海外送金と、現地生活での融通性

 まず、郵便送金でひとつ思い出したことが。細かい事情は忘れてしまったので、ご興味ある方はご自身で東京国際郵便局なりにしっかりケースバイケースの質問した方がいいです。
 おおまかにいうと、郵政公社の提示するPostal Money Order用安い手数料でカバーしてくれるのは、現地の代表的仕向先銀行までで、相手口座が、例えば日本の田舎でいうところの農協やら信組とかいったマイナー金融機関にあたる所の口座へ送る場合は、一旦、現地大手銀行に入って、為替を組み直して送るって感じになるようで、その時に別途追加手数料がかかる場合もあるような話だったと思います。要するに、郵便局→現地のメジャー銀口座宛ならば、webページ上に書かれた手数料で終わるはずだけど、さらに奥に行く場合は、やってみないとわからない、プラスαの料金がかかるかも、といったイメージです。宅配便でも、例えば大手A社でさえ、ネットワークのない島部などは、現地の運送屋さんを使ったりで、別途料金が上乗せされる、みたいな感じでしょうかね。

 次に、現地生活上での口座比較ですが、パリ在住したことがないので、パリ事情は、先にかいた日系デパート店員などに聞く方が何かと有用な情報があるかとおもいますが、一般的にいえば、地元市中銀行の支店に口座をオープンする方が郵貯口座よりは汎用的ではないでしょうか。オフショア銀なども銀行口座オープンすると、日本の銀行口座と違って、ATMカードとは別に、VISAカードなんかが同時発行されたりするので(銀行によるかも)、それこそ、授業料がクレジットカード払いができれば、いちいち当座小切手を振り出す面倒もないですしね(ちょっと仮定の話ですみません)。そもそも、日本以外にこれだけ町中に郵便ATMが便利に溢れている街は他に存在してないですから。実際、日本の郵貯ATMネットワーク網って、すべて血税投入のなせる技ですから、外国の場合、そもそもATM機自体が日本ほど進化してませんしね。

 公文書発行に必要な残高証明書の体裁は、どこまでオフィシャルなものを要求されるのかよくわからないのですが、普通ベースでたのめば、金融機関ならどこでも現在残高の確認書位は、発行してもらえるものと思いますが、いかがでしょうか。


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1件のコメント

  • 退会ユーザ @*******
    05/09/28 10:23

    Re: 海外送金と、現地生活での融通性

    夜遅くでしたのに、お返事ありがとうございました。

    送金の件、おっしゃっている意味わかります。
    詳しいことは忘れてしまったのですが、東京三菱から送金したときも、ちょっとそれに似たようなことの説明を受けたことがあります。

    ふ~む、郵便局のATMって日本は特に多いというわけですね?
    実は私は、まったくといっていいいほど郵便局のATMを活用していないので、海外送金も郵便局からしようと思うと、自分の銀行から郵便局にお金を移さないといけないのですよね、そこがネックになってあまり使わないのですが、そうするとせっかく払っている税金の成果をみすみす捨てていることになるのかしら......?

    ところで、それでは、doubletreesさんのご意見では、(海外在住の場合は)一般に大手銀行に口座を開く方がよいのではないかということですよね(あるいは郵便局の方に特別の利点はない)、私も漠然とですがそう思って息子にもその線で勧めたので、伺ってほっとしました。

    銀行の海外送金手数料はしかしどうしてあんなに高いのでしょうね...
    数千円とか1万円そこそこ送金するときは、ショックですよ~。おまけに、相手方の口座情報にミスがあるときは、行って帰って往復の手数料を取られると聞いて唖然。まあ、理屈はそうですけど。

    いろいろありがとうございました。
    ところでサワキさん、どうしていらっしゃるでしょうね。
    インターネットカフェ(だとすれば)自体お金がけっこうかかりますし.....。T/Cはうまく換金できたでしょうかしらね。

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    少額の送金(クレカやpaypal利用)

    金融機関って、所詮、手数料商売ですからね。資本主義だから、稀少サービスにはガっツリとるって方針ですよ。日本の郵便送金も、小泉郵政民営化後、郵便送金も、銀行レベルにまで引き上げられる可能性はありますね。

    で、数千、1万円位の送金をいちいちするのに、銀行送金はあほくさいですね。現地クレジットカードでキャッシングするほうが、支払金利が格段に安いとおもいます。昔、ポルトガルで、駅郵便局窓口にVISAマークがあったので、友達がカード・キャッシングしたら、その時の手数料は、他行ATM手数料より安かったみたいです。海外キャッシングと国内キャッシングでは、%とか計算方法が違うみたいなので(ちゃんと調べてないけど、海外の方が安いみたい)、カード会社にもよるので、一応、お調べになってください。前回、JCBの送金サービスのリンクをお貼りになっていらっしゃったから、おわかりですよね。学生には、学生専用カード(手数料なし)とか、お持ちのクレジットカードを親子カードにして、子供用カードを渡すという手もありますね。現地生活でも、現金ばかり持ち歩くより、カード払い基本の方がなにかと安全と私は考えてます。

    蛇足ですが、大昔、ちょっと恐い方法でアメリカに送金してもらっていた人がいました。実家から現ナマを新聞紙何重にもラップして、外見からお金だとわからないようにして、郵便でそのままおくってもらっていたんです。滅失したら補償が一切ないのですが、昔だったからか、きちんと届いていたみたいで、結局、試行錯誤の結果これが一番よかったらしいです。その後、アメリカでは、貧しい郵便仕訳人による金目の郵便物抜き取り事件が方々で横行し、カメラ設置など経て犯人逮捕されるような事がありました。今は、いろいろな送金方法があるので、今はやらない方がいいとおもいますが、SAL便とかクーリエ便なら、郵便物に番号が付され、郵便物の追跡ができるので、どうしても、という場合には、禁じ手として、荷物に込めて現金おくる、というアイディアもありますね。最もああいうのは、表向き、現金・手紙はいれてはいけない、いれてなくしても補償しない、という条項があるはずですが。

    あと、「PAYPAL」に、送金機能があったとおもいます。ペイパルとは、クレジットカードを利用した欧米では有名な決済専門会社です。これは外国通販などでよく利用されており、私もこの6月にイギリスに書籍の支払をするので使いました。買い物と同じ理屈で、確か、ペイパルに相手先銀行口座を設定して、ペイパルがそこへ送金、ものを買ったかの感じで、こちら側にはペイパルから同額の金額がクレジットカード宛に請求されるという仕組みです。通貨はドル建が基本で、こっちの請求へはドル建で入り、カード会社のレート計算での円換算で請求が上がってきましたが、相手着金時は、もしかしたら、現地通貨(ここではユーロ)が選べるのかもしれません。興味があれば、いちお検索してみてください。ただ、日本語サイトはなかったかもしれません。

    >海外送金も郵便局からしようと思うと、自分の銀行から郵便局にお金を移さないといけないのですよね

    あれって、郵便振替口座をつくらないと、送金できないでしたっけね?でも、それだけの事で大幅節約できるのなら、継続的な利用するなら、簡単なことですよね。日本国内の学生の仕送りでも、郵便振替口座が送金手数料が安い(50円位)からと、ぱるるじゃなくて、わざわざ為替口座で仕送りしてもらってる人がいましたよ。ぱるると振替口座では、100円位しか違いませんけどね。