アランヤプラテートへの行きかた

ファランポーンから直通列車は1日2往復、
朝の機関車牽引の客車列車(8両程度)は6時間、
午後のディーゼルカー(4両程度)は4.5時間ほどかかる。
帰りの発車順序は逆になる。 非冷房3等のみ、運賃48B。

カンボジア国内までレールが続いており、
以前はトクトクで15分程度の国境近くにあった仮停車場まで
列車が走っていたようだが、現在はアランヤプラテート止まり。
ホームの駅名標にも以前はカンボジア側の駅名「POIPET」が
書かれていたが、今は5km先の「KLONGLUK」になっている。
タイ~カンボジア両国の入管の間にカジノを建設した際に
レールは撤去されてしまったとのこと。

街そのものは見るべきところもなく、どこにでもある静かな田舎町だが、
国境には結構大きい市場・食堂などが並んでおり、喧騒をきわめている。
しつこい客引きが多く少々辟易するが、
荷車などをひいて国境を行き来する民衆を眺めるのも一興。
タイ側から、アンコールワットを模したカンボジア側のゲートが望める。

カンボジアへのビザは、国境の入管でオン・アライバルで取得できる。
タイを出国後カジノへ行き、カンボジアに入国しないでUターンできるかは不明。

今後もいい旅をお続けください。

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