希望通りになるのかな? 確かに、物価の感覚からは一ユーロが120円程度だろうと思います。 昨年の6月に、異様に暑かった中欧の何もない空港で足止めをくらった さいに、冷たいものでも食べようかと思って、日本で定価100円で売ら れているアイスクリームが2ユーロとか。頭がくらくらしました。 ユーロ高では輸出が下がるとか、後発の参加国がユーロを下げるとか、 そのうち下がるという観測は外れ、160-170円でここのところ安定して います。 日本もインフレ傾向ですが、欧州と違って金利を下げろという声は与党 中心に強いものの(少なくとも春の時点では)、上げろという声はなか なか聞こえません。 最近は、「これからは資源と食料を持つ国が有利」という説もあるよう に、両者とも欠如している日本には良い話はありません。資源を輸入して 良質の製品に仕上げるというこれまでの手法も、技術が海外に流れ、競争 力もなくなってきている状況では先行き暗い。 円が復活するのか?ということに関しては希望はあるが、現実には無理で はないかという気もします。今の東京の百貨店を支えているのが中国から の富裕層であり、このままでは、日本は治安が良く、食事も美味しく、物価 も安く、医療も高水準な海外の富裕層のための「リゾート地」となるのでは と言っている人が居ました。 昨日あたりのニュースで、この夏の海外予約が前年比7%の落ち込みという ことが伝わられていました。物価高、燃料費高騰、対ユーロでの円安、 現地のインフレなど、否定的なことばかり。さらに労組が強い欧州に比べ、 ストライキ自体が悪とされる日本では、物価は上がるものの賃金は上がらず、 むしろ様々な理由で下げられる。これから益々海外旅行は減るかも知れませ ん。
グラナダ、中国人の観光客がいっぱい。 JORGEさん、セビ-リャからリスボンまでのバスの件では詳しく教えていただきありがとうございました。 とっても快適な7時間の路線バスでした。 JORGEさんがコメントしていらっしゃる中国の富裕層の事ですがグラナダ、セビ-リャ、中国人のツア-、個人がいっぱいで日本人はあまり見掛けませんでした。 けっこう上品な中国人でおっとりしていました。 特にグラナダのアルハンブラにおいては右も左も中国人、あららの一言です。 セビ-リャの有名なフラメンコのロス・ガリヨスも客のほとんどが中国人、ほんと驚きました。 中国のイメ-ジが変わった気がしました。