レポート

世界遺産のルアンパバーン旧市街の一部が冠水

公開日 : 2008年08月12日
最終更新 :

連日降り続いた大雨の影響でメコン川と支流のカーン川の水位が上昇、8月12日川沿いの道路に交通規制が敷かれました。

表通りのシーサワンウォン通りからバーンワットセーンに向かいました。
カーン川の水位が道路の一部を超え、サーイナムカーンゲストハウス付近の旧市街歴史的建造物群が冠水していました。

数十年前にサーイナムカーンゲストハウスまで冠水したことがあると聞きましたが、わたしのいるときにここまで水位が上がることがあるとは考えてもいませんでした。

カーン川とメコン川の合流点付近、ワットシェントーンのメコン川に接した道路も通行規制、メコン川沿いは車両進入禁止箇所があり、こちらの道路も冠水していると思われます。

雨は上がりましたが、メコン川は今後も水位が上昇する可能性があり、経過を注目しています。

なお今のところ冠水箇所は旧市街の一部のみで、ルアンパバーンの市民生活、一般旅行者への影響はほとんどありません。

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2件のコメント

  • 冠水情報!!

    大変参考になりました。ありがとうございます。
    近々ルアンパバーンに行く予定のにっぽんと申します。
    話が変わりますが、「蚊」はやはり多いですか??
    デング熱やマラリアを媒介する種ですね。
    少し心配の種でして・・・・・
    変な質問で申し訳ございません。

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  • メコン川の洪水、8月13日続報

    ルアンパバーン市内のメコン川沿いの道路の状況を見てきました。

    ワットシェントーンそばの交通規制は、道路の冠水ではなく、大雨で寺の艇庫の脇の老巨木が倒れて道路をふさいだのでした。寺院の塀の一部が崩壊しています。

    メコン川は道路の高さいっぱい一杯ですが、道路の冠水はまだ一部で、郵便局裏地区のゲストハウスが床上浸水。
    ほかの地区でも道より低い建物は浸水しています。

    カーン川のリバービューレストランは完全に水没、屋根だけが水面に出ています。プーシーへの階段付近(カーン川側)からサーイナムカーンゲストハウスへの道路は冠水。車両は通れませんでした。

    それでも浸水している食堂、ゲストハウスは現在はまだ一部ですので、旅行者には大きな影響は出ていないようです。
    今後の河川の水位に警戒が必要です。


    さらにメコン下流のビエンチャンも危険水位に達していて、市街地への洪水、ワッタイ空港の滑走路の水没の危険があります。

    ビエンチャン付近の水位は今後も上昇が懸念されています。

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