具も多数展示。だいぶ血を吸ったと思われるギロチンも置いてある。さらに凶悪なのはハートマーク入りの金属製貞操帯。あんまり目立たないところに陳列してある。

     フラメンコは時間丁度に開始。上演時間2時間、本場のフランメンコに酔い、フラフラになって宿に帰る。風呂も入らずバタンきゅう。

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    昨日スペイン旅行から帰国(No.5)

    くろっちさま、どうもです。国内夜行ではシャワーを絞っているんですかねぇ。マドリーーパリ間の夜行ではちゃんとシャワーは使えました。

    で、9月24日(No.4.の旅行記は9月23日の間違い)。
     今日はアンダルシアの奥地へ突入する。ロンダからセテニルへはバスを使う。バスは朝8時45分バスターミナル発なので、早めにバスターミナルへ行くが、目的の会社のバスはあるものの運転手はおらず。定刻を過ぎた頃、運転手がターミナルから二人出てきて、2台あるバスに乗り込むが、それぞれセテニルとロンダとバスに出ていた行き先表示板を仲良く片づけ、行き先がロンダとなっているバスだけが出発していった。
     不審に思って、居残っている方の運転手に聞くと、今出て行ったのがセテニル行き!と宣言した。そのあと、どこぞへ携帯を掛けると、まぁ乗れ、と残ったバスに乗せられた。ロンダ駅前まで来ると、一台のバスが待っていた。さっき出て行ったバスだ。ここでそのバスに乗り換えた。間違いなく今度はセテニル行きである。運転手が携帯で先行したバスを引き留めておいてくれたのである。親切な運転手でこっちは大助かりであった。

     セテニルまでは1.38ユーロ。乗車時間は45分。誠に安い。セテニルでは村の入り口で降ろして貰った。バス停から100mほど進むと、断崖絶壁の下に建つ真っ白な住宅群が見えてきた。これがセテニルの町である。

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