7月上旬にサンクトペテルブルグに10日間行ってきました。初めてのロシア旅行で気がついた点をレポートします。
1.ビザの取得
ロシアの友人に空バウチャーを現地旅行代理店で発行してもらい、メールで受信したPDFファイルをプリントして、ロシア大使館で申請書、写真、パスポートと共に提出して取得。ホテルは、高いので、友人宅に宿泊し、滞在証明は、バウチャー発行の旅行代理店が取得。2年前に現地のメール友を探して、メールを交換し、容易にビザ取得して、ホテル代も節約。なお、友人の知合いが旅行代理店で働いていたため、空バウチャーは無料でした。ただ、手数料を払えば、知合いがいなくても空バウチャーは得られるみたいです。招待ビザだと手続きが煩雑で、時間がかかるとの事でした。
2.空港
大都市には、似つかわしくない小さな空港ターミナルで、ロシア航空でフランクから到着したため、ロシア人が大半で、パスポート検査後、荷物受取り場を経由して、出口に出ましたが、税関には誰もおらず、ロシア語は読めないので、気がついたら出口に出ていました。
3.治安
迎えに来てくれたロシアの友人がたまたま地下鉄でハンドバックの携帯を盗まれたため、ロシア人でもスリに遭うことがあると警戒していましたので、滞在中スリには遭遇しませんでした。滞在中、市内を毎日歩き回っていましたが、全然問題無く、特に治安が悪いとは思いませんでした。夜中に、橋が開くのを見るために、友人の案内で、友人宅から1時間弱歩きましたが、人通りは多くなく、たまにロシア人女性が1人で歩いているのを見かけました。
4.白タク
ネフスキーを歩いていると、若い女性を含めて通行人が普通の車に声をかけて乗車する様子を時々見かけましたが、ロシア語ができないと利用は無理そうでした。
帰りは、タクシーを電話で呼び、市内から空港までタクシーで行きましたが、若い運転手は英語も話せ、空港まで、現地観光案内所でもらった小冊子には、700ルーブル程と書いてありましたが、610ルーブルでした。日本のように流しのタクシーは見かけませんでした。
5.パスポートの携行
日本の観光ガイドブックには、滞在中、常にパスポートを携行するようにとの記述がありましたが、友人は、コピーでもOKとのことで、現地で写真がついたページとビザのページ、出国カードをコピーして、コピーを常に携行し、パスポートは友人宅に置いておきました。実際には、コピーも見せるような機会はありませんでした。現地観光案内所でもらった小冊子にもコピーでOKとの記述がありました。
6.エカチェリーナ宮殿
観光客向けのようで、友人もまた現地に住む別の大学生のメル友2人も行ったことがなく、どのように行くか知りませんでした。ネフスキーの地下鉄を出たところにあるツアー売り場で、当日午後1時に、午後2時出発の英語ガイドツアーを予約しました。英語ツアーを使う人は少ないせいか、ミニバスで、参加者も8人だけでした。ネフスキーは毎日歩いたので、別の日も停車している英語ツアーのミニバスを見かけましたが、日によっては、人数が集まらず、午後2時過ぎても出発していませんでした。ロシア語ツアーに比べて、5割以上英語ツアーは割高で、説明も簡略でした。団体のため、表面入口から入場して、並ぶことなく、すぐに内部に入場できました。確かに、琥珀の間を除いては、庭園も含めて夏の離宮の方が見ごたえがあり、現地のロシア人に人気がないのも納得できました。
7.エルミタージュ美術館
予約無しで、当日11時過ぎに行ったら、既に長い行列で2時間弱待たされました。内部は、わかりにくい構造ですが、特にガイドがいなくても問題はないです。団体客が多く、とても混雑していましたが、団体客が多く集まっている所が、有名な絵画がある場所なので、案内図を見なくても容易に見つけられました。団体客が来ない1階は、がらがらでした。また午後5時を過ぎると団体客がいなくなるため、ゆっくり有名な絵画を鑑賞するのでしたら、午後5時過ぎがお勧めです。また、追加料金のいらない特別展も団体客が来ないので、ゆっくり見られました。
