Re: 九寨溝の旅程についてご助言下さい

〔1日目〕　改めて時間を考えてみます。
空港～神仙池入口　タクシーで1時間半弱　専用溝内バス約40分(往復1時間20分)　シャトル車5分(往復10分)ほど　神仙池観光2時間半ほど　ホテルへ10分強　以上で、約6時間ですから、　宿泊九寨天堂インターコンチネンタルとして、19時過ぎチェックインとなります。この日の足は空港からタクシーチャーター(200～300元)。
なお、九寨溝での足もタクシー。

〔2日目〕　終日九寨溝観光　8時入場　日則溝(箭竹海から遊歩道を徒歩開始　これより奥へは無理していく必要なし)箭竹海～熊猫海・熊猫瀑布～五花海～孔雀河道～珍珠灘・珍珠灘瀑布～長海～諾日朗瀑布　以上で日則溝は終了です。以上全てを徒歩ですれば、午後までかかるでしょう。ですから、パンなどの昼食を用意して、休息を兼ねてとってください。
絶対に徒歩観光すべきは熊猫海～五花海です。疲れるようなら、珍珠灘瀑布から諾日朗瀑布へはバスで結構です。また、長海は朝のみ風が穏やかですから、まずここを最初に観光し、次いでバスで箭竹海に行き、順に徒歩で珍珠灘瀑布まで下るコースもあります。
余裕があるならば、樹正溝を犀牛海～老虎海～樹正瀑布～樹正海・樹正寨を目処に歩いてください。もちろん、これを翌日にまわしても充分に回れます。

〔3日目〕　終日九寨溝観光　8時入場　則査窪溝長海までバスで一気に行き、刊行開始、その後五彩池に歩き、ここからはバスで樹正溝に行き、昨日の続きから徒歩観光します。
前日に樹正寨まで観光しているなら、双龍海～臥龍海～火花海～芦葦海～盆景灘と歩きます。以上で、九寨溝の観光は終りです。
本日が樹正溝観光開始なら、老虎海～樹正瀑布～樹正海は徒歩を絶対とし、以後は好みにより歩くといいでしょう。

〔4日目〕　早朝に黄龍へ移動し、黄龍観光後、空港へ。
一　早朝6時半九寨溝をタクシーでホテル出発。
(このタクシーは一日チャーターとして、九黄空港到着まで使用。時間のロスを避けるのと、途中で足の便がなくなることを回避するため。500元程度)

二　9時半ごろ黄龍到着、ただちに入場。
(九寨溝黄龍間は約3時間。この時間だと、早朝九寨溝を出発した中国人ツアー―最大多数―は途中で3・4か所の土産物屋に寄るため、早くとも11時過ぎごろでないと到着しません。また、成都早朝便の客も10時過ぎごろから過半が到着。黄龍のホテルも1軒しかありません。以上の理由で、黄龍の朝は観光客が少ないです。なお、荷物類はタクシーに預けておきます。運転手には帰るおおよその時間を告げておきます。もし中国国内で使用可能の携帯電話をお持ちなら、運転手はまず 100%携帯を持っていますから連絡できます)

三　上りはロープウェーを利用し、最奥の五彩池へ。五彩地到着11時半ごろ。
(ロープウェー乗り場までは連絡バス―入口の左手―で、ロープウェー―約6分―降車後、だらだら道を1時間くらい歩くと―約2キロ―、旧来からの登り道と合流し、その後約30分弱登ると五彩地に。ロープウェーは景観のため黄龍の景観地とは離れたところに設置されているため、合流点まではいわゆる黄龍の景観は望めません)

四　五彩地(約3600m)で休憩を兼ね昼食(約30分)

五　12時ごろ徒歩道を下り黄龍寺・池・滝などを見ながら撮影・鑑賞しながら出口に。約2時間。
(下る道は黄龍寺を過ぎて、玉翠彩池の手前で二本に分かれます。左が旧来の下り道で右が上り道ですが、ロープウェー設置後は上り道が鑑賞路となりこれを下りながら見ていきます。こちらは各池・滝を通りますから。なお、下りだからといって、早足で降りてはいけません。出口でも3100mの高地なので、無理をすれば高山病になりやすくなりますから)

六　14時過ぎに黄龍を離れ、九黄空港に16時前ごろ到着。
(時間に余裕があり、天気がよければ、途中の約4000mの峠越えで下車観光もいいです)

以上です。問題は、この時間では西安便はないと思われることです。ですから、18時以降の成都便が帰りの便となるのではないでしょうか。この点を検討してください。
どうしても、帰りが西安である必要ならば、2日目を黄龍にし、3日目を日則溝・則査窪溝、4日目を樹正溝とすればいいでしょう。これだと、九寨溝での徒歩部分を減らす必要がありますが、この点は上記のことを参考にして検討してください。

この春から、九寨溝の2日間通用の優遇は廃止されました。

最後に、九寨黄龍空港は3500mの高地空港で気象条件も厳しい空港なので、遅延・欠航は夏でも珍しくありません。この点も考慮して、現地で対応できるようにしてください。