三井住友カードから銀聯カードの代金明細がやってきて、全て確認。怪しいところはなし。・・・なんですが、ようやく一つ謎が解けました。
銀聯カードは、基本はデビットカードなのと、全てCATで処理するので、それでいくと・・・謎に思っていたものは・・・・ホテルのデポジットです。
クレジットカードだとオーソドックスなのはチェックイン時のデポジットはインプリンターでがっちゃんしておいて、チェックアウト時にそのインプリントした紙を破って、別途CATで通す。・・というやり方と思いますが、この銀聯カードの場合、デポジット時に具体的な金額(深せんの航空飯店は600元、上海の百楽門飯店は1200元)を入れて、しかもターミナル(銀聯カード用のCAT。暗証番号を入力するために持ち運びが可能になっている)を通して、暗証番号まで入力させます。(サインはさせない。)
要は、これでデポジットになって、後できちんと「取り消し」処理をしてくれるのだろうか・・・というのが、明細書がくるまでの不安でした。が、結論として、きちんと取り消しされていて、チェックアウト時の「再入力」(この時は暗証番号入力とサインを両方やります。)の金額が請求されました。
伝票を見るとデポジット時の伝票は交易類別(取引種類)が「預授権(AUTH)」となっていて、実際の支払時は「預授権完成聯機」となっていて、デポジット時の伝票番号が引き継がれて入っています。もちろん支払金額はデポジット金額と異なっているのですが、そこがきちんと処理されている。・・・・感心しました。クレジットカードでのCATでデポジット処理って、すぐに落とされないし、金額も入れないのであんまり抵抗はなかったのですけど、銀聯の場合は初めてで勝手が違う・・・けれども、これで安心しました。
百楽門酒店のフロントの女性はそれは美人だったのですけど、彼女もこの見慣れないパンダ銀聯カードをさんざんひっくり返して眺めたあげく(どうやってみても、中国語は一言も書かれていない。)よほど不安だったのでしょう。ターミナルがOKしてるのに伝票の発行銀行の「其他行」(普通は中国銀行だの工商銀行だの印字される。)の横に「国外」と手書きしていました。
7回使いましたが、香港のVISAカードと異なり、ある一日のレートはみんな同じ。日本では高いので絶対に飲まないスタバのカフェラテのトール、28元、448円。が最低金額でしたが、高い。・・・・やはり日本のマックですね。・・・・
そうそう、マカオのヴェネチアンでは銀聯カードで5000元以上買物すると100元の金券を渡すといういまいちけちなキャンペーンをやっていたんですが、「(中国内地、港澳)国外発行カード」は対象外。ただ、キャンペーン文句の「華彩人生、銀聯相伴」ということばに、そっかぁとなんとなく納得してしまいました。