新種のパック旅行

こんにちは、マルコポーロ3さん

>> 絞って」と、せっかく行きたかった所をトピ主から剥ぎ取る輩を
>> 「追いはぎ!」と牽制したせいか最近は「追いはぎ」は静かに
>> しています。それを「怠け者」に変えただけです。

なんかトラウマでもあるんですか?
いいかげんミミタコ状態なんですけど(笑)

旅行なんて、みなそれぞれ自分に合ったやり方ですればいいわけです。
1ヶ月のんびりと1カ所で過ごすのも良いし
目一杯走り回って、見られるだけ見るのも良いと思います。

ただ大多数の日本人がそうだ、とか、ここが一番すばらしい、とか、
この町は見るものがない、といったステレオタイプな断定は
どんなものか、と思うことがありますね。
この町ではこことここが見所。他はつまらない。
ここはこれだけ見れば、すぐに次の町に移れば良い。
2時間あれば見られます。
などという指南に従って動くのなら
お仕着せのパック旅行とあまり変わりません。

別にパック旅行を否定する気はないですし
個人旅行気分も味わえるパック旅行の提唱は
市場の需要も大きいかもしれません。

日本人はなかなかヨーロッパまで行けないから
行きたいところは全部行くべきだ、というのは
まあそれは一つの考え方なのでしょうが、
「怠け者」のわたしなどは、あまり意味がないと思います。

見たい物、素晴らしい景色をすべて見るなんて、どだい無理です。
これとこれとこれだけ見れば、この町で、あるいはこの国で
見るべき物は全部見た、などと言えるわけがないでしょう。

それに何でもない日常の風景にふと気分が動いたり
特に観光地でない「つまらない」町で思わぬ発見をしたり、
というのが、旅の醍醐味の一つだと思うんですよ。
ハイライトばっかりだと心が疲れませんか?

心残りがあるなら、また訪れれば良い。
それができなくても、別に大したことはありません。
人生で重要なことは他にもあります。
いつか再訪することを夢見るのもいいし、
いずれ旅よりも大事なものが見つかればそれでもいい。

旅なんてその程度のものでしょう。

でももちろんどんな旅をしようが自由です(笑)
もう生涯この地に来ることはないから、と
無理をしてでも何もかも見ようとするのも一つのやり方ですし
それが日本人の標準であり、宿泊はYHに限る、
という信念のもとに、旅のスタイルを提唱されるのもいいでしょう。

マルコポーロ3さんのスタイルが好きな人はいるだろうし
アドヴァイスされて感謝する人も多いと思います。

だからそういうタイプの助言は貴重でしょうが
「追いはぎ」だの「怠け者」だの「ニセYH」だのと、
自分と違ったスタイルに対する
マイナスの価値評価 (「悪口」と言う人もいますね) を
断定的に連発するのは、少し慎んでいただければ
もっと気持ちよく掲示板を読めるのだけど、とは思います。