おまけ:トラブルクイズ

一昨年、オフシーズンのコルティナに行って遭難しかけたり、
昨年はパリに行ったら大規模なストライキだったりと、そういう
報告を期待している方もいらっしゃるかもしれません。
残念ながら、今回は大したトラブルはありませんでした。(笑)

それだけじゃナンなので、宿に関するちょっとしたトラブルを
紹介します。

ヨーロッパをレンタカーで回っていると、小さな町でも、たいてい
宿はあるものです。

ある日、小さな町でそろそろ宿を決めようと思って、その辺の
おばちゃんに尋ねてみた。町にはないが、田舎道を10kmほど
行ったところに宿があるとか。人家も乏しい道を10km行って、
さらに細い脇道に逸れて山の中を2kmほど行ってみた。

こんなところに一体誰が泊まるんだろう? もしかして、よぼよぼの
おばぁさんが出てきて、“ありゃ、今年○人目のお客さんだよ。
急いで雨戸を開けなくちゃ”といった感じだろうか。

ところが、着いてみると結構本格的な宿がぽつんと。
で、今晩泊まりたいと聞いてみたら、「Today,full!」と断られた。
(実際、裏の駐車場は満車) なんでやねん!

仕方がないので、隣の町まで30kmほど走る。

また、おばちゃんに尋ねてみると、“ついていらっしゃい”と
わざわざ自宅から車を出してきて、宿まで先導してくれる。
そして、町から少し離れたところの宿を紹介してくれた。

おばちゃんはそのまま宿に入っていって、“なんか変な東洋人が
来てるんだけど、おたくで泊めてくんない?”とかなんとか、
交渉までしてくれる。(笑)
(ここまでしてもらうと、宿が気に入らなくても断りにくくなるが)

さてその宿は、1階がレストランになっているが、なんか様子が変。
飾り付けなどをしており、どうやらパーティーか何かが行われる
らしい。

「レストランは、夕方6時から貸し切りパーティがあって使えないわ。
宿の方は、開いた部屋があるから、泊まれるけど。それでいい?」
とのこと。まぁ、車はあるのだから、夕食は町まで出ればいいか。

「あっ、パーティ用に食事は作るから、適当に見繕って部屋まで
持って行ってあげるわよ。」
そいつはありがたい。

さて、部屋の方を見せてもらうと、ドミトリーだった。ドミトリーに泊まった
ことはほとんどないが、まぁいいか。貴重品の管理が心配だが、いざと
なったら、レンタカーに隠しておこう。
「うん、ドミトリーなんだけどね。今日、この部屋に泊まるのはあんたしか
いないから、自由に使って。もう鍵も渡しておくよ。」
なんだ、それならドミトリーというより、よけいなベッドがたくさんある大きな
部屋みたいなもんだ。部屋にはトイレも、シャワーもあるし。
これなら、全然問題ない。

これで、1泊1400円とのこと。夕食は470円。安い!凄く安い!

6時になると、夕食が運ばれてくる。メインディッシュ(肉のロールキャベツ?)
にジャガイモ、うどんのようなスープにジュースも付いてくる。
どれも美味い。全部食べた。

ところで、ポーランドの6月は日が長く、9時まで明るい。暇なので
周辺をドライブしてくる。おかげで夕焼けの変な写真も撮れた。
http://doga.jp/~kama/tabi/poland/farm4.html
もちろん、念のため荷物もちゃんと車に載せておいた。

そろそろ日没なので、宿に帰って寝よう…

さて、突然ですが、ここで問題です。

私は既にある判断ミスをしています。
そのために、この後ひどい目に合います。

さて、どんな目に合うのでしょうか?(笑)


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2件のコメント

  • おかえりなさい!

    ご無事にお帰りになられて何よりです
    綺麗な緑のお写真 目の保養をさせて頂きました


    クイズの答えは あまり思いつかないのですが 苦し紛れに1つ

    帰ってみると レストランでのパーティーは 未だ終わっていなかった
    それどころか 日没頃から 更なる盛り上がりに向かうところだった
    実は パティーのために 宿泊客へ迷惑がかかる事は 予想されていた為
    その夜の宿泊客の予約は とっていなかった
    それ故 他の町の宿が混んでいる程であったのに
    ドミトリーの部屋を 余裕で占領できたのだった
    折角 宿に戻ってゆっくり寝ようと思っていたいたのに
    一晩中うるさくて 眠るどころではなかった
    やけになって そのパーティーに参加して 一緒に朝まで騒いだ


    ブーですか?

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    Re: おかえりなさい!

    ピンポン! 正解です!
    (さすがにパーティーに参加はしませんでしたが)

    そうなんです。
    パーティーというと、日本の感覚で2,3時間で終わると
    勝手に思いこんでいたのですが、あちらのパーティーって
    夜通し、朝までやるんですね。知らなかった。

    何しろ、壁やベッドが振動するような大音量。
    でもって、30分ぐらい続いたら、急に静かになって、
    やっと終わったかと思ってウトウトしたら、また
    いきなりバーン!と…。
    これはさすがに寝られません。

    最初に宿の方が、「6時からパーティやるけど、いいか?」
    と聞いたのは、夕食がとれないよという意味ではなく、
    朝までうるさいぞという意味だったんですね。
    これは先方を責められない。

    でも、ゲーセンアリアさん、よく分かりましたね。
    同じような経験でも?(笑)

  • (¬●¬;) されど、扉は開かれず・・・


    >もちろん、念のため荷物もちゃんと車に載せておいた。

    ”変”な東洋人の「荷物」が無いので、とんずらかった!!!
    っと思われ、重い木の扉は、開かれることなく、深夜の人里
    離れた村の一角に、レンタカーと共に取り残された・・・

    さぁ、なおみかさん、この推理は如何に?

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    Re: (¬●¬;) されど、扉は開かれず・・・

    ブブー 残念(笑)

    そもそも、部屋の鍵をかけて
    出かけたので、荷物の有無を
    チェックされることはありません。

    それに、先払いなので、とんずらかっても
    意味ないし。

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