テキーラエクスプレス5 ダンス大会が終わると席が片付けられています。 まだまだ太陽はじりじりと照っていて真っ昼間のようですが、もう時刻は6時30分。 バスに乗り込み、列車へ。 帰りは一番後ろの車両になっていました。 それなので、デッキに出て、線路の回りに広がるアガベ畑を眺めながら、写真をパチリ。 車掌さんが、もうすぐカーブだよと教えてくれ、世界の車窓からのような、車体全体と、アガベ畑のみごとなコントラストには感激しました。 帰りの列車の中でも様々なイベントが待っていました。 マリアッチ楽団も、バイオリンを司会のお兄さんに渡して歌を歌って、司会のお兄さんがバイオリンを弾いたり、楽団と一緒に狭い車内を踊ったりしました。 また、歌合戦に出た人や、ダンスコンテストのおばあちゃんなどに賞品が配られました。 賞品はもちろんテキーラです。 最後に車内で飲んでいたビールやテキーラのカクテル(缶)をかけてクイズ大会。 5、6本は入っているであろう缶がどんどん配られているのを見ると、スペイン語が理解できないのが悔しかった~。
テキーラエクスプレス6(終) グアダラハラに近づいて来た頃、スコールのような雨が降ってきました。 道路も川のようになっていました。 駅に着いて、ツアーで来ている人たちはバスに乗り込み、車で来ている人は帰っていきます。 帰りのバス乗り場をスタッフに聞き、雨が弱くなるのを待っていました。 タクシーで帰らないの?と聞かれましたが、タクシーも来る様子はないし、待っている人も結構いました。 タクシーも呼ばないと来ないようでしたし、8時近くになっていたので、ウインドブレーカーを羽織り、バス通りへ歩きました。 バス通りに大きなビルがあり、そこで雨をしのいでいましたが、ちょっと雰囲気が悪い。 バス待ちをしている人も数人いましたが、ここに住んでいる感じの貧しい身なりの人が10mくらい先にたまっています。 まずいかな、と思いつつも、雨も激しいので、どうしよう…と思っていると、目の前に車が止まり、男性が話しかけてきます。 最初は怪しんでいましたが、胸に掛けたIDを見せ、 「テキーラエクスプレスに乗っていたよね?、乗せていってあげるよ」 彼らはオレンジチームと赤チームの司会者でした。 車で宿まで送ってもらいました。 最後まで、テキーラエクスプレススタッフにお世話になりました。 行く前から期待していましたが、期待した以上に面白く、またたくさんの人々とのふれあい、スタッフのホスピタリティーに感動しました。 お酒好きさん、踊り好きさんにはおすすめです!