誇り高き「追いはぎ」にして 栄えある「怠けもの」は・・ あはは。 一番最後に出てくるところが またまたどなたかを刺激するかも知れませんね。 みなさんのおっしゃるとおり 人それぞれです。せっかくだから 見られるものはみんな見てこようという心情は 否定するものではありませんし、若くて元気な頃は、そしてお金も無い頃は・・・アッ今も無いんですが、私もそうでした。 幸いな事に 回を重ねて内外の旅が続くうち 忙しい旅は行ったという事実以外に心に残らない事に気がつきました。 いえもちろん心に残る場所も少なくはありませんが、一概にです。 駆け足ツアーの人が 山ほどの写真をかかえてやってきて、これはどこの写真だっけ・・、これもよくある話です。 キザな言い方ですが 旅はやはり 自分だけのものでしょう。 なんということも無い事が心からはなれない・・・そんな経験が私の中では旅なのです。 ですから もうすこし落ち着いた時間を皆さんの旅に加える事で旅の印象を色濃くする事が出来るのではないかと・・あえて 「追いはぎ」になるのです。 ある町に 「世界で一番おいしいお店」と「この国一番のおいしいお店」 「町内で一番・・・」のお店がありました。 一番はやっていたのは・・・。 昭和の時代では オトコはめったに他人に「この店がイチバンなんだ」とは言わなかったそうです。 たいていは「ちょっといい店なんだ」「おれ 気に入っている店なんだ」。 せいぜい「けっこういける店だよ」・・どまりが褒め言葉でした。 なぜなら 最大級の褒め言葉は己の評価の、いる世間の低さをバクロすることになる・・と。 まあつまらぬ背伸びではありますが。 チョーやら、ゼッタイなんていうのは オンナコドモの言辞である・・なんてことは 自称オムコサンタイプの私の言う事ではありませんが。 ながながと失礼おばしました。