08/07/15 01:22

偽警察官

への対策は、日本語だと日本外務省の情報が(更に言うと、一時渡航者向けよりは在留邦人向けの方が)詳しいので、それらをご覧になればすっきりすると思います(以下参照)。
 手口としては相当分かりやすいのですが、ひょっとして本物の警官かもしれないと(事情を知らない観光客に)疑わせるところがプロのプロたる所以のようです。
http://www.anzen.mofa.go.jp/manual/czech.html
http://www.anzen.mofa.go.jp/manual/hungary.html

 尚、チェコ共和国(プラハを含む)やハンガリー(ブダペストを含む)では、身分証明書の(コピーでなく)現物の常時携帯が義務付けられています。
 そして、両国とも、主に不法入国・滞在者の取締のため制服警官の職務質問が行われており、その場でパスポート(等の身分証明書)の提示が求められます。応じない場合は、警察で続きを...ということに十分なり得ますので、ご注意下さい。
 東アジア系の不法滞在者も多いので、日本人も職務質問にあう機会はあるでしょう。(かえって明らかに観光客然としていれば、本物の警官による職質にあうことは少なく、逆に詐欺師に狙われることの方が多いとも考えられますが。)

 但し、財布・現金を見せろと要求したり、私服であったり、身分証を提示しなかったり、所属を名乗らなかったり、最初から現地語でなく外国語で話しかけたりしたら(疑わしい順に列挙)、かなりの高確率で詐欺師と思った方が良いでしょう。
 判別がつかない場合は、外務省情報のチェコ編にあるように、現地警察にその場で電話して確認するか、あるいはガイドブックによく記載されているように、「日本大使館に電話する」と告げる(必要なら本当に電話する)ことで対処できると思います。これらの手段を講じる前に人通りのないところに移動するのは、絶対に避けるべきです。

 最善の対策は予防かも知れません。隙を見せず、毅然と行動していれば、詐欺師に狙われる確率は著しく減ると思います。
 あまりご心配なさらず、楽しいご旅行になりますよう。

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