2008年8月エジプトに家族旅行(私、嫁、長女-中1、長男-小4)。
4泊6日(観光は火水木と金の昼迄)、カイロ泊(Nile Hilton)。
1.旅の準備
・大手旅行会社のフリープランに申込。但し、「地球の歩き方」を読んでいるうちに、家族全員を連れてピラミッド巡りをする自信を喪失、旅行会社のオプショナルツアーや現地旅行会社にツアーを依頼→「正解!」。
タクシー拾って自分で手配するのは言葉の壁もあり高難度。ピラミッド巡りは移動時間も長く、エアコン付の観光バスでないと恐らく初日に全員ダウンした可能性(この時期は特に)。
・両替。ドルで十分。成田空港駅や空港ではEGPへの両替が可能(初日の生活費用として最大1万円程度のEGPに替えておけばOK)。各遺跡の入場料は日本の博物館並かそれ以上必要。EGPは両替手数料が高いので割高。ドルで持ち込みホテルで必要に応じEGPに変えた方が得。
・日除け帽子、サングラスは必需品。眼鏡使用の場合はサングラスと両方持っていないと暗い所では不便。
2.入国
・旅行会社(私の場合は現地の提携旅行会社)の方が入国審査の前に登場、ビザの取得等を手際よく手続き。旅行会社の方に帰りの航空券の提出(預託)を求められたが、これは帰国便の座席確保を円滑に行うためらしい。日本のGWにはオーバーブッキングで乗れなかったツアー参加者がいたとのこと。
・諸注意:トイレは到着前の機内で済ませておくこと。空港内にもトイレはあるが当然有料。チップ(バクシーシ)が必要。当然、まだ1EGPや0.5EGPは持っていないので困ることに。払わない日本人もいるようだが、これはルール違反(?)なのでやむを得ない場合は1ドル渡した方が良い。私の場合は、旅行代理店の方が払ってくれた。
3.日程
初日:元気満々でピラミッド巡り。日本でツアーに申し込んだので、大きな問題はなし。水(ペットボトル、500ml×2で1ドル)も買えたのでOK。夕方、翌日分の水も仕入れておく。ホテルの周りにスーパーのようなものが見当たらず、水は常にツアーバスで翌日分を仕入れることに。レストランで水を注文するとペットボトルで出てくるが、持って帰れるので、水確保の手段に。
2日目:事前に手配した現地旅行会社(歩き方に載っていたE社)のアレキサンドリア日帰りツアーに。HyundaiのSUVに乗って片道3時間半の旅。
高速道路は舗装が凸凹で上下に激しく揺れる上、かなり粗い運転(現地では普通)なので、乗っているだけでもかなり体力を消耗。観光バスがベターだったかも。
途中、サービスエリアのようなものもありトイレ休憩も可。比較的清潔だが、チップ要。売店等で水も手に入る(1.5㍑で5EGPだった)。帰りも考えて、3時に切り上げ、帰路に。かなり体力を消耗。アレキサンドリアはカイロからの手頃な避暑地であり夏はかなり混雑。E社のガイドは現地大手のB社のガイドに比べ日本語が若干分かりにくかったが問題は無し(しかし、団体ではないので融通はきく)。
ドライバーもこの時期は連日の強行日程らしく、お疲れ気味。日本のスキーバスを思い出し、初めから大手にしておけば良かったとやや後悔。帰着後ドライバーにチップを20EGP程度とガイドさんに言われ、にっこり笑って30差し出したが、あとでEGPとドルを間違って渡したことに気付く。ガイドにも20EGP(本当はドル)渡したのでショック。教訓→ドルとEGPは別々に管理する。サングラスをしたままお金を渡さない(色がよくわからない)。
3日目:市内観光へ。疲労困憊に加え食事が合わず(特に子供達が全く食べない。ホテルの朝食、イタリアレストランのパスタも子供の口には合わない)、子供がダウン。午後はキャンセルしてホテルで休養。教訓→長時間の飛行機、連日の観光、食の不適合、暑さ、環境の変化は子供(長男長女とも)にはかなりの負担。中学生以下のお子様連れには大人の都合でないゆったりめのスケジュールをお勧め。
4日目:子供も小康状態なので昨日行けなかった博物館へ。しかし、歩くのは辛いようで、2時間でダウン。仮面とミイラを見て帰る。ホテルのロビーで3時間ほど時間を潰し、空港へ。旅行代理店の方が出国カードに記入してくれた上、航空券を入手(座席確保!)。出発の3時間半前に着いたが、すでに日本人グループも来ており、決して早過ぎないという印象。
出国手続きを済ませ、ロゴの見えたマクドへ。子供も私も夢中で食べる。ハンバーガーがこんなに美味しく感じるなんて..
出発ロビーで少ないお土産店を物色。全てが日本の観光地の値段設定、街中と異なり値引きなし。ピラミッドチョコもデーツ入りのチョコもなし。免税店でビールを買って機内に持ち込んでいる人がいたのを見つけ、「私も買えば良かった」と後悔。
無事帰宅。全員、疲労による体調不良が続く。
