本日スペイン旅行から帰国(No.2) クマさんに先越された。 で、9月21日。 朝起きると真っ直ぐトラムでリヨン大に向かう。トラムの車内を見ると、以前と比べて随分大きくなった路線図が。随分路線延長がなされているなぁ、という印象。偶然途中の停留所でリヨン在の友人も乗ってくる。話を聞くと、今後さらにトラムは拡大するとのこと。公共交通網がどんどん整備されて実に羨ましい。 結局大学で仕事の話を暫くして、午前中残りの時間でクロア・ルースとフルヴィエールの丘双方に登る。 午後、TGVでモンペリエへ移動。30分の乗り継ぎでバルセロナ行きのカタラン・タルゴに乗る。この列車はだいぶガタが来ているようで、私の前の座席で暴れていたイギリス人の若者が座席を壊す。私が寝ていたところ、突然前の座席がフルフラットになり、私の膝を直撃。こちとら折角気持ちよく寝ていたのに。結局、座席は直らず。 ホテルは、翌日の夜行まで荷物を預かって貰うことを念頭に駅前のエキスポホテルへ投宿。4つ星ながら80ユーロとまぁお得なホテル。到着が遅かったので、ホテル前の食堂で遅めの夕食を摂ってこの日は終わり。
カタラン・タルゴ 覇王樹さん、こんばんわ、お帰りなさい。 相当がたが来ていたんですね。この列車ってジュネーブ発のグルノーブル経由のやつですよね。僕もこの列車でバルセロナ行きました。 そのころは(といってもすでに10年位前です)遅延が多かったですね。 特急料金返せとか叫んでいる人もいました。 フランスのトラム網拡大傾向にあるみたいですね。グルノーブルも かなり延伸しています。 バルセロナ駅に特別なラウンジがあるのですか。ラウンジって聞く と空港のものしか思い浮かびません。とにかく凄いですね。
駅のラウンジ 覇王樹さん、私も、ほぼ同じルートを行った事があります。グラナダでは、パラドール・サンフランシスコに泊まりました。お泊まりのロンダのお宿も、パラドールですよね?私も、あそこが出来立ての時、泊まりました。良い所ですよね、懐かしいです。 ところで、バルセロナ駅だけじゃなく、AVEやタルゴとか、要するに良い列車が停まる主要な大きな駅には、どこもラウンジがあるようですよ。私はセビリア駅で、なんかの一等個室寝台を予約した際に、利用できました。空港ラウンジをこぶりにしたエレガントな感じで、サービス内容は空港のとだいたい同じです。AVEや1等で予約してる人は、みなラウンジ利用でき、時間つぶしに、とても便利です。日本でも、導入すればいいのに、って思いますね。 昔は、レンフェといえば時間ルーズ、ボロで、ダメ鉄道の代名詞みたいでしたが、バルセロナ五輪とセビリア博を機に、国を上げてまともな観光立国へ大変身し(日本の高度成長期みたい)これにともない、鉄道も大幅整備されました。AVE(だけじゃないかも)の場合、少しでも遅延したら全額払い戻し制度を入れたり、駅にラウンジ導入したり。余談ですが、昔は何もなかった田舎コルドバ駅のモダンな大変貌ぶりには仰天しました。これは北海道の美瑛駅前が分譲住宅地に変貌していたのと同等の驚きです。
おかえりなさい 楽しまれたようですね! 私もバルセロナで同じホテルに泊まってきました^^ そして遅くなったときにホテル前のレストランで食事。。。 これもやりました(笑)2~3件食事所はあったような 記憶があるので、同じところかどうかは分からないですね。 私はコース20ユーロを食べたのですが、前菜に「マメのにんにく風味」(?) を頼んだら、ものすごい量のマメでびっくらこきました。 寝台列車も、シャワーの出は確かに悪かったですよね・・・。 私、ベッドをセットしてくれるのを知らず、荷物ぐちゃぐちゃで 食堂車に行ってしまい、戻ってこれまたびっくらこきました。 失態でしたわ・・・。 ちなみに食堂車、日本人だらけだったっす。。。
