オーロラの話

私は南半球は南極へも行きましたが夏のためオーロラは見ませんでした。

北極圏では複数回見ましたが、運ですね。今年は未だ太陽活動が静寂期のため見える確率は少な目です。

最新のニュースです。
オーロラは地上400KMぐらいにある電離層の高さ付近に出ます。
短波通信は電離層反射のためオーロラの出現率と相関しています。

ロシア、ノルウェー、ドイツ、スェーデンの宇宙物理学者が高出力の短波送信所から発信された強力な電磁波がオーロラを引き起こす事を発見したそうです。

ノルウェーのトロムソの送信所からの電波について地上からと衛星からの観測で確認されたものです。
このニュースは今月号の日本短波クラブ会報に載っていたものです。

人工降雨を起こす現象に種がないと起こらない所がなんとなく似ていますね。
アマチュア通信でもオーロラ伝播と言う現象がありますが、いずれにしても電離層が活発な2012年ころが一番望みがあります。

今年の太陽活動は最低期をようやく脱して上向きに向かう事を期待されています。(18世紀から観測を始めて11年周期の24サイクル目)