使うカメラにもよる 空の青さは各社の個性がでます。フィルムカメラの場合はフィルムの 特性+現像所の個性も関係していたのですが、デジタルの場合は、 撮像素子は数社に限られるため、発色はむしろその処理法に依ると 言って良いでしょう。勿論、入力情報そのものを調整するフィルター の使用も色を左右します。 問題は、デジタルカメラと言っても、一眼レフタイプなのか、高性能 なレンズ一体型なのか、全てお任せコンパクトタイプなのかです。 フィルターを付けるユーザーなど想定していないものは、そもそも 付ける余地がない。 またホワイトバランスも細かく調整可能な中級から高級デジタル一眼 レフ、コンパクトからの移行組を想定した初級用のものまで様々。 普及型のコンパクトタイプだとそのような設定もない(何とかシーン とかになっていて)ものも多いと思います。 本当は、そのような「絶対失敗できない」シーンはRAWで撮り(RAW+ JPEGが可能な機種もある)、後で加工するのが一番でしょう。 零度付近になると機械側の問題が出てきますが、そこまで登らないで すよね。
安物なので・・・ JORGE さん アドバイスありがとうございました >フィルムカメラの場合はフィルムの特性+現像所の個性も関係していたのですが そうなんです、写真屋さんに頼むときには 「高地で撮ったので 空は真っ青なんです」と言っておかないと日本の「空色」を基準にされてしまい、全体のバランスがおかしくなります。 フイルムのカメラも結構好きなので、これからも使用する予定なのでもう少し勉強してみます。 昨年購入のデジカメは、全てお任せコンパクトタイプです。 すべての機能を把握できないし、カメラに振り回されている感じです。 基本設定を覚えるのが先なので、まだ高度な設定は無理そうです。
蒼さ こんにちは。 >「高地で撮ったので 空は真っ青なんです」と言っておかないと >日本の「空色」を基準にされてしまい、全体のバランスがおかしくなります。 この場合、お店でプリントしてもらう際に 『補正なしでプリントして』とお願いしとけば、撮ったままの色で焼いてもらえます。 写真の裏側を見てもらえれば分かると思うのですが、コマの番号の他に、 『NNNN』の様にアルファベットが3文字~4文字並んでいると思います。 で、これがANNNやN1N-1などになってるとプリント時に補正(色をいじられてる)されていて、 (大抵、プリントする際にそのオペレーターが良しとする色に補正されます。) 『NNNN』であればプリント時の補正が一切ないことが分かりますよ。 (左からCMYの補正値を表していて、一番右が明るさの補正値です) これは、デジカメプリントをするときも同じです。 FUJI FilmのFdiネットプリントなどでは補正ありなしを選んで注文することもできます。 それから、最初のトピのご質問ですが、 カメラ側(フィルム・デジタル問わず)で、高地用などの設定はありません。 空を真っ青に写したい場合は、露出をアンダー目(=写真の仕上がりを暗め)に撮影すれば蒼く写ります。 また、最近のデジカメはポートレートモードや風景モードを切り替えることによって 撮影時のハード的設定(=シャッタースピードと絞り→ぼかすかくっきり写すか)が変化するだけでなく CCDからの電気信号を画像へ変換する過程でも、階調をやわらかく再現するか コントラストを強めに再現するかなどのソフト的な設定も変わるものもあります。 デジカメも場合、何枚撮っても”タダ”ですので、あれこれ設定変えて色々試されてもいいと思います。