昨日スペイン旅行から帰国(No.3) 9月22日、朝イチでサンツ駅にて地下鉄の1日乗車券を購入。まずはサグラダ・ファミリアへと向かう。入場料、高っか~、の8ユーロ。塔のてっぺんへは勿論足で登る。 下りてきたら、今度はカサ・ミラへと向かうが、凄まじい長蛇の列。一旦ここは断念して3ブロック先のカサ・バトリョへ行く。ここは入場料実に16ユーロ。表示では入場だけなら10ユーロとなっているのに、強制的に音声案内をつけられて高くなってしまう仕組み。 カサ・バトリョを見終わったところでカサ・ミラへと戻ると、長蛇の列は無くなっていた。また8ユーロを払って入場。今までメシ抜きで廻っていたので、少々へたり気味。さっさと見終わると、近所にあったバール&レストランに入り、パエージャを注文。出てきたものは実に巨大で、食べるのに一苦労。少なくとも、量的には値段相応。 腹も一杯になったところで、今度はグエル公園へ。公園へは裏から入る。こちら側は長いエスカレーターが設置されていて、意外と登るのが楽。地下鉄駅の近くに公文があるのを発見し、妙に感心をする。 グエル公園の頂上を極めた後、だらだらと坂道を下りていき、ガウディデザインの一番メインを見学。凄まじい人の出である。但し、あまり危ない雰囲気は感じず。人が多い割にはのんびりした雰囲気であった。 公園内のお土産屋さんには日本人店員も。やはり日本人観光客が多いということか。 公園から下りると、今度は旧市街に入る。カテドラルを見た後、ランブラス通りに戻ると、お祭りの行列が。それでここらは妙に人が多かったのね。 地下鉄でサンツ駅に戻ると、一旦ホテルに行って荷物をピックアップ。駅に向かうとユーロメッドラウンジに収まる。今晩はグラナダ行き夜行の特等車なので、ラウンジに入ることが許される(何て贅沢)。ラウンジ内ではドリンク類が用意されており、全てタダ。といってもそんなに沢山飲めるわけでもないが。 今晩はグラナダ行きジルラロファロ号の特等である。夜9時発なので、乗車後すぐに夕食となる。特等の場合、一泊二食付きなので割安感がある(しかも、スペインの国際ホテルトレインの半値近いし)。食事は実に飲み物も料金込み。折角だからとワインのフルボトルを注文する。食堂車はそんなに混んでなく、隣の席のアルゼンチン夫妻と会話しながらの食事であった(アルゼンチンから来て特等の旅なぞ相当なお金持ちに違いない)。 特等車は室内にシャワーとトイレと洗面台が付いているが、シャワーの出が悪く、何とかかんとかシャワーを浴びる、といった感じであった。(以下次号)
Re: 昨日スペイン旅行から帰国(No.4) 翌9月22日。定刻グラナダ着。駅のコインロッカーに荷物を放り込むと、早速今日最初の目的地のアルハンブラ宮殿へと向かう。朝早いからとたかをくくっていたら、宮殿前入り口は長蛇の列。一応列には並ぶが、時々放送が入り、あと何人、とアナウンスが入る。もうちょっと、というところで午前中の分は終わり、と言われてしまい、すごすごと引き下がる。 仕方がないので、アルハンブラとは反対側のアルバイシンに登る。こちらは白い町並みが印象的で、町の展望台からはアルハンブラ宮殿が一望できる。 一通り町中を見て(ついでに教会にも入る。入場料は確か0.4ユーロだったか)、狭い路地を走り抜けるアルハンブラバスに乗って旧市街へと入る。ここの大聖堂も有料だったが、かなりの規模で見応えは十分。見物のあとは近所のバールに入って簡単な食事。その後、駅に向かって午後1時半発の列車に乗ってロンダへと向かう。 全く変化のない沿線風景を見ながら3時間もすると、ロンダ着。駅からは少々遠いが、景色が最高と噂されるドン・ミゲルというホテルに投宿。部屋に入ると、ホテルの部屋は断崖絶壁に面した正にクリフサイド。町の象徴のヌエボ橋も至近である。 町のインフォメーションで、今日開催されているフラメンコショーの情報を得る。本日はムセオ・ララというところで開かれるというので、旧市街にあるララに行くと、すぐ予約が完了。 フラメンコは9時半からということで、早めの食事を摂ろうとしたが、どこのレストランも開いておらず。スペインでは早めの食事というのは難しいのである。結局、バールでタパを喰い、時間を潰した。 9時半前にララ到着。1ドリンク制となっており、つまみも付いてくる。ただ、先程のバールでビールを余分に飲んでしまい、これ以上アルコールを摂ると途中で眠くなってしまいそうなので、ノンアルコールのみとした。 この会場、博物館にもなっているのだが、かつての拷問道具も多数展示。だいぶ血を吸ったと思われるギロチンも置いてある。さらに凶悪なのはハートマーク入りの金属製貞操帯。あんまり目立たないところに陳列してある。 フラメンコは時間丁度に開始。上演時間2時間、本場のフランメンコに酔い、フラフラになって宿に帰る。風呂も入らずバタンきゅう。