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08/07/08 19:13

サイババは二人います

サイババと言いますと、あのサボテン頭をして
手品みたいに壺から砂を延々と出す、その人物だと思っていませんか。
これですが
http://www.sathyasai.org/default.htm

彼の名はサティヤ・サイ・ババです。1926年に生まれました。

もう一人は、シルディ・サイ・ババ。1918年没です。
僧侶風の人、白髭をたくわえて、白い頭巾をかぶった、やせ細った老人。
ではありませんでしたか ?


サイとは「聖なる」という意味でババが「父」という意味で
サイババと続けた名前になっております。

で、今生きているサティヤ・サイババが14歳のときにシルディ・サイババの生まれ変わりだと名乗り出て
プッタパルティという町にアシュラムを構えて
数多くの信者を集めているわけです。

インドの神々のブロマイドに混じって売られている肖像は
シルディ・サイババです。


どうした話の筋道で、新しくなったと言ったのか分かりませんが
インド人がサイババのことを外人から尋ねられたら、シルディ・サイババを指し示すのが普通というか当たり前です。

インド人の家を訪問すると
よく知られた色彩豊かなヒンドゥーの神々の絵がまつられていて
その横には多くの場合、シルディ・サイババの肖像画が張られています。


それでは、テレビでも奇跡か手品かで話題になったほうの
サティヤ・サイババのほうは、みんな聖者として崇められているかと言えば
そうした感触は受けませんね。聞いた限りでは
たいていのインド人は、あんな者はインチキだと言い切っていますよ。


本当のサイババというか、庶民に信奉されているのは
1918年に死んだほうのシルディ・サイババです。

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1件のコメント

  • 08/07/08 20:42

    そうだったんですか~\(◎o◎)/!

    ブーバー様、こんばんは。

    非常にわかりやすい説明ありがとうございました。
    なるほど、なるほどです!

    実を言いますと私はそのサティヤ・サイババという人のことも
    よく知らなくて、で、インド人に聞いてみようと思ったのです。

    でもブーバー様の説明通り、インド人に教わったのはまさにその
    シルディ・サイババだったみたいです。
    私もあまり英語が得意ではないので聞き間違えたようです。

    そう、サイババに毎日祈っていると言っていました。

    これで納得です。モヤッとが晴れました!!


    それにしても、今ネットで調べた所、シルディさんはとても
    偉大な人だったのですね。
    へなちょこピーナッツなんて、失礼致しました、、、

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